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2017年9月28日 (木)

安倍首相が衆議院解散を「国難突破解散」と名付けたことについて

 北朝鮮のミサイル開発・核実験、そして日本上空を飛ぶミサイル発射を、「日本の危機=国難」と、国民に不安・恐怖心を煽り立て、そしてついに衆議院解散の大義の一つを、「国難突破」にした安倍首相の狙いは、戦前の軍部と同じやり口で大衆をだまそうとするものである。
 国内の諸問題から目をそらし、とにかく今は「国難だ」、北朝鮮の脅威から国民を守るのは防衛費を増額し、憲法9条に自衛隊をきちんと位置付ける憲法改正を目指す自民党以外にないと、世論を誘導する戦略だ。
 本当に北朝鮮のミサイル開発が、「日本の国難」だろうか? 確かに言葉ではトランプと金ジュンウンは火遊びをしている。戦争につながりかけない物騒な脅しあいが続いている。
 しかしそれは北朝鮮とアメリカ両指導者の愚かな非難応酬に過ぎない。北朝鮮のミサイルは日本上空、宇宙空間を飛ぶにすぎない。
 ミサイル発射の失敗は、打ち上げ直後であり、日本上空の宇宙空間を飛んでいる状態では、慣性によりそのまま飛び続ける。途中、日本列島に落下する確率はゼロに近い。
 イージス艦やパック3で撃ち落とすことも不可能な高高度で飛ぶミサイルは、アメリカを標的にしている。まだ正確にアメリカ本土の大都市を攻撃できるまでに至っていないから、北朝鮮はミサイル発射実験を繰り返している。
 アメリカの軍事攻撃を恐れる北朝鮮は、国防は核兵器とアメリカを攻撃できるミサイルを保有することだと信じている。
 軍事バランス=核抑止論である。これは全ての核保有国がその理論に基づき、核を保有し続けている。全ての核保有国が国連の核兵器禁止条約に背を向けているのも、核兵器が使えない兵器となれば、核抑止論が崩れるからに他ならない。日本が被爆国でありながら、核禁止条約に署名しないのも同じ理由である。
 意図的にありえない恐怖をあおり、「国難突破」を選挙戦略にする安倍自民党のもくろみを破たんさせるには、冷静な判断力を国民が持つことにあると考える。
 

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