袋井市議会一般質問レポート その2
2月議会で非正規公務員の待遇改善問題で、嘱託・臨時職員が置かれている厳しい状況を市民に幅広く知ってもらい、当局に改善を求めるための質問をしたのに続いて、6月議会では、「市職員座席表に、嘱託や臨時職員の表記が必要か」という質問をした。
袋井市役所のカウンターに、職員の座席表がある。興味深いのは、1階の市民課には、座席表が無い。理由を聞いたところ、たくさんの市民がくるが特に表示が必要ではないので、そうしているとのこと。
ところが2階から4階までのカウンターの座席表をよく見ると、課長や主査といった役職職名とその下に名前までは理解できるが、嘱託・臨時職員の表記の下に名前がある。
僕はこの表記にきずいたのは今年の4月。色々な用事で役所に行くが、先ずはカウンターの近くにいる人に声をかける。
要件を伝え、その方が対応できない場合、べつの職員が対応してくれる。僕を含め、市民が所用で市役所に行くとき、特段相手の名前や役職を必要としない。まして対応してくれる方が、非正規職員かどうか知らないし、知る必要もない。
待遇面で気の毒な状況にあり、その上、座席表の表示でも不愉快な思いをされているのではと、不要な表記を無くすよう、当局の考えを正すための質問した。
質問に当たり、浅羽支所はどうなっているのか、見に行ってきた。座席表はあるが、臨時や嘱託の表記は無い。
他の市役所の状況も、知人議員に調べてもらったり、電話してどうなっているのか調査した。
僕の考えでは身分差別と思われる表記が無いのは、掛川市・御前崎市・島田市・焼津市。菊川市は、総務課のみありで、他の課には無い。
有は、磐田市・藤枝市・牧之原市・森町。
当局の答弁は、驚くべき内容。 今後全てのフロアー・課に、嘱託・臨時の表記を入れる。
理解に苦しむ。質問時間に余裕が無かったので、その時は反論しなかったが、今後、竹ちゃんの市政便りや、色々な機会に、この不当な表記を改めるよう、取り上げていきたいと思っている。
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