ウクライナ戦争が拡大・長期化する恐れ 世界が軍拡に舵を切る
ウクライナのゼレンスキー大統領がヨーロッパ主要国を訪問。各国はさらなる軍事支援を約束したと報道された。戦車、戦闘機、射程の長いミサイルや遠距離攻撃できるドローン。
アメリカも追加支援を約束し、世界はウクライナ支援の名のもとに競うように、武器弾薬・より攻撃的な兵器を惜しみなくウクライナに提供し続けている。
ウクライナの立場は明確だ。ロシアに奪われたクリミヤ半島を含む全ての領土を取り戻すとの大義がある。僕はウクライナに同情し、気持ちは理解できる。しかし、この路線は、戦闘の激化と長期化を招くと危惧している。被害を受けるのはウクライナの国民だ。勝つまで戦う勇ましさは、落とし穴がある。
今、世界は軍事力で国を守る=強力な抑止力で平和を守る、との論理が支配的だ。軍事力で本当に人々の平和な生活を守れるのか、大きな疑問がある。軍拡の歯止めが無くなりつつある。生活のための予算が削られ、軍事費が際限なく増え続けている。
この流れを喜んでいるのは、軍需産業だ。ロシアの弱体化が目的のアメリカ・イギリスの権力者たちだ。ウクライナ頑張れ、に、僕は大きな不安と危惧を抱いている。
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