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2022年7月

2022年7月31日 (日)

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと 映画を見ての感想

 浜松市のシネマイーラで、先日、映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」を鑑賞した。面白い。彼女の素顔や人生の一端、また瀬戸内さんの哲学・考えも改めて分かり、色々感じることがあった。

 この映画に2人の女性を誘ったのだが、断られた。その理由もこれは想像だが分かるような気がする。

 自分の思い・感情・心・魂・信念・気持ちに、正直に生きる。世間の価値観にとらわれず、自由に生きた瀬戸内寂聴さんは、すごい人だと思う。僕も最初は(50歳以前の話)、反発があった。恐らく映画に誘ってやんわり断った2人の女性も、夫や子どもも捨てて愛人の元に走った彼女の生きざまに、賛成できない思いのなのだろう。

 しかし、僕は瀬戸内寂聴さんの法話(ユーキャンから箱入りのcdに収められた法話集を2箱を購入)を聞いてから、彼女のファンになった。とにかく面白い。話に明るさとユーモアがあり、生きる元気を与えてくれる。仏教の教えを分かりやすく解説してくれる。人生を深く・豊かに生きるヒントを与えてくれる。

 映画の中に、寂聴庵の法話のシーンと東北のお寺での法話の場面が出てくる。津波で家族を亡くした方や病気で肉親を亡くした方たちが、彼女のお話を聞いて元気を取り戻し、前向きに生きる希望を持つ(その後のその方の人生は具体的には分からないが、映画での表情からそう判断できる)。人々に自分の生きざまを晒して、それを小説にし、新聞雑誌に書き、文章で、法話で、時には反戦デモや国会前での集会に車いすで参加して、社会に大きな影響を与え続けた瀬戸内寂聴さん。

 99年の人生に彼女は悔いはないであろう。凡人の私たちにはそのような人生を生ききるのは難しいが、「生きていて良かった」、「与えられた人生に感謝して、何歳になっても希望とどん欲な好奇心を持って生きていこう」と、元気を勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの死を惜しみ、多くの人にこの映画を見ることをお勧めします。

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2022年7月24日 (日)

沖縄チャンプルー展企画について

 伊藤和也さん写真展開催準備と並行して、沖縄復帰50年の節目に当たる今年秋に、浜松市で下記の沖縄関連イベントを企画した。7月26日に呼びかけた人たちに集まってもらい、準備会を開く。

仮称“沖縄チャンプルー展 日本復帰50年、沖縄の現実を知ろう” 企画案 

 ご協力お願いします!

企画趣旨: 今年、沖縄が日本復帰して50年になる。米軍支配下から平和憲法を持つ日本復帰が、沖縄が苦しんできた米軍基地問題からの解決になると、“本土復帰運動”の爆発的な広がりが起こり、日本政府とアメリカ政府が重い腰を上げて、1972年に沖縄が”アメリカ世“から”大和世“になった。

 しかし、それで基地問題が解決したのか? 本当に平和憲法が沖縄を“戦のない島“に変えたのか? 現実はそうでない。逆に辺野古新基地建設を強行し、日米軍事同盟を強化し、中国封じ込め戦略に基づき沖縄の島々は軍事要塞化しつつある。米軍の暴力的な軍事植民地支配から日本政府支配に変わっただけである。

 沖縄の民意はいまだに踏みにじられ続け、こんなことなら沖縄が独立したほうがましだ、との意見が説得力を持ちつつある。

 私たち“やまと(大和)”に暮らす者は、沖縄がおかれている現状を正しく理解し、基地問題の解決は日本全体の問題ととらえ、沖縄の人々と共にその解決に努力しなければいけない。

 この観点から、復帰50年の節目の年に沖縄チャンプルー展を企画し、①沖縄に関心を持ってもらう、②沖縄の過去・現在の歴史や社会の変化、基地問題など、トータルに沖縄を理解し学ぶ、③我が事として沖縄を考える、④日本のあり様を考える、このための様々な素材(具体的には写真、新聞記事展示・沖縄音楽や踊りなど芸能、チャンプルー文化イベント・学習会や討論会、講演会など)を催し、来場者と共に問題の解決について考える。

  • 時期 西部は今年11月。各地区で準備しやすい時期。
  • 県西部・中部・東部、最低3カ所。それぞれ実行委員会形式で取り組む
  • 7月に実行委員会を立ち上げ、8月から9月が準備期間。地域により本格的準備期間が7月下旬から10月になるかも。西部は準備会を7月26日午後2時から浜松駅北口のカフェで。
  • 県全体の実行委員会は作らないが、ノウハウを互いに共有する。各地域の自主性に任すが、情報共有のための連絡をメールで行う。
  • 会場押さえは各地区で。西部は浜松市復興記念館。
  • 各地域の幅広い団体、サークル、個人に声掛けして、緩やかな実行委員会を立ち上げる。
  • 行政や報道機関の後援や諸団体の協賛・賛同をもらう努力をする。
  • “沖縄チャンプルー展”の切り口は、まず誰でも共感できる沖縄の美しい海・自然・食べ物・芸能などの文化・観光を全面に出す。次いで復帰50年沖縄の変化・発展、変わらない米軍基地などの写真・新聞記事などの展示。3番目のコーナーで、南西諸島の軍事要塞化や辺野古新基地建設問題を学習する展示。最後に、日本と沖縄を考えるコーナー。
  • 若者や女性と共に取り組む。これまでの市民運動で一緒にやってこなかった人々や団体に、一緒にやりましょう・協力してください、と丁寧に働きかける努力をする。

*浜松の会場は、112日から10日まで、浜松復興記念館2階会議室を予約済み。使用料は、

 77,840円。駐車場は教育文化会館側に20台確保。

*満月祭り 11月13日 沖縄チャンプルー展の一環として開催。浜松市情報センターホール。

*沖縄戦と米軍支配、1972年復帰前後、復帰以降の沖縄、辺野古新基地建設や南西諸島への自衛隊基地配備・建設などの写真パネル・当時の新聞記事パネルは、日本新聞博物館と東アジア共同体研究所からお借りします。

 現在、26日の準備会に参加してくれるのは僕を含めて7名が確定。あと1~2名は流動的。何事もそうだが、具体的に動いてくれる方・協力してくれる方を確保するのは容易ではない。いつも少人数からのスタートです。しかし、自分が本気なら、必要経費を自分が全て用意する覚悟があれば、これまでの経験から何とかなるだろうと考えています。

沖縄チャンプルー展企画について

 伊藤和也さん写真展開催準備と並行して、沖縄復帰50年の節目に当たる今年秋に、浜松市で下記の沖縄関連イベントを企画した。7月26日に呼びかけた人たちに集まってもらい、準備会を開く。

仮称“沖縄チャンプルー展 日本復帰50年、沖縄の現実を知ろう” 企画案 

 ご協力お願いします!

企画趣旨: 今年、沖縄が日本復帰して50年になる。米軍支配下から平和憲法を持つ日本復帰が、沖縄が苦しんできた米軍基地問題からの解決になると、“本土復帰運動”の爆発的な広がりが起こり、日本政府とアメリカ政府が重い腰を上げて、1972年に沖縄が”アメリカ世“から”大和世“になった。

 しかし、それで基地問題が解決したのか? 本当に平和憲法が沖縄を“戦のない島“に変えたのか? 現実はそうでない。逆に辺野古新基地建設を強行し、日米軍事同盟を強化し、中国封じ込め戦略に基づき沖縄の島々は軍事要塞化しつつある。米軍の暴力的な軍事植民地支配から日本政府支配に変わっただけである。

 沖縄の民意はいまだに踏みにじられ続け、こんなことなら沖縄が独立したほうがましだ、との意見が説得力を持ちつつある。

 私たち“やまと(大和)”に暮らす者は、沖縄がおかれている現状を正しく理解し、基地問題の解決は日本全体の問題ととらえ、沖縄の人々と共にその解決に努力しなければいけない。

 この観点から、復帰50年の節目の年に沖縄チャンプルー展を企画し、①沖縄に関心を持ってもらう、②沖縄の過去・現在の歴史や社会の変化、基地問題など、トータルに沖縄を理解し学ぶ、③我が事として沖縄を考える、④日本のあり様を考える、このための様々な素材(具体的には写真、新聞記事展示・沖縄音楽や踊りなど芸能、チャンプルー文化イベント・学習会や討論会、講演会など)を催し、来場者と共に問題の解決について考える。

  • 時期 西部は今年11月。各地区で準備しやすい時期。
  • 県西部・中部・東部、最低3カ所。それぞれ実行委員会形式で取り組む
  • 7月に実行委員会を立ち上げ、8月から9月が準備期間。地域により本格的準備期間が7月下旬から10月になるかも。西部は準備会を7月26日午後2時から浜松駅北口のカフェで。
  • 県全体の実行委員会は作らないが、ノウハウを互いに共有する。各地域の自主性に任すが、情報共有のための連絡をメールで行う。
  • 会場押さえは各地区で。西部は浜松市復興記念館。
  • 各地域の幅広い団体、サークル、個人に声掛けして、緩やかな実行委員会を立ち上げる。
  • 行政や報道機関の後援や諸団体の協賛・賛同をもらう努力をする。
  • “沖縄チャンプルー展”の切り口は、まず誰でも共感できる沖縄の美しい海・自然・食べ物・芸能などの文化・観光を全面に出す。次いで復帰50年沖縄の変化・発展、変わらない米軍基地などの写真・新聞記事などの展示。3番目のコーナーで、南西諸島の軍事要塞化や辺野古新基地建設問題を学習する展示。最後に、日本と沖縄を考えるコーナー。
  • 若者や女性と共に取り組む。これまでの市民運動で一緒にやってこなかった人々や団体に、一緒にやりましょう・協力してください、と丁寧に働きかける努力をする。

*浜松の会場は、112日から10日まで、浜松復興記念館2階会議室を予約済み。使用料は、

 77,840円。駐車場は教育文化会館側に20台確保。

*満月祭り 11月13日 沖縄チャンプルー展の一環として開催。浜松市情報センターホール。

*沖縄戦と米軍支配、1972年復帰前後、復帰以降の沖縄、辺野古新基地建設や南西諸島への自衛隊基地配備・建設などの写真パネル・当時の新聞記事パネルは、日本新聞博物館と東アジア共同体研究所からお借りします。

 現在、26日の準備会に参加してくれるのは僕を含めて7名が確定。あと1~2名は流動的。何事もそうだが、具体的に動いてくれる方・協力してくれる方を確保するのは容易ではない。いつも少人数からのスタートです。しかし、自分が本気なら、必要経費を自分が全て用意する覚悟があれば、これまでの経験から何とかなるだろうと考えています。

2022年7月23日 (土)

アフガニスタンで農業支援をした故伊藤和也さん写真展を企画・準備

 昨年7月に袋井市で中村哲さん写真展を開催した。その時伊藤和也さんの写真も少し展示したかったが、ご両親の意向は息子の写真展なら協力するが少しだけの展示なら困るとのことだった。

 そこで今回、伊藤和也さんに焦点を当てた写真展を磐田市の皆さん方と共に開催することにした。下記はその企画案と準備作業経過報告。明日7月24日、磐田市田原交流センターで立ち上げ実行委員会を開き、本格的な準備に入る。

伊藤和也さん写真展企画原案と経過報告、今後の予定    竹野昇

【伊藤和也さん写真展開催を思い立った理由】 昨年7月袋井市役所市民ギャラリーで、中村哲さん写真展を開催するにあたり、伊藤和也さんの写真も展示したいとご両親に相談したところ、息子の写真展なら協力するが、中村哲医師の写真展の一部として(いわば付け足しーーこれは私がご両親の気持ちをそのようにくみ取りました)なら協力できませんと言われました。その後今年1月、ララポート磐田で磐田の市民と共に中村哲さん写真展を開催したところ、展示写真のマドラサの寄宿舎建設費は「菜の花基金」(伊藤和也さんが亡くなられてから、和也さんの写真展が各地で開催された折にできた基金)から全額寄せられたと、説明文にありました。それを見た来場者から、「寄宿舎維持管理費は現在どうしているの?」と質問を受けました。袋井・掛川・磐田での写真展では、来場者は伊藤和也さんのことをよく知っておられ、関心の高さを感じました。

 伊藤和也さんは県立磐田農業高校・県立磐田農林短期大学校(現農林環境専門職大学)の卒業生。そこで磐田市で母校の生徒・学生さんたち、市内高校生らと一緒に写真展をやることに意義があると考えました。

現在伊藤和也さんの写真パネル40枚はご両親の依頼で県ボランティア協会・小野田さんが管理され、磐田市での写真展開催希望を伝えたところ、ご両親も含め承諾をいただいています。

【写真展の目的】

・農業支援に命をささげた掛川市出身・磐田で農業を学んだ伊藤和也さんが、中村哲医師の下でアフガニスタンでどのような活動をしたのかを遠州地方の多くの人々に知ってもらう。

・命の水・食料(生産基盤の農地復興)をアフガニスタンの人々に提供した中村哲医師・伊藤和也さんの夢を継続するために、写真展開催を通して人々にアフガニスタンに関心を持ってもらい、事業の継続に自分たちに何ができるかを一緒に考える。

・命を支える農業の大切さを、来場者と共に考える。

【 具体的取組経過と企画内容及び今後の予定 】

・磐田農業高校の生徒・農林環境専門職大学の学生ら一緒にやれるよう、校長・学長にお会いし、協力依頼をする。(農林環境専門職大学鈴木学長に3月28日面会し、依頼済み)

 4月中旬、磐田農業高校副校長訪問。専門職大学丹羽先生訪問。共に依頼済み

・幅広い人たちと仮称「伊藤和也さん写真展いわた実行委員会」を結成できるよう、各方面に声かけ・協力依頼をする。

・5月15日 仮称「伊藤和也さん写真展いわた実行委員会」準備会開催 田原交流センター

・6月25日 第2回伊藤和也さん写真展いわた実行委員会準備会 田原交流センター

・5月下旬 展示会場として、磐田市図書館1階展示場予約完了

・会期最終日3月19日(日)アフガニスタン出身島田の医師・レシャードさんの講演会確定

 (6月26日、カレーズの会総会、竹野出席。総会で依頼し、快諾を得ました。)

・6月下旬 磐田市内高校(北・西・南・東及び農業高校)にボランティア募集要項を配布。

  県立農林環境専門職大学にも。6月30日静岡産業大学訪問、協力依頼。

・7月24日「伊藤和也さん写真展いわた実行委員会」正式立ち上げ予定 田原交流センター

・7月24日以降、後援依頼を 農林環境専門職大学、県農林事務所、遠州中央農協、磐田市・磐田市教委、報道機関などに。磐田市内の諸団体に協力依頼。

・8月1日、24日、ボランティア学生対象の説明会、アフガニスタン学習会開催予定

・伊藤和也さん関係の資料、本、写真集を集める。ご両親に協力依頼済み。

・農林環境専門職大学の学生20名、高校生2名ボランティア希望者あり。

・大人が中心でなく若者主体の写真展となるようにする。農業従事者の参加を呼び掛ける。

明日の会議資料

伊藤和也さん写真展いわた実行委員会 規約

  • 会の目的: アフガニスタンでペシャワール会・中村哲医師の指導を受けながら水路建設作業や農業支援活動に当たられ、志半ばで凶弾に倒れた伊藤和也さんの活動と彼の思いを、遠州地方の多くの方に知ってもらうために写真展及び関連イベントを企画する。またその企画を通して、アフガニスタンについて、命を育む農業の大切さや日本の国際貢献のあり方、故伊藤和也さんらの事業継続に自分たちが何ができるかを来場者と共に考える。
  • 会の構成

会の目的に賛同する遠州地方在住の市民で構成する。

  • 役員

会に代表、副代表、事務局長、副事務局長、会計、事務局役員複数を置く。

  • 会の事業

令和4年3月14日から19日まで、磐田市図書館で、写真展及び関連イベントを開催する。

学生ボランティアとの学習会、協働準備作業を行う。

  • 会の運営経費

会員や協力者・賛同団体等の寄付金により、必要経費を賄う。

 

伊藤和也さん写真展いわた実行委員会       2022724日 田原交流センター

  • 参加者自己紹介
  • 経過報告
  • 実行委員会規約
  • 役員選出
  • 役員挨拶
  • 今後の具体的な活動及び課題

 あ)市・教育委員会の後援取りと図書館2階ホール使用が可能となるよう事業共催の働きかけ

  草地市長面談、教育委員会、国際交流協会、県立農林環境専門職大学。

 い)ちらし原案(学生が作成しやすいよう、文章・写真など)作成。農協や農林事務所などに協力要請にも必要。マスコミ後援取りにも。

 う)81日午後1時半、ボランティア高校生説明会、ワークピア第一会議室 1140

   午後420分から農林環境専門職大学で約20名の学生に説明会。

 え)824日午後1時半、ボランティア学生にアフガニスタン学習会、ワークピア第3会議室

  講師 藤枝市の西ヶ谷さん

 お)925日午後1時半、中泉交流センター、学生ボランティとチラシ・ポスター、会場展示掲示物作成に向けての検討。イベントも検討。終了後、磐田図書館1階展示室見学。

 か)10月30日 中泉交流センター  ポスターちらし作成の具体化、会場レイアウト・飾り付け検討、宣伝方法検討

 き)令和5年1月 チラシ・ポスター配布。会場・日程は未定。

 く)会期直前最終確認(役割分担・当番など)。日程会場は未定。

 け)写真展及びイベントに賛同・協賛・協力頂ける団体・サークル・お店・個人に働きかける。

  賛同・協賛の内容は、チラシ・ポスターに名前を載せる。協賛金をいただく。宣伝に協力(会の会報などに伊藤和也写真展情報を掲載。会報発送の際、ちらしを同封。ポスターを掲示など)。

  協賛・賛同の対象:農業関係団体・企業、企業の組合、磐田ユネスコ協会、ソロプチミスト、

  ライオンズクラブ、商工会議所、お寺、協会、磐農後援会、

  協力はお店や自宅にポスターかチラシを掲示。ちらしを置く。

 こ)今後の実行委員会日程と学生ボランティとの役割分担(すみわけ)

  実務作業はできるだけ学生に任せる。講演会を除くイベントの内容、学校関係の宣伝、会期中受付、大学生は展示説明、イベントの司会、レシャードさん講演会の司会、会場案内など。

  実行委員会日程案 9月、10月、1月、3月は直前と終了後2回。

*多くの方に集まっていただき、是非写真展を成功させたいと思っている。今回農林環境専門職大学の学生が20名、磐田北高3年の女子生徒が2名、ボランティア募集に応じてくれた。8月1日、学生たちに説明会を開く。そのための資料つくりは来週やる予定です。

   

2022年7月21日 (木)

世の中には素敵な人がいる―――旅の出会い

 7月13日、四国丸亀市のお城の公園で、絵手紙を書いて旅人や市民に無料で配布活動をされているご婦人に偶然会った。

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 十河博子さん。ご主人をなくされてから、これまで絵手紙交流(彼女は自分の活動を交流となずけている)を19年間続けてきておられる。地元では有名や方で、NHKや民放テレビで度々取り上げられたそうだ。NHKの海外向け放送でも紹介されてからは、十河博子さんに会いたいと海外から丸亀市を訪問する人もいるとのこと。

 現在86歳。彼女はできれば90歳まで、絵手紙交流を続けたいそうだ。写真は彼女からいただいた絵手紙。実は15枚ももらった! プラス彼女手製の布バッグも!

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 善意の塊みたいな方で、着なくなった自分の和服からこれまで大量の布バッグを制作し、絵手紙を渡すとき、その布バッグに入れて配布されてきたとのこと。彼女の言葉「自分の心のこもった絵手紙を人にあげるのは、嫁入りさせるようだから、嫁入り袋を制作して渡してきたのです。」

 1枚の絵手紙を書きあげるのに、約2時間。布バッグ制作に1時間ぐらい。手を使いすぎて、今では右手が硬直して、もう無理はできなくなり、布バッグつくりはできなくなったそうだ。

 インターネットで検索すると、十河博子さんの本が紹介されている。関心のある方は、丸亀市の「お城のおばあちゃん そごうひろこ」と入力してください。

 機会があれば、丸亀うどんと石垣で有名な丸亀城を目当てに、是非丸亀市を訪問することをお勧めします。十河博子さんは夏場は早朝5時ごろから7時ごろまで、春・秋は午後2時前後はお城の麓の公園で、絵を描いています。

 僕がたくさん絵手紙をいただいたのは、初対面にも関わらず意気投合して、約1時間強おしゃべりを楽しみ、彼女に気に入られたせいかも?

来年、機会があれば、丸亀を再訪し、十河博子さんに再会してお礼の土産を渡したいと思っています。宿は丸亀駅近くのスーパーホテル。このホテルは温泉を掘り当て、小さいが浴場がついています。丸亀城へは歩いて5分ぐらいのところにあります。

2022年7月17日 (日)

社民党選挙結果に安堵

 参議院選投票結果が出た。応援した福島みづほさんが当選。得票率は2,37%で、政党要件を満たし、何とか最低限の目標を達成。ほっとしているが、改憲勢力が三分の二以上確保し、確実に3年以内に憲法改悪のための国民投票になると思われる。

 国民投票は選挙と違い、市民運動を日頃積み重ねている僕たちが頑張れば、改憲ノーの投票結果を出すことが十分できる。いわば、僕たちの土俵で戦うことができる。

 今からその対策を練る必要がある。要するに、市民との対話、戸別訪問による説得活動、分かりやすい文章作成能力、その文章を大量に配布できる運動員の確保、総がかり行動で養っている目的が一緒なら一緒に行動する活動の拡大、こうした基本的なことを常に念頭に置き、日頃の地道な活動を継続することが、その日の備える対策だと考えている。

2022年7月10日 (日)

参議院選今日が投票日 結果が心配

 今日10日は参議院選投票日。僕にとり大きな関心事は、①改憲派と明確に改憲反対の勢力の当選数とその比率。②社民党福島瑞穂さんが当選するかどうかと、社民党が政党要件を満たす2%以上の投票率を獲得できるかどうか。③沖縄で伊波洋一さんが辺野古容認の自民・公明が推す候補を振り切り当選できるかどうか。④静岡選挙区で鈴木ちか候補がどれだけ検討できるか。

 安部元首相が殺された事件の真相が分かってきた。当初は海上自衛隊に3年勤務した犯人という報道から、政治テロかも?と思い、この暗殺事件が自民党に有利に働く恐れがあると心配したが、どうっやら宗教団体に恨みがあり、安部氏がその宗教団体とつながっていると犯人が思って殺意を抱いたとの警察の調べ報道が流れ、政治テロでなく、単なる殺人事件であったようだ。

 しかし選挙遊説中の元首相殺人事件だけに、この事件が投票にどう影響するのかは、誰にも分らない。もちろん僕は、犯人を許すことはできない。安部氏の冥福を祈る。

 マスコミはかなり大きく安部元首相が取り組んだことを報道している。僕の政治信条からは、評価できないことだらけだが、マスコミは悲劇的な死を遂げた元首相をたたえる論調が多い。亡くなった人を批判しにくい事情もある。

 とにかく、明日朝、結果が出る。たとえ結果が僕たちのように憲法9条を守り・日本が二度と戦争をしない国にしたいと願う側に不利になったとしても、これまで通りの市民運動を続けていくだけだ。

2022年7月 5日 (火)

袋井市 市政 議会 市職員 色々な課題あり

 昨日、議会便り改ざん問題について書いた。担当職員に優しく問い合わせ、やんやりと元の原稿に戻すよう話した。彼が率直に応じたので、僕が何故、土橋工業用地開発計画に反対しているのか、何が問題なのか、大和ハウス工業本社の意向が24日に伝えられ、その内容を含め、彼に分かりやすく説明をした。そのうえで、議会たよりの原稿を書いた時は、その本社回答も踏まえて書いたのだから、改ざんは認められない、スペースの関係で、市民に十分僕の発言内容と趣旨が伝わらないが、とにかく僕の意向を無視して勝手に直すのは許されないと、諭した。まだ若い職員なので、言葉を選んで話したら、理解してくれたようだった。

 ただ彼が、大和ハウスの名前が入っているが、会社の了解を取ってほしいというので、会社の担当者に電話した。本社から転勤してきたこの問題の担当者(責任者)は、昨年6月初めて会った時、土橋工業用地予定地がどこにあるか、また市の計画内容を知らなかった。前任者から引き継ぎを受けていないようだった。つまり袋井工場の移転先に関心がない、その必要を感じていないようだった。

 会社の名前を議会便りに出してもよいですかと尋ねても、彼には自分には判断できない、工場長や本社にも問い合わせが必要というので、それでは時間がかかるから、会社名を伏せて事業者とすると提案したら、そうしてくださいというので、議会事務局にそう伝え、最終的に、会社名のところを事業者に変更することに、落ち着いた。

 若い担当者は自分の判断で僕の文章を変えたと言っていたが、そんなことはあり得ない。上司の指示だと思うが、彼の立場を考慮し、指示した上司の追及は差し控えた。

 議員となって5年目。市政・市職員の体質・議会事務局や議員の体質・色々な課題があるということが、分かってきた。僕が目指す市政を実現する前に、多様な壁が立ちふさがっている。

 6月議会で当局の議決を求める議案にただ一人反対討論に立ち、採決で賛成起立しなかった工事入札に関する問題は、深刻な内容を含んでおり、もう少し調査してから、ブログに書きたい。

 前からやりたいと思っていた、議会報告会をできたら今年10月ごろに開催したい。実はまだ一度もやっていない。後援会組織も名前だけで、また僕自身が市民運動が多忙で、議員としての本来やるべき報告会を先延ばしにしてきた。

 竹ちゃんの市政便りで、きちんと報告しているつもりだが、それは一方的な報告にすぎない。やはり、対面で直接市民との意見交換を含め、

初めての個人議会報告会開催に向け、準備していきたい。

2022年7月 4日 (月)

袋井市議会事務局による文書改ざんに怒り

 6月議会で取り上げた内容を、議会便り(これは僕が個人的に発行しているものでなく、議会として発行する)に掲載してもらうために、事務局の要請で原稿を送った。担当者から2日に僕の原稿が改ざんされる形で、編集されたものがメールで届き、確認してほしいと要請があった。

 よく見ると最初僕が書いた内容と違う。下は元の原稿。

 

土橋工業用地開発計画は断念すべき

問 大和ハウスが是非何としてでも早く土地を取得して移転したいと希望されていない場合、計画を断念すべき。

答 大きな公益性、市民益がある本事業の成就に向け、引き続き地権者や地域と連携して取り組んでいきたい。お尋ねの仮定の話については、答えを差し控えたい。

 僕が書いたのが上。ところが問が変更され、答えも変更されている。当局に都合が悪い表現を薄める効果を狙っているようだ。議会便りは,字数制限があり、十分こちらの質問内容を伝えられない。だから僕は自前の議会報告として「竹ちゃんの市政たより」を発行している。

 当局が改ざんした文は、パソコンの中に入っていて、このブログにそのままアップできないが、消されたのは問の「大和ハウスが是非何としてでも早く土地を取得して移転したいと希望されていない場合」。このくだりは、ブログに掲載した僕の一般質問を読んでもらえば、前後の脈絡が分かるが、重要。一般質問で、6月24日に大和ハウス工業本社の意向が僕に伝えられることになっていると説明し、このような質問をした。

 当局の答で、消されたのは「お尋ねの仮定の話については、答えを差し控えたい。」

*6月24日、僕が袋井工場に赴き、工場長から本社の意向を聞いた。文書回答ではなかったので、要約すると「本社として、袋井市さんが地権者さんと協力して、法的に問題なく移転用地を整備してくれるなら移転を検討するが、自ら土地を取得することは無い。」

 工場長が文書を読み上げた後、いくつかの質問をした。「うわさでは、大和ハウスの社員で土橋の予定地に農地を所有する人が、予定地の田んぼを購入してくれる、との話が地権者の間に流れているが、本社が11億円もの金を1社員に渡して土地を購入させることはあり得るのか?」

 工場長は明確に、「あり得ません」と答えた。「法的に企業がかかる農地を購入できません。」と。市当局と地権者会が模索している「土地企画整理事業」方式で用地を獲得する意向がないことを、この答で示した。

 大場市長が、袋井市と地権者会は一体のものであり、だから教育会館無料使用や、地権者会への支援も問題ないと、答弁しているが、一体で事態を打開する手法が、「区画整理事業」方式。 この事業方式だと、100%土地を取得できなくても、事業は成立するからだ。

 しかし、事業は成立しても、最終的に一人でも土地を売らないと不同意地権者がおれば、農地の転用はできない。当局も大和ハウスも強制収容できないことも知っている。袋井市が自前の金(11億円以上)で、土地を売ってお金が欲しい地権者の要求にこたえることもあり得ない話だ。

 僕が6月24日に本社の意向を把握したから、議会便りにブログにアップした原稿を書いた。当局はだからこそ、改ざんしたのだろう。僕は今日4日、議会事務局に厳重に抗議し、元の原稿以外は受け付けないと伝える。

 実は以前にも担当者が勝手に僕の原稿を書き直した事例があり、僕は怒り心頭で抗議し、元の原稿に直した経過がある。それ以降、一度のこのようなことがなかったの驚いている。多分、担当者の意向でなく、別の人物が改ざんを命じたとみている。

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