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2017年1月20日 (金)

ケネディ大使と上杉鷹山

 キャロライン・ケネディさんは、2013年から17年1月まで駐日大使を務めた。優しい笑顔と、ケネディ家のお嬢様としての品格・人柄で、多くの日本人に好感をもたれた大使だった。
 その彼女が山形県米沢市にある上杉鷹山の銅像を訪れていたことを、新聞で知った。彼女の父ジョン・F・ケネディ元大統領が、最も尊敬する日本人として上杉鷹山の名前を挙げたこともその新聞から知った。
 実は僕も上杉鷹山を尊敬している。彼の有名な言葉『 なせば成る  なさねば成らぬ  何事も    ならぬは人の  なさぬなりけり  』を書いた板は、僕の書斎に飾ってある。
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 9年前に山形県を旅行した時、その銅像を見学し、売店で買い求めた。要するに、なにごともやる気があればできる、という戒めのことばだ。
 この言葉そのものは、安倍首相やトランプも座右の銘としたいだろう。問題は、何を成すかだ。
 軍拡・差別的な政策・沖縄辺野古新基地建設を成すために、本気でやる気持ちになられても困るし、歴史は評価しない。
 上杉鷹山の偉いところは、貧しい農民を搾取するのでなく、彼らが豊かになることが藩財政を立て直すという理念を持ち、まず自らが質素倹約して税金の無駄使いをやめ、農民が豊かになれる産業(紅花に代表される)を興した点だ。
 借金まみれの藩財政を立て直した政治力は、鷹山の強い信念と意思力から来ている。そのリーダーシップに部下や農民が信頼をおき、皆が力を合わせたから、成功した。
 ところで話をキャロラインさんに戻す。彼女の功績は多くの日本人に好感をもたれた点だが、日米関係(特に政治・軍事)においては、単にアメリカ政府の一員に過ぎなかった。特に沖縄の人々は、がっかりしている。オスプレイ撤去・新基地建設阻止・日米地位協定改定・米軍犯罪根絶、どれひとつ実現していない。本国政府に、彼女が沖縄の民意をどのように伝えたのかもわからない。
 この問題では、オバマ大統領も同じだ。個人的な人柄と、国と国との関係では別物だ。
 

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