韓国レポート
韓国から27日夜戻り、そのレポートを5回書こうとしているが、毎回途中で突然記事が消えてしまうトラブルにあっている。写真をアップした後、そうなる。そこで6回目のトライは写真無しにする。
僕が訪問している間、北朝鮮のミサイル発射と韓国軍・米軍の共同演習で緊張が高まっているときだった。
特に日本では過剰なまでの北朝鮮脅威キャンペーンが今も続いているが、韓国社会のそれへの対応について書きたい。
いたって冷静。日常生活は何ら変わらない。テレビの報道も抑制的。26日、知人のカン・キホンさんにお会いし、この問題についてどう思っているか聞いた。彼は東京にある韓国文化院の元院長。その後韓国観光公社の副社長も歴任されている。日本語はペラペラ。
『 韓国は慣れています。いままで何度も北朝鮮の軍事挑発があり、今回の北朝鮮の挑発に特に驚いていない。戦争にならないと思っています。』
彼の言葉通り、韓国の日常生活はいたって冷静・普通。なんらこれまで(僕は20回以上韓国を訪問している)と変わりなかった。
26日、北朝鮮が3発ミサイルを日本海に打ち込んだが、この日の夕方、漢江のクルーズに乗りたくて、乗船場に行った。そのあたりは広い河川公園になっており、夕涼みの市民ですごい人・人だった。
面白いのはかやのようなテントを張り、その中で食事したり、おしゃべりを楽しんでいる風景。家族で来ているグループや恋人同士が多い。
26日昼食を知人のカン・キホンさんにごちそうになった。彼はと東京にある韓国文化院の元院長。その後韓国観光公社の副社長も歴任されている。
北朝鮮問題でどう思うか聞いた。カン・キホンさんの答え。 『 韓国はこれまで何回も北朝鮮の軍事挑発を受けている。砲撃事件もあった。もう慣れています。戦争にはならないと皆思っています。』
韓国の対応に比べ、日本社会は異常だと思う。29日には太平洋上にミサイルを発射されたが、学校が休校になったり、列車が一時運行を見合わせたところが出たりした。
新聞の号外も出され、テレビはそのニュースばかり。北朝鮮の脅威が叫ばれた。
この日韓の違いを冷静に分析すべきだと思う。北朝鮮の脅威をあおって、それが社会に何を、民衆の意識に何をもたらすのかを。
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