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2018年8月23日 (木)

市政便り第7号の原稿

竹ちゃんの市政便り第7号の原稿を書き終え、すでに印刷に回っている。8月27日(月)、新聞折り込みで市内全域に配布される予定です。

竹ちゃんの市政便り第7号原稿 発行21018年8月末


袋井駅北口市有地貸与、市営駐輪・駐車場運営管理(経営権)商工会議所へ移譲は、市民・市財政に不利益!


 7月20日、袋井商工会議所より全議員に「駐車駐輪場計画の変更について」と題する文書が配布され、その説明会がありました。更に8月6日、全議員が集まる全員協議会(市長・市幹部も出席)で、市産業政策課よりこの問題での商工会議所とのやり取りについての説明及び質疑がありました。


 私は、商工会議所市有地移転問題に関し、昨年9,11月議会で一般質問し、市政便り3号(昨年9月発行)4号(12月発行)でも取り上げていますが、動きが急ピッチで進んできましたので、今号では、最新の情報とあらゆる角度からの問題点分析、私の見解をお伝えします。


『 商工会議所の計画変更点 』


 現駐輪・駐車場を解体して、110台収用立体4層の駐車場建設計画を、東側部分は解体せず、32台収容の駐車場とする。(現状は86台)

 駐輪場880台から613台に。(現状は自転車1,048台、オートバイ95台)

 200メートル離れたところに、民間から土地を借り、170台の駐車場を確保する。(天理教の所有地)


『 変更点の問題点 』


【 車 】 民間の安い駐車場が駅周辺にできているが、市営駐車場は駅に一番近く、雨天時でもそんなに濡れずにすむ。32台になれば、ホテル利用客や商工会議所来客も使うので、市民が利用できる台数は減少する。200メートルも離れた所では不便になる。


【 自転車 】 現在通勤通学定期利用は、754台。一般利用は曜日により異なるが、平均

160台前後。合計910台以上利用。613台になれば、定期利用全ての自転車は収容できなくなる。駅南口に無料仮設駐輪場があるが、いつも満車で、出し入れに困難をきたしている。(多い時は250台利用)

 定期利用の一部と一般利用の自転車は、置き場がなくなります。駅周辺放置自転車の問題が起きます。

 商工会議所は、やがて南口市営駐輪場(400台)ができると言うが、いつ完成するかメドが立っていません。


【 オートバイ 】 現駐輪場の東側一番奥に、95台分あります。平日利用は、80~90台。商工会議所の資料には、オートバイのことは書かれておらず、8月6日にこの点を問いただしましたが、産業政策課からは明確な答えが得られませんでした。時々シニアカーの利用もあります。自転車よりも幅が広い車両の置き場は宙に浮いています。


『 運営管理(経営権)移譲は、市財政にマイナス! 自主財源を失う』


 平成2年に駅前駐輪場が開設。6年に2階建ての現施設が完成。市民の利便性のために、土地を8億2024万円で購入。建設費は、7、926万円。合計9億432万円を税金から支出。

 利用料収入は、平成25年5、099万円。26年5、024万円。27年4、437万円。28年4、189万円。29年も昨年とほぼ同額見込み。     

 平成6年からの利用料収入総額は、約5億8、500万円。(年4,500万円×13年の数字。ただしこれは私の試算。正確な総額は、協働まちつくり課交通係りに調べてもらっています。)

 商工会議所「市有地開発事業計画」30年損益シュミレーションによると、駐車場収入13億3、830万円。この額の是非はともあれ、運営管理移譲により袋井市にはその収入が入ってきません。  袋井市28年度駐車場事業特別会計の基金残高は、2億8、031万余。(平成8年からの積み立て)この基金を増やすこともできなくなります。

 愛野駅南北にも市営駐車場・無料駐輪場があります。南口駐車場の土地は、民間から年501万円で借り上げ。利用料収入は、28年度218万円余。赤字は袋井駅北口の利用料で補っています。

 運営管理を移譲すれば、この赤字の埋め合わせに市民の税金が使われます。


『 市有地貸与の是非 』


 袋井市の財政状況は厳しい。今年度市当局は、使われていず・用途が決まっていない市有地及び建物は民間に売却または有償で貸し出す方針を打ち出しています。

 駅前市有地は有効活用され、かつ自主財源を生み出す貴重な土地です。今年度市が打ち出した売却・有償貸与条件に全く当てはまりません。

 万が一貸与した場合、賃貸し代金(市に入るお金)はいくらか、財政課に試算してもらいました。昨年の試算では、844万4、945円。今年の試算では、826万2、832円。

 商工会議所の経済波及効果試算では、ホテル建物の固定資産税年1、349万円余が市に入るとなっていますが、固定資産税と貸付額を合わせても、現在の利用料収入に及びません。貸与は市の損失です。


『 総合センターの商工会議所土地建物持ち分42%買取問題 』


 商工会議所は2億2千万円で市に買い取りを希望。移転に伴う補助金5000万円も要望。しかし袋井市庁舎スペースは浅羽支所を合わせると十分空いており、買い取る必要性は全くありません。

 警察署北側に消防署(防災センター)が完成すれば、危機管理課(旧防災課)がそちらに移る予定です。8月6日の全員協議会でも、買い取った場合何に使用するのかの質問が出ましたが、今後検討するとの答えでした。


『 厳しい財政状況から、市有地貸与・2億円を超える買取の選択は許されない 』


 袋井市の借金残高は、平成28年度425億円余、29年度432億円余。総合体育館・消防署(防災センター)建設、学校改築などで、借金は増えています。

  今後も上下水道設備の更新や道路・橋の補修、公共施設長命化、小中学校の教室冷房化など、巨額の支出が目白押しです。

 長期化する厳しい財政見通しにより、今年度予算では各種補助金がカットされ、歳出削減により3カ年で6億円収支改善計画がスタートしました。歳出削減と自主財源確保が市政にとり大きな課題です。このような状況で、宝の市有地を貸与し、不要な物件を購入する選択肢はあり得ません。


『 商工会議所の事業計画はうまくいくのか?事業計画の検証 』


 すでに新聞でも報道されましたが、ホテル運営事業者は「KTSホスピタリティ」です。事業計画に賛成の方々は、駅前にホテルとコンベンションホールができれば、駅周辺の活性化と賑わいを創出できると、バラ色の夢を描きます。果たしてそうまくいくでしょうか?


【 ①事業主体 】 商工会議所と「どまんなか袋井まちづくり株式会社」(出資者は商工会議所と会員企業)が事業主体。商工会議所は営利目的の事業が法律上できないので、ホテル・コンベンションホール・テナント貸し出し事業は、「どまんなか袋井まちづくり(株)があたり、実際の運営は「KTホスピタリティ」になります。駐輪駐車場の運営管理は、民間専門業者に委託するとなっています。


【 ②事業資金計画 】 当初事業資金は20億円。8月6日の説明では18億円。市への売却金と補助金合計2億7千万円を自己資金とし、不足分を銀行から借り入れます。


【 ③事業収入と支出計画 】 収入はホテル賃料とテナント賃料及び駐車場運営。年1億2~3千万円台の売り上げ高を想定。ホテル賃料は、月650万円。テナント賃料、月25万円。駐車場収入、月420万円を見込んでいます。

 主な支出は、借入返済年6、080万円と固定資産税年1,350万円。さらに市有地賃料も必要です。この金額は未定ですが、財政課の試算では800万円余。


【 ④ホテル運営 】 122室の稼働率を60,1%と想定。現在市内には3つのビジネスホテルがありますが、花火などのイベント時を除いて満室100%となることはありません。平均すれば、50~70%ぐらいです。

 そこへ122室のホテルができれば、客の奪い合いとなり、経営が苦しくなるホテルが出る恐れがあります。


【 ⑤コンベンションホール(多目的ホール)運営 】 私は確実に赤字になり、ホテル運営会社にとりお荷物になると予想しています。理由は、高い賃料と食事の提供問題です。一般にホテルのホール使用料は高く、掛川グランドホテルの場合、3時間で20万円。(運営会社KTSホスピタリティは、掛川グランドホテルを運営)

 一方、200人規模の講演会・研修会・パーティも可能な総合センター4階大会議室の賃料は、4時間4、320円。夏冬は冷暖房の関係で、6,480円。コミュニティセンター(公民館)ホールは、外部の団体使用料最高額は4,050円。地域の団体や個人はもっと安くなります。登録団体は無料です。

 市民団体や個人は、高いホテルのホールを使用することは考えられません。商工会議所や企業、役所・文化協会・スポース協会なども、経費節減で二の足を踏むでしょう。

 会費を取る200人規模のパーティなら、会場費はなんとかなるかもしれませんが、問題は食事です。計画のホテルは、ビジネスホテルにすぎません。パーティの料理は、外部料理専門店に依頼。暖かいスープなどの料理は期待できません。結婚披露宴や50100人規模の忘年会・新年会の利用も、食事の問題と会場費で、多くの利用が見込まれません。


【 ⑥駐車場運営 】 商工会議所は、年5000万円の収入を想定していますが、それは当初4階建て110台収容の試算でした。32台と200メートル離れた駐車場運営では、厳しいです。


 『 「当時の副市長から駅北口市有地有効活用検討の話があった」「市より駐車駐輪場運営管理を移譲したい旨の要望があった」「今回の事業は市から駅前活性化・賑わいづくりのため駐輪駐車場利活用を考えてほしいとの要請で始まった」 』


 驚くべき話です。上記は、商工会議所の資料に明記されています。議会でそのようなことを認めた(議決した)ことはありません。部長級以上の市の幹部が集まる庁議でも、了承されていません。

 まして一般市民は蚊帳の外です。民主主義社会ではありえない話です。


『 9月議会一般質問9月11,12,13日に、この問題を取り上げます。傍聴お願いします 』


 9月3日に本会議が開かれ、その日にくじで一般質問の順番と日時が決まります。私の一般質問日時は、議会事務局(電話44-3143)または竹野(43-3456)に問い合わせてください。

 

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