議員としての仕事
昨日朝、悲しい光景に出くわした。5月3日伊藤千尋さん講演会の宣伝を袋井駅前でやり、帰ろうとしたときの出来事である。
袋井駅南口の駐輪場が狭く、高校生たちの自転車の置き場がなかった。電車の時間が迫っているので、高校生たちは、はみ出したところや、置いてはいけないところに止めようとしていた。それを必死でやめさせようとする管理人。
管理人の立場からすれば当然の指導。一方、高校生たちは戸惑い、中には勝手において駅に走っていく者もいる。
僕はしばらくその光景を見ていて、管理人に声をかけた。「ご苦労様。大変ですね」と。管理人は、「毎朝この繰り返し。困っています。」
問題の本質は、高校生のモラルでなく、あまりにも狭い駐車場が原因である。
実は駅南口には空き地がある。ここも駐輪場にすれば、解決する。
そこで、ちょうど昨日、市の幹部職員(市長も含めて)と当選した全議員との顔合わせ会があった。駐輪場を管轄する担当課の課長さんに、朝目撃したことを話し、先ずは現場を見てほしいと話した。
すぐ行きますと言っていたが、午後3時過ぎに駐輪場の管理人室を訪ねたところ、まだ来ていないとのこと。
管理人に空き地の利用を話したところ、所有者は良く分からないとの返事。jr東海の駅事務員に聞くと、jrのものでないことが分かった。
夕方5時前に、担当課長に電話。「明日朝
、現場を見に行きます。」との返事。空き地は市の所有かどうか尋ねると、調べてから返事をするとのこと。
30分後に課長から電話。「今、現場を見てきました。空き地は市の所有です。」
僕からの電話で現場を見に行ったことは評価したい。しかし来年、屋根付きの駐輪場を建設する担当課の課長が、現在の仮の駐輪場から100メートルも離れていない空き地が市の所有であることを知らないことに驚いた。
区画整理組合がその空き地(駅南の一等地。もう3年間空き地のまま、放置されている)を管理しているそうだ。
課長に、区画整理組合はどこにあるか聞くと市役所にあるとの返事。都市計画課内だ。僕から直接空き地を暫定的に駐輪場に解放してほしいと頼んでもよいが、貴方からまず依頼してほしいとお願いした。
さてどうなるやら。僕が市の幹部なら即日、空き地を困っている高校生や管理人のために開放する。
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