11月議会一般質問
袋井市議会11月議会が21日に始まり、一般質問通告書を出した。くじで順番を決め、僕は11月30日午前2番手。恐らく10時前後ぐらいに下記の内容で質問します。
今回は通告書を読めば、僕の意図が当局にもすぐわかるようにしたので、長い通告書になった。
代表質問・一般質問 通告書
議席番号 |
11 |
質問者 |
竹野昇 |
令和 年 月 日 午前・午後 時 分 受理 |
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質問事項・要旨(具体的な質問事項) ≪一括方式 方式≫ |
答弁を 求める者 |
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1
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住民が安心でき、市政を信頼できる水害対策構築について (1)甚大な被害が発生した9月23日線状降水帯豪雨による水害は、3年前10月の床上床下浸水被害の経験から、備えを十分にしておけば防ぐことができたのでは、軽減できたのではないかと思われるが、この点市当局はどう考えるか。 (2)今回の経験から、住民が安心でき、治水対策に関する市政を市民が信頼を寄せられるものにする必要があるが、この点を市当局はどう考えているのか。 (3)気候変動による豪雨対策は、流域治水具体的には、川の流れを良くして堤防からの越流を防ぐ、仮に越流しても住宅や道路が冠水しないよう水田や遊水池・畑・耕作放棄地など流域の面で水を受ける対策が有効である。当局も言葉では流域治水というが具体的に流域治水をどう考えているのかを問う。 (4)水害が心配される地域の水田は保全されるべき。中部豪雨対策アクションプランには具体的な地域の水田エリアが図で示されている。このエリアの水田は埋め立て開発を規制すべきだと考えるが、当局の見解を問う。 (5)川の流れを良くする浚渫工事は巨額の費用を要する。袋井市が管理する川・県や国が管理する河川の浚渫工事の予算増額が必要である。袋井市が責任を負う川に関しては、来年度予算に十分や予算を付けてほしいが、当局の考えを伺う。県や国が管理する河川に関しては、流域市町である掛川市・森町・磐田市と連携して4つの自治体のトップが県・国に予算増額の働きかけをしてほしいが、市長の考えを伺う。 (6)高南地区の小川町・清水町の床上・床下浸水被害及び道路冠水被害が袋井市で一番大きかった。根本的には柳原に都市型排水ポンプ場を作る計画の完成を待つほかないが、最終完成年度を待ってはおれないのが住民の一致した考えである。新幹線南側と秋田川の間の土地利用を都市計画課が策定する準備をしているが、ポンプ場完成まで準備にとどめ、地権者・住民と十分な意見交換をして、地権者・住民・当局の3者が納得できる開発計画策定に時間をかけるべきだと考えるが、当局の見解を問う。
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市長 |
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1
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(7)新幹線南側と秋田川北側の耕作放棄地を仮称「水害防止特別地区」に指定して、灌木や草を公費で刈り取り・除去し、さらに表土を例えば15センチぐらい剥ぎ取って遊水池機能を持たせると、住宅地と道路冠水被害は防ぐことができるのではと考える。地権者の理解については私を含め住民があたる。当局のほうで、先ずどれだけの耕作放棄地を仮称「水害防止特別地区」に指定して、さらに表土剝ぎ取りの深さを計算して、今回の水害で新幹線南側にあふれただけの水を受ける機能になるか、シミユレーションしてもらいたいが、この提案に対する当局の考えを伺う。 (8)小川町・清水町では車が浸水被害にあい、1台はエンジンが水につかり完全にダメになった。床上はもちろんだが床下浸水被害を受けた家庭でも車の中に水が入り、修理に出した車は約50台以上と聞いている。車の避難をしておけばよかったと被災者は嘆いておられる。小川町自治会長が公的施設の駐車場を災害時に車の一時的避難場所に使わせてもらえないか打診したところ、良い返事をもらえなかったと11月12日の高南地区防災対策運営会議で訴えておられた。浸水被害を受けた他地区でも今後車の避難先確保が課題になると思われる。そこで、行政が責任を持ち、先ず車の浸水被害状況調査をし、その調査を公表してもらいたい。さらに車の一時的避難場所確保をしてもらいたいが、当局の考えを問う。 (9)浸水被害は、畳、家庭電化製品、家具、家の外に設置してあるボイラー、エアコン室外機など多種類に及んだ。小川町郵便局ではATM機がダメになり、1週間以上営業停止に追い込まれている。しかし袋井市の災害見舞金は床上浸水被害を受けた世帯にわずか1万円しか支給されない。今回は社会福祉協議会から1万円が支給されるが、合わせても2万円にすぎない。災害見舞金を支給する条例の改正が必要だ。この点、当局はどう考えるのかを問う。 また今後、南海トラフ巨大地震およびそれに伴う津波大災害も起きるかもしれない。家屋の倒壊または半壊には国や県などの交付金が支給されるが、床上・床下浸水被害は対象外だ。袋井市独自の災害見舞金で家を新築・修理する際の補助としての見舞金や、今回のような浸水被害に対応できる見舞金の増額のために、基金の積み立てが必要である。災害見舞金増額に対応できる基金の積み立てを来年度予算に盛り込んでいただきたいが、この私の提案に対する市長のお考えを伺いたい。
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