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2017年2月 9日 (木)

南スーダン現地情勢報告「戦闘」を、言葉で誤魔化す政府・防衛省  これは日本軍がかつて常用した言葉のごまかし

 南スーダンに派遣されている陸上自衛隊が、昨年7月の現地情勢分析として、「戦闘」と報告しているにもかかわらず、政府・防衛省はその事実を隠し、自衛隊の武器使用拡大・駆けつけ警護容認の閣議決定をしていたことが明るみに出た。
 今、国会でそのことが大きく取り上げられている。かつて大日本帝国陸海軍は、事実を言葉で隠し、戦線拡大、そして敗戦、結果として日本人を含む大勢の人々が犠牲となったが、今日でも同じ言葉のごまかしを行っている。
 問題の報告は、昨年7月11,12日付け現地部隊日報「日日報告」。黒塗りされた箇所が多いが、それでも現地の緊迫した様子が分かる。
『 宿営地5,6時方向で激しい銃撃戦 』  『 今後もUN(国連)施設近辺で偶発的に戦闘が生起する可能性 』  『 戦車や迫撃砲を使用した激しい戦闘 』
 上記の報告や国連独自の分析、海外メディアの報道などを合わせると、昨年7月の現地情勢は紛れもなく戦闘状態であった。
 この事実を把握していながら、政府・防衛省は安保法制を具体化するため、現地からの報告を公表せず隠した。
 昨年9月にジャーナリストからこの日報の情報開示請求を受けたが、「廃棄した」として不開示。
 河野太郎自民党衆議院議員の要請で、再調査したら電子データがあったとして、やっと2月に出てきた。
 この報告が昨年秋の国会で自衛隊の武器使用拡大・駆けつけ警護容認問題が大きな論点になっているときに明るみになっておれば、政府の「現地は平穏」答弁のウソが明確になり、自衛隊法改正案は廃案になっていただろう。
 言葉で国民をだます。いつか来た道を行っているようで、末恐ろしい。

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