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2018年5月 1日 (火)

福島の現実 郡山市にある県営復興住宅自治会を訪問レポート

 大熊町役場を訪問した翌日の30日、郡山市にある福島県営復興住宅自治会を訪問した。自治会との橋渡しは、被災者支援センターの大橋さん。大橋さんにはこれで3回目の橋渡しの労をかけた。感謝・感謝。
 下記は、議会事務局に提出したレポート。

3月30日 福島県営復興公営住宅 守山駅西団地 自治会訪問報告

                     無会派   竹野昇

 

浪江町や双葉町から避難され、現在この復興公営住宅に住んでおられる住民4名から、午前10時半より下記のお話を伺い、その後団地を見学した。所用1時間半。

 

 自治会長・柴清明さんは、旧清水市出身で電気工事技術者として福島原発で働き、浪江町の住民となった。現在も浪江町に住民登録したままであるが、自宅(アパート)は請戸地区にあったが、津波で流された。

 

 一緒に住んでいた父親と自分は、避難所と転々としたが、ようやくここに落ち着いた。しかし、出来れば浪江町に家を建てて住みたいと思っている。

 

 自治会長として、公営住宅周辺の住民の会合にも出席するようにしている。地域との関係は特に問題はない。

 

 双葉町から避難されている女性(30歳台)は、主人が仕事の関係で千葉に住んでおり、公営住宅の家賃は二人の収入の合計で算出されるため、現在最高額の9万円払っている。他に駐車代2000円も取られ、主人の千葉でのアパート代も含めると、合計15万以上も家賃代がかかるので家計が大変と嘆いておられた。

 

 県営住宅であるが、造りがおそまつで、隙間風が入ってきたり、集合住宅の壁が薄く、隣の声がよく聞こえ、プライバシー保護の点で問題がある。

 

 お年寄りのためのスロープが玄関まであるが、車椅子で降りる時、下の地面に落ちる危険性があり、安全面で作りがいい加減。住む人の身になった設計とはなっていない。

 

 私のほうから色々聞きたいことがあったが、先方の不満を主として聞くことになった。

 

 出席者4人とも、ここは仮の住まいであり、他に良いところがあれば引っ越しを希望されていた。

* ここからは、このブログに記す感想。

 福島県は復興・復興を叫び、まだ線量が高いにも関わらず国と一体となって帰還政策を進めている。復興を急ぐあまり、あまりにもお粗末な住宅を建設した実態を知り、怒りすら覚えた。

 住む人たちのことを考えていない。これは、自主避難者への住宅補償を昨年3月に打ち切ったのにもつながる県政の問題である。

 大熊町で甲状腺検査とその結果に関する資料をもらったが、各市町ごとの報告がないので、具体的に例えば大熊町・浪江町・飯館村で何人検査の結果甲状腺ガンが見つかったのか、何人手術を受けたのかは分からないようになっている。

 意図的にそうしている。健診も縮小したい方針だったが、県民の反発で従来とおりやることになったが、大切なデータは県立医大が独占し、開業医や県立医大以外の専門家には公表していない。

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