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2017年9月10日 (日)

韓国レポート その7 知人カン・キホンさん

 8月26日、ソウル市庁地下鉄駅で、知人のカンキホンさんと待ち合わせをして、近くの食堂でお昼を食べながら色々なお話をした。
 彼とは4年前の第5次21世紀の朝鮮通信使友情ウオークで、静岡から東京まで一緒に歩いて親しくなった。東京にある韓国文化院の院長、さらには韓国観光公社の副社長を歴任され、退職してからのウオーク参加だった。日本語が堪能で、日本人の友人・知人も多い。
 大統領をめぐる韓国の激動について尋ねたら、彼もろうそく集会に何回か参加したとのこと。パククネ元大統領やサムソントップの逮捕、さらにサムソントップへの有罪判決に対し、それは当然、国家に損害を与えたと、明快な答えが返ってきた。
 北朝鮮との緊張について尋ねると、「我々は慣れている。これまで何度も北朝鮮の挑発があった。しかし戦争になるとは思っていない。」と、これまたさばさばした答え。
 僕が彼との会話で驚いたのは、カンキホンさんは日本に徴用され亡くなった身元の分からない韓国人の遺骨返還運動に関わっていたことだった。
 今年8月に、東京東村山市にある国平寺に安置されていて身元が分かった遺骨が、韓国に里帰りし、カンキホンさんはその式典に参加されておられた。写真を見せてくれたが、雨の中、そのセレモニーが執り行われていた。
 国平寺の住職は、北朝鮮籍とのこと。機会があればその寺を訪れ、住職にお会いしたいと伝えたところ、後日メールでその資料が送られてきた。
 25日にヨンイン市にある法輪寺を訪問し、帰郷祈願碑にお参りしてきた話と、黒田福美さんのことを話した。
 すごく興味を持ってくれ、その場でスマートフォンを取り出し、黒田福美さんのフェイスブックにアクセスし、確認。10月の法要のことも調べてくれた。是非行ってくださいとお願いした。
 韓国でヒットしている長崎軍艦島の映画のことも話題に上った。僕は24日夕方宿の近くの映画館でその映画を観た。フィクションと歴史的事実が入り混じる映画だが、フィクションのほうが多い。スリルとアクションに満ち、上手に作られれているが、誤った認識がされないか心配になる映画でもある。
 このことを彼に伝えると、「韓国人は映画はフィクションであることを理解している。自分も観たが、娯楽として見ている。」との答えが返ってきた。
 ソウルに今年できた徴用工の像を見たいと伝えると、帰りの電車の途中駅(ヨンサン駅)広場にあるから、一緒に行こう、自分もまだ見ていないと、うれしい提案。
 真新しい像は、ヨンサン駅広場のバス停近くに立っていた。このあと続編で写真をアップします。
 今、日本と韓国政府の間で、この問題がホットになっている。日本政府は解決済みの立場だが、僕はそうは思わない。個々の被害者及びその遺族に、日本政府としての謝罪と補償がなされていないからだ。
 これは軍慰安婦・日本軍兵士として死亡した人々に対しても、日本政府の立場は一貫して冷淡だ。
 国家の政策として筆舌に尽くしがたい苦痛と被害を与えたことを、まずもってその責任を認め、謝罪し、補償するのはまっとうな国家として当然なすべきである。
 それをせずに、逆にその歴史的事実をゆがめる発言を政治家がやっている。教科書からもどんどん記述が少なくなっている。日本の裁判所は被害の事実は認めるが、政府に補償・謝罪をしろとの判決は出さない。この種の裁判では、全て原告が敗訴。
 このようなことを繰り返すから、日本と日本人は信頼されないと思う。この点、ドイツを見習うべきだ。
 

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