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2018年6月 7日 (木)

地域公共交通の在り方を考える  議員としての調査活動

 袋井市議会総務委員会では、袋井市の公共交通の在り方を検討している。5月29日、31日、現状を把握するために、色々なバスに乗り、自分なりの提言をまとめた。
袋井市の公共交通の在り方についての提言    総務委員 竹野昇


 52931日、市内の公共交通(自主運行バス・民間路線バス)の実態を知るために、ほとんどの路線に乗車して、利用の実態と実際に走っている路線の有り様を調査した。


 わずか2日間の調査なので、時間帯により利用者の数や職業・年齢が異なるから、正確に実態を把握したとは言えない。


 しかし、袋井市に長く住む住民の一人として市内を走る公共交通を時々利用してきた経験と、日常見かける自主運行バスや民間路線バスの利用状況、旧市民協働課作成「平成28年度市内バス路線の状況」資料、さらには磐田・掛川市などに出向いての総務委員会調査、そして今回の調査を総合的に考察して、以下の提言をする。

 

1. 袋井市の幹線を、南北に走る秋葉中遠線・東西を走るJR東海道線・袋井駅から中東遠総合医療センターまでの自主運行バスとし、その路線に人が集まるようにする


2. 自主運行バスは、医療センター線以外は基本的に廃止する。ただしイオンパティオへの買い物客がよく利用する三川今井袋井駅線と宇刈袋井東袋井駅線は路線の見直しをして、存続を検討する


3. 利用客が少ない民間バス路線は、バス会社と存続を協議する


4. JR東海道線・自主運行バス・民間バス路線から1キロ以上離れた地域は、デマンドタクシーを利用できるようにする


5. 現在2地域で利用されているデマンドタクシーを含め、行先や料金などを検討する( 提言案 聖隷袋井市民病院、袋井駅、愛野駅、中東遠総合医療センター、市役所へは、どの地域からも行けるようにする )


6. 2地域で実施されている地域協働運行バスの取組を、他地域でもやれるよう行政指導する


7. 市内2つのタクシー会社とデマンドタクシー運行免許取得の件で協議する

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