年末に思う
12月下旬は、何かと忙しい。師走。気分は確かに走るかの如く。年賀状書き。牧之原の松本さんのみかんを購入して、故郷伊賀へ墓参りと親戚回り。大掃除。息子夫婦と孫2人が31日に帰省するので、ふとんを干したり、狭い家の中をすっきりさせるため、不要なものを処分したり片付けたり。正月用の食品や飾り物の買い出しに走ったり。妻も張り切って普段やれない箇所の掃除に精を出している。
遠州地方はこの時期風が冷たい。寒い。寒気の中を忙しく動き回りながら、あれこれ考える。想像する。暖かいねぐらがないホームレスの人々。食べ物に困っている人々。目を世界に向けると、飢餓状態の人々。ロシアのミサイルやドローン攻撃に怯えるウクライナの人々。
原発で故郷を追われた人々。未来に希望が持てない人々。世の中、幸せな環境にある人々ばかりでない。想像を巡らせると、自分は恵まれていると思う。厳しい状況にある人々に、何もできなくてすみませんと、申し訳なく思う。
40年前、故郷の伊賀へ子どもを連れて帰省したが、あの頃の親の気持ちを想像する。自分も子や孫の帰りを楽しみに待つ年齢になって、親の気持ちがよく理解できる。
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