辺野古埋め立て準備工事今日始まる
いよいよ辺野古新基地建設のための埋立準備作業が今日から始まる。お昼に入った知人からの情報では、ゲート前に200人、海上にはカヌー16艇が出て、工事阻止活動。
コンクリートブロック投下は今のところ阻止しているようだ。(12時現在)
沖縄の民意(新基地建設反対)ははっきりしている。名護市長選、知事選、県議選、衆参院選挙で、基地建設反対の候補者が勝利してきた。
民主主義のルールに基づき、これほど明快にNO!の民意をしめしているにもかかわらず、日米政府は工事を強行して新たな基地を作ろうとしている。
民主主義は、アメリカにおいては先住民や白人以外の少数者に適用されず、日本では沖縄に適用されない。これは差別である。
今日沖縄の人々は、どれほど悔しい思いをしているだろうか。日本政府は基地負担軽減というが、誰もそれを信じている者はいない。
オスプレイその他の軍用機事故や米兵犯罪が相次ぎ、危険な訓練・騒音被害が増大している。普天間基地が移設されても、辺野古新基地は普天間をはるかに上回る機能強化された基地となり、より激しく危険な訓練が沖縄の北部地域で展開される。
辺野古の海は本当にきれいだ。サンゴ礁やジュゴンの藻場がひろがり、軍港となる大浦湾は魚の産卵と育ちの場である。
その海に、重さ11,2トンから13,9トンのコンクリートブロックが投下されようとしている。そして護岸工事をはじめ、春以降、土砂を埋め立てる。
自然と人間が泣いている。僕はある事情ですぐ現地に飛んでいけないのが残念でならない。
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宮古島市長選と浦添市長選の結果はどう見ていますか?
先生の見解をご教授ください。
投稿: 質問 | 2017年2月13日 (月) 18時19分
僕の考えは間違っているかもしれませんが、(違っていたら違うと教えてもらいたいです) 先生のような活動をされている方(左翼思想の方?)って自分たちの応援している候補者が勝てば「これが民意だ」と言って、負ければ「民意が反映されてない」と選挙(民主主義)を否定するような感じがします。違うのかもしれないですがなんかそう僕には見えてしまっています。みんなそうなのかなぁーって。
せっかくこのような大変意義のあるブログをやってくれてますので一般市民の僕にもご教授ください。
投稿: 同じく | 2017年2月18日 (土) 11時54分