池内了先生の講演会が迫ってきた。主催者としてやるべき準備を着実にやっている。下記の文章はマスコミ向けと、これまで来場していただいた方へのはがき文です。
朝日新聞静岡総局長様
池内了先生講演会事前記事化と当日取材依頼
5月3日に開催します、第34回憲法記念日袋井市民のつどいの後援名義許可をいただき、ありがとうございます。遅くなりましたが完成したちらしと池内先生が書かれた2つの文章を参考資料として送らせてもらいます。
ロシア・プーチンによるウクライナ軍事進攻=侵略は到底許せませんが、これをいわば好機ととらえ、憲法9条では国民・国を守れない、敵が侵攻を思いとどまらせる抑止力=核を含めた強大な軍事力を持つことが「平和」と「国民の安全・幸せ」「国」を守る。日本国憲法9条は理想にすぎず、現実に対応できないから改正すべき。自衛隊を国防軍として憲法に明記すべきとの論調が安部元首相ら保守的な国会議員だけでなく、右派の学者やマスコミ関係者らからも出てきています。
こうした動き、世論誘導に、大きな危機感を抱いています。今回講演いただく池内了先生は、こうした危険な論調に、真っ向から切り込まれます。中日新聞4月9日付け「ウクライナ侵攻と日本」と題して書かれた文章は、フェイスブックで多くの方が共感・賛同・いいねを寄せています。
会場から様々な意見・異論・質問がでるだろうと予想しています。議論を通して、「では戦争を終わらせるにはどうしたらよいのか」「日本や世界の安全保障はどうあるべきなのか」「日本国憲法および9条は無力なのか、それとも戦争を克服する力を持っているのか」などを、池内先生の講演とその後の質疑で参加者と共に考え、認識を深めたいと思っています。
できましたら、事前記事化をお願いします。さらに当日取材もお願いします。
憲法記念日袋井市民のつどい実行委員会 代表 竹野昇
新緑が鮮やかに私たちの生活に彩りと豊かさを与えてくれる季節となりました。コロナ禍で2年間、市民のつどいが開催出来ませんでしたが、今年はコロナ対策をしっかりしたうえで、第34回憲法記念日袋井市民のつどいを開催します。
講師は池内了先生。演題「日本国憲法こそが戦争を克服する!」。ロシア・プーチンによるウクライナ侵略=民間人殺害・街や村の破壊=戦争犯罪に、心を痛めているこの時期の開催となりました。9条は無力なのか? 軍事力が本当に人々の生活と命=平和を守るのか? 憲法9条を改正して自衛隊を国防軍に位置付け、敵基地攻撃能力を含める軍拡が東アジアの安定と平和につながるのか? 根源的な問題を、池内了先生の講演と質疑応答で、共に深く考えたいと思います。今回は、若い音楽家安間鮎子さんと寺田菜々美さんによる演奏と歌のミニコンサートもあります。
期日 5月3日午後1時半から4時まで。
会場 旧袋井綜合センタ・現教育会館4階大会議室。
*入場無料、事前申し込み不要。マスク着用と受付での記名、体温測定、手指消毒を徹底させてもらいます。
憲法記念日袋井市民のつどい実行員会 代表 竹野昇
若い方にも来てほしいので、ミニコンサートも企画。下記は当日プログラム案ですが、若い2人の音楽家の紹介と歌の題名を書いてあります。
第34回憲法記念日袋井市民のつどい プログラム 2022年5月3日
1.司会挨拶 13:30
2.代表あいさつ
3.ミニコンサート 歌 安間鮎子 ピアノ 寺田菜々美
オペラ「椿姫」より【ああ、そはかの人か~花から花へ】
【死んだ男の残したものは】
【この道】
4.憲法前文・9条唱和
5.講演 池内了先生『日本国憲法こそが戦争を克服する!』
6.質疑応答
7.司会 アンケートと会場カンパのお願い、池内先生の著書販売について 閉会の言葉 16:00 終了予定
ミニコンサート出演者紹介
安間鮎子――袋井市出身。浜松学芸高等学校音楽科、国立音楽大学声楽科卒業。日本オペラ振興会
オペラ歌手育成部マスターコース修了。万里の長城杯国際音楽コンクール第4位入選。2015年世界初演の宮川彬良作曲オペラ「ブラックジャック」いのちのカノンのソロ。藤原歌劇団準団員。関東、静岡中心に企業パーティーや結婚式、イベント等で演奏活動を行っている。
寺田菜々美――袋井市出身。浜松学芸高校音楽科、国立音楽大学演奏学科卒業。ウイーン国際マスタークラス修了。アレキサンダー・イエンナー氏に師事。Prof.Alexander Jenner ピアノマスタークラスin Japan 修了。第35回CMCピアノコンクール第1位。第21回グレンツエンピアノコンクール本選金賞。ななみピアノ教室主宰。兵藤楽器店ピアノ講師。
*これまで僕たちの市民のつどいは、著名な方を招き、袋井市外の人たちもたくさん参加いただいている。平均すると150人から200人の間ぐらい。是非多くの方にきていただき、特に意見な意見交換をしたいと思っている。
最近のコメント