高齢者の定義見直しを求める
18日の「敬老の日」に合わせ、総務省が『 65歳以上の高齢者人口は、3,514万人 』と発表した。
総人口に占める割合が、27,7%。 2040年には、35,3%になるとの見通し。
寿命が延び、少子化社会にあって、この数字は当然。驚くに当たらない。問題は、65歳以上を高齢者にしている統計の取り方と、高齢者の定義を何歳からにするかだ。
僕は今年70歳。僕の周りの人を含め、「自分は高齢者」と思っていない。皆元気に、色々な活動やら仕事をしている。
「高齢者」などとひとくくりにされるのは、まっぴらごめんだ。
年金や介護、医療の分野では、「高齢者」線引きは重要だ。その分野での年齢の線引きと、社会的な高齢者というイメージの微妙な違いや当事者の認識を、分けて考えたらどうだろうか。
社会保障にかかわる線引きは、軽々しく言えないので、ここでは社会的なイメージとしての高齢者の定義(年齢の線引き)を問題にしている。
家族や社会が「この人は高齢者だから、配慮する必要がある」と認識する線引きは、その対象が何らかの見守りやサポートが必要になる時期でよいと思う。
それは個人差があり、80歳以上でも配慮が不要の人もいるが、男性の平均寿命が80歳であることを考慮すると、75歳以上を「高齢者」と定義したらどうだろうか。
「敬老の日」に、高齢者として行政からお祝いしてもらう年齢が、年々上がっている。僕が住む町内では、77歳以上がその対象となった。
65歳から75歳までの人間を、高齢者とひとくくりせず、社会に貢献する重要な年齢層として、新しい表現(ネーミング)を考えることを提唱したい。
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