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2018年7月24日 (火)

辺野古埋め立て承認の撤回が動き出した

 辺野古の海を守る=新基地建設を阻止する大きな切り札を、翁長知事がいよいよ切る。キャンプシュワーブ座り込みの現場で、海上でカヌーに乗りまたそれを支える船に乗っている全ての人たちが、「早く決断してほしい。知事の埋め立て阻止の公約を実現してほしい。」と、本当に祈るように待ち望んでいたビッグニュースだ。
 辺野古崎・辺野古の浜側の護岸は、残念ながら閉じられた。この海域は浅瀬で工事がやりやすい。しかし、大浦湾側で、工事を阻む重大な事実が明らかになった。
 大浦湾側の予定護岸に沿う海域の海底に、活断層と軟弱地盤が見つかった!  活断層が動けば、護岸や滑走路にひずみや割れが起きる。
 軟弱地盤の上に砕石を投下し埋立てても、滑走路は沈下したり、へこみが生じ、使い物にならない。
 それを避けるためには、防衛局は地盤改良工事をやる必要がある。しかしこの海域は深さが50メートル前後もある。マヨネーズ状の軟弱地盤をボーリング調査した結果、岩盤は一番深いところで80メートルもある。
 岩盤といっても、強固な岩盤でなく、琉球石灰岩でできた海底にすぎない。大浦湾側の海底には砂や粘土が堆積し、地盤改良をするには、深い海底の砂や粘土状の土砂をいったん取り除く工事をやる必要がある。
 これは極めて困難な工事である。陸地と違い、深い海で広大な面積にわたっての工事となる。当然、設計変更となる。仲井間知事に提出した埋め立て承認に必要な書類の変更は、現知事翁長さんの許可が必要。
 その許可なしに工事を続ける国=防衛局の埋め立て工事は、前知事の承認取り欠しに値する。
 本土のマスコミは、軟弱地盤や活断層について詳しく報道していないが、沖縄ではこの事実は大きく報道されている。
 僕は7月8日、宿泊している「クッション」で、土木の専門家・奥間さんから詳しいお話を聞いた。
 防衛局が当初計画した大浦湾側護岸造成工事は、ケーソンという長さ50メートルもある巨大なコンクリートの塊を深い海に投下して、護岸を作るというものだった。そのケーソンを置く海底が軟弱地盤であり、しかも海底は平ではない。
 下がマヨネーズ状の地盤にいくら頑丈なものを置いても、砂の上の楼閣に過ぎない。土木の専門家では常識とのこと。
 実は大浦湾側のボーリング調査は、長きにわたって続けられた。ボーリングのドリルは、ズブズブと海底の柔らかい泥にささり、岩盤に到達するには50~80メートルになったことが、北上田さんの情報公開請求で明らかになった。
 それを受けて、土木の専門家である奥間さんが、工事設計変更なしには大浦湾側護岸工事はできないことを、明らかにした結果、やっと県当局=翁長知事が埋め立て承認撤回の本格的作業に入った。
 現段階は、県が防衛局に説明を求めている状況。撤回のための手続きである。
 政府は8月17日埋め立てを開始すると宣言したが、いよいよそれを阻止する埋め立て承認撤回の日が近づいてきた。
 沖縄に、辺野古に思いを寄せる全ての人が、知事の決断をかたずをのんで見守っている。
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 奥間さん。この写真はカヌー隊が集まるテントで撮影。
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 左上が大浦湾側。

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