沖縄辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票
色々な困難を乗り越え、県民投票が全ての自治体でできる道が開けた。賛成・反対・どちらでもない、の三択で、県議会全ての会派が賛成し、来週にも条例案の修正が可決される。
それを受けて実施しないと表明していた5つの自治体も参加する運びとなった。沖縄の民主主義の健全さ・定着に、本土に住む僕たちは見習うべきだと思う。
全県実施を妨害したのは、安倍政権と自民党だったが、沖縄の自民党や公明党あるいは政党には所属しないが保守的な人たちは、本土とは違う。
沖縄のアイデンティティー・沖縄人としての誇りを持っている。歴史的なヤマトの支配・差別への怒り・屈辱は、保守革新や政党の違いとは関係なく、全ての沖縄の人々に共有されている。
米軍支配への怒りも同じ。戦後70数年たっても変わらぬ米軍の横暴・事件事故・騒音・危険被害は、全ての人に及ぶ。日米安保賛成・安倍政権支持の人々にも、被害は平等?に降り注ぐ。
県民投票に反対していた保守的な首長や議員、さらに彼らを支持する人々も、ひとしく全ての県民が投票する権利があるとの世論に押され、態度を変更されたことに、沖縄の民主主義の発展を感じる。
民主主義は意見の違いがあっても、あいての主張に耳を傾け、よく考えたうえで、当初の自分の意見・考え・主張の変更がありうる。それが健全な民主主義だと思う。
態度を変更した首長・議員の皆様方に、敬意を表したい!
安倍政権の目論見は頓挫した! 2月24日、県民投票の結果に注目したい。僕は明日沖縄に旅立つ。キャンプシュワーブゲート前で、沖縄の人々の県民投票への思い・熱意を直接聞くことができる。
パソコンを持っていくのは重くて厄介だが、持参して、現地からレポートしたい。
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