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2017年9月14日 (木)

2017年夏 韓国レポート 最終回 文章編

 韓国の旅で報告したいことはいっぱいあるが、今日で議会一般質問が終わり、その報告やら他に書きたいことがたくさんあるので、ここらで一区切りにしたい。
 例によって写真と文章を掲載しようとしたら、全部消えてしまった。文章と写真編の2回で終わりとしたい。
 27日、タブコル公園を久しぶりに訪れた。ここは1919年3月1日、日本の植民地支配から独立しようと、この地で独立宣言をした場所として有名である。僕は1995年8月15日、日本から解放されて50年の節目の光復節の日に、友人のユンさんと共にここを訪れている。
 政府主催の大きな式典は景福宮前で行われ、そこにも参加したが、タブコル公園での民衆レベルの催しのほうが、喜びを爆発させているように感じた。
 その後何度もここを訪れている。日本人を見かけたらこの公園の案内をしている柳(ユ)さんとは2回この地で会っている。
 今回久しぶりに訪れて、驚いたことがある。朝早く行ったので、門は閉じられていた。以前は自由に入れたと記憶している。大通りから見えない公園の塀のあたりに、いわゆるホームレスの人たちを10数人見かけた。朝からマッコリを飲んでいる人もいる。
 韓国の経済発展は著しいが、同時に格差も生み出している。9時に開門となったが、その人たちは中に入ってこない。公園の中はきれいに整備されていた。以前はお年寄りがたくさん集まり、将棋をさしたり、だべったり、木陰で休んでいたりと、とにかく老人が集まる公園だったが、今はその面影が全くない。
 
 豊かになった老人たちは、なにもここに集まらなくても行くところはたくさんある。地下鉄やバスは無料となっている。
 僕は独立宣言の碑を見ながら、沖縄に思いを寄せた。大和政府による強権支配から、沖縄の自治・独立を願う人々が増えている。
 民主主義による選挙で選ばれた知事・国会議員・市長が、辺野古新基地建設反対を訴えても、全く耳をかさない日本政府。植民地支配と同じ構造に置かれている沖縄の人々が、独立を志向するのは当然だと思う。
 タブコル公園には独立闘争の過程で日本軍に弾圧され・殺されるレリーフがたくさんあり、僕はそれらを丁寧に見ながら、再度沖縄に思いを寄せた。辺野古キャンプシュワーブゲート前での、また海上での権力による弾圧は、このレリーフのように残虐ではない。
 しかし、いつか本当に独立を求める大きな運動が盛り上がり、集会やデモとなった時、どうなるだろうかと恐ろしくなった。
 25日、ヨンイン市の法輪寺訪問についてはレポートしたが、午後他に3か所見学した。1つは、農村体験施設。大都会ソウルの子どもたちに自然や農村の生活、生き物・作物などを見学・体験させる施設だ。
 ここから寝姿の仏で有名なお寺に行こうとして、タクシーを施設の人に呼んでくださいとお願いしたところ、タクシーがここまでは来てくれないと分かり、その事務職員が自分の車でお寺まで送ってくれた。カムサハムニダ!
 寝姿の仏さんのお寺の門前に高級なレストラン(カフェ)があり、しばらくそこで休憩した体験。
 中年の奥さんたち4名が、楽しそうに食事をしながらしゃべっている。都会から車でこの地に集まり、食事と会話を楽しむ光景を見て、韓国の豊かさを実感した。
 最後はエバーランドにあるホアム美術館を見学。サムソンの創始者が立てた美術館。広い庭園が立派。落ち着いた雰囲気。ソウルの喧騒から逃れ、心を洗うことができるところだ。
 この美術館のさらに奥にゴルフクラブがあり、入ってくるのは高級車ばかり。サムソンの関係者なのかな?
 エバーランドは遊園地。夏場は夜でも営業している。僕が帰るのと入れ違いに、大勢の家族連れがやってきた。
 北朝鮮との緊張はみじんも感じられない普通の週末(この日は金曜日)の光景だった。

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