2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2023年6月 | トップページ | 2023年8月 »

2023年7月

2023年7月30日 (日)

4年ぶりの袋井遠州の花火大会を見て  火薬が爆弾になったら? 平和を実感 同時に日本の現状を心配

 久しぶりに袋井市の名物「遠州の花火大会」を、孫たちと見に行った。当日の朝、新聞に、裸の大将・山下清の言葉が紹介されていた。

『 みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな 』

Img_1807

Img_1806

Img_1805

Img_1804

 1人5000円のファミリー席(芝生の上に自分でシートを敷いて見るだけ)を4人分購入して、寝転びながら花火を楽しんだ。打ち上げをやっている所に近い席だったので、爆音のような火薬が爆発する音に、孫は終始耳を押さえて見物。

 山下清の言葉をかみしめながら、ウクライナ戦争や世界の紛争地のことに思いをはせた。花火でなく、爆弾が頭上で炸裂したら、どうなるか。

 平和だからこそ、のんびり家族そろって花火を楽しむことができる。日本は今は表面上は平和だ。しかし、戦争準備に入っている。自衛隊の火薬が足りない、その火薬を備蓄する弾薬庫が沖縄南西諸島に不足している、火薬つまり爆弾を中国や北朝鮮まで届くミサイルを大量に作ろう、アメリカからトマホークを200個爆買いしよう、そのためには軍事費を5年間で43兆円にしよう、憲法が禁じる戦争を解釈改憲で、自衛のため、集団自衛権の名目で、海外で自衛隊が米軍やオーストラリア軍などと共に、火薬(爆弾)を融通しながら戦争ができるようにしようと、着々と戦争準備をしている。

 きれいな花火大会がこの時期、各地で催される。恋人と、友人たちと、愛する家族と、花火を楽しみながら、是非、山下清の言葉をかみしめてほしい。

2023年7月26日 (水)

【 夏は僕の季節 】 【 夏が一番好きな季節 】 は過去のものとなりつつある

 僕は高校生の頃から夏に、自転車でサイクリング旅行を楽しむようになった。伊賀市の上野高校1年の夏休み、友人たちと琵琶湖一周をしたのが夏旅の始まりだった。

 市役所でテントを借り、飯盒でご飯をたき、自炊しながら約1週間のサイクリングを楽しんだ。自転車は通学に使っている普通のタイプ。そのころも夏は暑かった。炎天下、特に上り坂を午後ベダルを踏むのは、きつかった! 関西語で、「えらかった!」。

 2年生の時は、伊勢志摩方面にやはり1週間サイクリングをした。志摩半島の上り下りの多い舗装をしていない道は、これまた難儀だったのを昨日のように覚えている。

 3年生の時は、弟と2日間、四日市の白子海岸へ。伊賀超えの坂道は、えらかった! 大学1年の時は、一月かけて、九州一周した。高校時代通学に使っていた自転車(3年間夏旅に使用)は、九州一周でも大活躍。しかし宮崎県から鹿児島県へ抜ける海岸線道路は、まだ舗装されていない箇所もあり、おまけに坂道が多く、これまた炎天下は一苦労。後部座席には、ひと月分の着替えや日用品・炊事用具・テントなどの荷物を積んでいる。変速ができる今様のサイクリング車でないので、ペダルをこぐのは楽でなかった。きつい坂道は歩いた。

 教員になってからの自転車の旅は、韓国半周の夏旅。戦後50年を記念し、日本が侵略した傷跡をめぐる1か月の旅だった。半周になったのは、同行してくれた知人の韓国人大学生ユン・ソングさん(彼は袋井にある大学の留学生だった)のお父さんが、体の具合が悪くなり途中で故郷の実家に戻ったので、僕一人では自転車の一人旅は言葉の問題で無理だと判断して、残り半周は鉄道・バスを利用した。

 大学生の時、ヨット部に入り、夏は合宿や他大学との合同練習など、やはり炎天下、日陰のない洋上で、夏を過ごした。こんなわけで、夏は僕の季節?と自称するぐらい、夏は好きな季節「だった」。

 「だった」と書いたのは、地球温暖化が進み、最近では耐えられないぐらいの暑さになりつつあるので、若い時のように「夏は僕の季節」「好きな季節」と自信をもって言えなくなってきたからです。

 朝6時過ぎ太陽が上がると、畑仕事も楽でなくなった。ラジオ体操をする6時半ごろ、日陰で体操をしないと、これまた体にきつくなってきた。7時過ぎのウオーキングも快適でなくなった。

 沖縄では8時過ぎから炎天下になるが、本土も同じようになってきた。天気予報でも8時過ぎから熱中症の危険ありと警報を出すようになった。昨日群馬県伊勢崎市は39.5度を記録した。日本全体ほとんどの地域は30度超えは普通になった。今日名古屋は38度になるとの予報。

 35度を超えると、体に危険なぐらいの猛暑だ。気象庁の温度計は炎天下日陰のないコンクリート道路上に設置されていない。これはやむを得ないが、35度の予報だと最低2~3度プラスしたほうが体で感じる実際の気温だと思う。

 昨日午後4時過ぎに畑で片付け仕事をやった。短い作業だから必要ないだろうと、水を持っていかなかった。なんだか体がくらくらする。これはやばいと、近くのスーパーまで自転車で水を買いに行った。5時過ぎまで片付け仕事をやったが、恐らく水を飲まなければ熱中症になっていただろう!

 体に危険を感じる最近の夏。もう「夏は僕の季節」「好きな季節は夏」などと言えなくなってきた。生活スタイルを今日から変えることにする。ウオーキングはラジオ体操の前にやる。このブログを書いていると、もう5時20分過ぎ。これからウオーキングに出かけ、ラジオ体操を終えたら新聞を見ながらの朝食をとる生活に切り替えます。

2023年7月24日 (月)

クラスター爆弾は国連が非人道的兵器として使用を禁じている。ウクライナ戦争で使用され、死傷者が出ている!

 クラスター爆弾使用禁止国際条約に、アメリカ・ロシア・ウクライナは加盟していない。だからと言って非人道的兵器を使用するのは許されない。

 ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカに供与を求め、バイデン大統領はロシアとの戦争に勝利するために供与に踏み切り、すでにウクライナ側は実戦使用を始めている。

 先に使用したのはロシアだが、ウクライナ国内で行われている戦争でウクライナ側も使用すれば、双方が使用をエスカレートして、結局大量の不発弾がウクライナに残り、ウクライナの民衆が戦争が終わっても死傷する。

 地雷が大量に使用され、地中に残った地雷で多くの犠牲者が出たのは、カンボジアだった。この悲劇から、国連で禁止条約が定められ、日本を含む多くの国が批准している。

 報道によると、アメリカに供与されたクラスター爆弾をウクライナが使用し、ロシア側のジャーナリストに死傷者が出ている。ロシア側が使用したクラスター爆弾でウクライナ側にも死傷者が出ている。

 ゼレンスキー大統領はクラスター爆弾がロシアとの戦争で有効だと今後も使用すると公表している。対するプーチンもウクライナの使用を非難し、ロシアの使用を正当化している。

 戦争は留まるところがない。より非人道的で強力・破壊力が強い兵器は核兵器だ。すでにロシアはベラルーシに配備をしつつある。核の脅しもしている。このまま戦争がエスカレートすれば、ロシアによる限定的核兵器使用もありうる。最悪の惨事も起こりうる。

 日本政府は、アメリカのクラスター爆弾供与に反対しなかった。反対しない姿勢は、非人道的兵器使用を承認することに通じる。核戦争になったら、日本政府はどのような立場に立つのだろうか?

2023年7月22日 (土)

辺野古レポートその6最終回 出会った人・感想など色々

 沖縄に関して書きたいことは山ほどある。短い辺野古滞在で感じたこと、会った人たちのこともたくさん書きたいが、力量に限界があるので、今回でとりあえず最終回とします。

 カヌーチームのAさんとは食事をしながら1時間半ぐらい話あった。色々悩みや疑問点を聞いた。運動内部の意見の違いはどの組織にもある。僕は違憲が違っても同じ目的なら大同団結できると信じているし、実際静岡県ではそうしている。沖縄の運動は、沖縄現地で運動を担っている人たち自身で解決してもらうほかないので、Aさんの不満や悩み・疑問に思うことなどを聞き、受け止めることにした。詳細は書けない。

 うるま市のBさんと会えたのはうれしかった。彼女が発行する通信はメールで読んでいる。高齢だが、安和や辺野古の現場にうるま市の仲間たちと週に何回か定期的に通っておられる。本当は購入すべきものを、彼女から頂いた。手作りバッグです。

Img_1784

 色々子袋から大きなバッグまで制作して、辺野古テント村で販売し、収益は運動に寄付されている。航空運賃やレンタカー代が高くなった話をしたら、気の毒に思ってくださり、プレゼントしてくださった。ありがとうございます!

 Img_1783

 歌集は、ゲート前座り込みでよく歌う歌詞が集められている。クッションのオーナーが東京から定期的に沖縄に来て、活動に参加している。彼は事業でかなりの借金があると言っていたが、不動産会社の社長であるにもかかわらず、現地では一市民として活動に参加されている。そのHさんから、この歌集を購入した。

 辺野古に移住してレストラン「ヘブン・ヘブン」を開店されている女性に会った。彼女のお店に食べに行き、色々お話を伺った。福島原発事故で関東にも放射性物質が降り注ぎ、鼻血が出て体調がおかしくなり、娘さんの体調も極めておかしくなったので、自宅を売り払い沖縄に住むと決意して、最初は那覇に住んだとのこと。娘さんやご自身の体調もすっかり良くなったそうだ。こちらに来るとオスプレイが那覇の上空も飛び、地元の新聞を毎日読む中で、辺野古新基地反対の沖縄の人々の気持ちが分かるようになり、沖縄への恩返しに自分に何ができるかを考え、健康な料理作りが得意なので、辺野古の人々や辺野古座り込みに来る人々に休憩と語らいの場でもあるレストランを開いたそうだ。

 名護市市議会議員の大城さんに3年ぶりにゲート前でお会いした。80歳を優に超えておられるが、元気に座り込みに参加されておられる。東恩納琢磨市議にも海上チームのテントでお会いした。以前から活動されておられる地元に人々に会うと、ほっとする。自分も頑張らないといけないとの思いが強くなる。

 そこで、10月下旬1週間、辺野古に行くことにした。宿「クッション」にはすでに予約済み。これから航空券とレンタカーを確保したいと思っている。早く予約すれば安くなる。

 辺野古で撮った写真のいくつかを掲載します。

Img_1741_20230722164501

Img_1742

 辺野古漁港の近くに建設中のグランド。政府が沖縄県を飛び越え、直接辺野古区に交付した金で作られる。原発立地自治体にはその自治体に交付金が下りるが、沖縄では名護市でなく、基地建設賛成の辺野古区(袋井で言えば、連合自治会)に直接金がばらまかれる。政府は地方自治無視、デタラメをここ沖縄ではやっている。

 

2023年7月21日 (金)

辺野古レポートその5 印象的な出会った人

 辺野古の宿「クッション」の屋根の塗装(雨漏り修理)作業をしている職人さんと親しくなった。彼は読谷村に自宅があり、泊まり込みで作業をしておられた。

 初めて会った時、座り込みに来られて宿泊されているのですか?と聞いたら、そうだとの返事。彫りが深く、たくましく日焼けされている。目鼻だちが外国人のようにも見える。

 夜、宿の主・稲葉さんと食事をしながら色々話をした。雨が降ると雨漏りがするので塗装をしてもらっている。僕が会った人は職人さんだと説明してくれた。

 彼は一緒に夕食を食べない。外のイスに座っている場合が多い。寝るのは同じ部屋。2~3日も一緒の宿にいる間に親しくなった。彼の名前を聞くと、苗字は沖縄風だが、親につけてもらった名前はカタカナで、明らかに外国人の名前。どうして変わった名前ですかと尋ねた。

 米兵と母親のあいだに生まれた。だから自分はハーフ。父親の顔を見たことがない。母を捨てて米国に帰り、音信が全くない。母は苦労したようだ。小学生の時、いじめられ、学校がイヤになり、あまり学校に行かなかった。中学校は卒業していない。

 大阪で仕事を探したが、読み書きも十分できないので、塗装職人になった。沖縄に戻り、仕事をしているが、時々辺野古に来て基地反対の座り込みに参加している。

 読谷村で基地反対の署名を集めたりすると、業界から仕事をもらえなくなった。それでも自分らしく生きている。学校は出ていないが、新聞は読める。読谷村の山内徳信さんや知花昇一さんを知っているかと聞くので、彼らの家に行ったこともあり、良く知っていると答えたら、彼との距離が近くなった。今度沖縄に来たら、是非自分の家に来てほしいと住所を書いてくれた。

 10月に再度辺野古に行く予定を立てたので、滞在中に読谷村の彼を訪問したい。自宅の庭にバナナの木があり、クッションに入る間にいったん自宅に戻り、バナナを収穫して僕に土産だと手渡してくれた。自宅の塀になにやら色々描いてあり、目立つそうだ。

2023年7月18日 (火)

辺野古報告その4 不屈に粘り強く頑張っている沖縄の人々、本土から沖縄に住み着いて頑張っている人たち

 辺野古の闘いは、巨大な国家権力・アメリカ軍との戦いである。相手は警察や海上保安官など暴力を行使しても正当化する権力機関に守られている。基地建設に反対する市民側は、体が少し警察官(機動隊)に触れただけで、「公務執行妨害」の疑いで逮捕され、身柄を拘束される。

 勤めがある人が警察に拘束されると会社や勤務先に行けなくなる。勝手に休んだと不当解雇される恐れもある。家庭の事情で、自分が家に戻らないと家族が困る人もいる。

 平日の活動を退職者・高齢者が担っているのは、時間があり、不当に拘束されてもあまり大きな影響がないからだ。

Img_1731

Img_1753

 これまで多くの仲間が不当に拘束され、留置場にぶち込まれてきた。指導者の山城ひろじさんに至っては、高江で僕たちと同じ平和的な抗議行動を行っていただけなのに逮捕され、留置場に拘束される期間が1年以上に及んだ上に、起訴され、今裁判闘争を戦っている。

 海上行動のメンバーは逮捕はないが、海上保安官の暴力で多くが負傷させられている。権力の暴力犯罪を裁判を通して訴えている千葉さんは今も後遺障害に苦しんでいる。

 僕たちは非暴力の運動を貫いている。逮捕されない。だれでも参加できる平和的な運動だ。だから色々な人が現場で頑張っている。現地に来るとそれが良くわかる。

 音楽や踊りなど沖縄の運動は楽しい。辺野古ゲート前テント内での集会で、沖縄の方たちや本土から来て住み着いている人たちのお話を聞くと勉強になる。

 辺野古の宿「クッション」での出会いも、人間の幅が広がる。個人名は出せないが、現地で不屈に、あきらめずに、粘り強く戦っている人たちには、頭が下がる。

Img_1755

Img_1754

Img_1748 Img_1748 Img_1748

Img_1740

 

 

2023年7月17日 (月)

写真による辺野古レポート 

Img_1760

 僕が宿泊した辺野古の宿「クッション」。フェイスブックにこの宿について詳しく書きました。

Img_1724

 9日夕方、辺野古座り込みテント前看板。

Img_1723

 海兵隊キャンプシュワーブ基地に新たに僕たちの税金で建設された米兵のための立派で贅沢な厚生施設。

Img_1725

 暗くなってきたときに撮影したので見にくいが、キャンプシュワーブ山側の自然破壊現場。新たな工事が始まっている。後日工事内容を解説予定。

Img_1729

 9日夕方の辺野古の海と浜の様子。

2023年7月14日 (金)

辺野古報告 その3 安和桟橋行動

 11日は終日安和桟橋行動に参加した。その2の最後に次回その3で、ゲート前行動及び安和につぃて書きますとしたが間違いでした。9時前に安和桟橋に着いた。安和は本部半島の名護市よりの所にある。琉球セメントの工場があり、工場専用の桟橋がある。防衛局はここを辺野古埋め立て土さ積出港として使用。

 山の土さが切り崩され、かつての山が低くなっていた。山肌が露わ。安和を通る道は、美ら海水族館に通じる。観光バスやレンタカーで大勢の人が沖縄海洋博が行われた会場にある水族館に行く。その人たちは嫌でもむき出しになった山・自然破壊の現場を目撃せざるを得ない。

 すでに10名ぐらいの人が土さを積んだダンプに対し、牛歩戦術行動をしている。牛歩戦術は、ダンプの前をゆっくりゆっくり歩いて、搬入をすこしでも遅らせる行動。ひっきりなしにダンプが桟橋側の土さ置き場に入ろうと集まってくる。牛歩で長い車列ができる。

 機動隊は来ない。警官が一人見守るだけ。完全にダンプ侵入を阻止しないので、手の出しようがないのだ。抗議行動の一環としての牛歩です。昼食を食べてから、午後もこの行動に参加。1時半過ぎから猛烈な雨。全身びしょぬれ。線状降水帯の豪雨のようだ。葉っぱが大きい木の下で、雨宿りをしたが、容赦なく雨が落ちてくる。

 結局もう無理だと皆さん判断し、2時40分過ぎに行動を終えた。カヌーチームの様子を見に行った。カヌーチームは、土さを積み込んだ船が出るのを遅らせるための行動をとっている。ロープでカヌーと船の回りの網をつなぎ、海保の拘束を遅らせる戦術を行使している。午後3時ごろには拘束されたようだ。そうでない一部の人たちは猛烈な雨で前方が見えないので危険だと判断し、浜に戻り仲間の解放を待っていた。

 僕が宿に戻ったのは午後4時ごろ。シャワーを浴び、濡れた衣類を洗濯して、この日の行動を終えた。

2023年7月13日 (木)

3年ぶり辺野古現場からの報告 その2 海上行動

 10日午後、海上チームは12時半に辺野古漁港近くのテント2に集合するというので、仲間へのささやかなお土産(うなぎパイ)を持って参加した。カヌーチームの常連の皆さん方にお会いでき、変わらず頑張っていることに頭が下がる。

 この日は、カヌーが4艇、サポート船が2隻(平和丸と不屈)が海に出た。僕は愛媛県からの4名と共に不屈に乗せてもらった。辺野古の海は相変わらずきれい。辺野古崎側の区域の埋め立ては、ほぼ完成して海面から10メートル近くまで土さが投入されてしまった。テトラポットの護岸も高くなっている。

 卵を産むため砂浜を求めて、亀さんたちがたくさん泳いでいる姿を目撃した。しかし可哀そうに護岸がじゃまして砂浜に戻れない。砂浜そのものがなくなっている。人間は残酷だ。埋め立てられた海域の藻場も消滅。さんごも消滅。防衛局はさんごを移植したというが、ほぼすべて移植先で死んでいるとの報告が船長からあった。

 大浦湾側も見ることができた。軟弱地盤が見つかり、沖縄県が工事を認めていない区域は3年前と同じ状態だった。この日も弾薬庫に近い「埋め立て区域9」では、スパッド台船からダンプが土さを運び出す作業が行われていた。

 埋め立て土さは、現在本部半島の山を削り、船で大浦湾に運ばれてくる。本土の土さは現段階では使用されていない。この日は土さを運ぶ船が入ってこなかった。すでに運び込まれた土さは、フロート内に浮かぶ台船に移しかえられている。始めて見る巨大な船に驚いた。船長の説明によると、この船は本来土さを積む船ではないが、日本で一番たくさんの土さを海上で保管できるので、いわば土さの仮置き場として使われている。

 海の気象は変化が激しい。途中大雨になり、全身ずぶぬれになった。カッパをリュックに入れ忘れた(必要ないと判断)ので、自分の判断が間違っていたことを後悔した。雨は一時的なものでやがて上がった。

 ダンプカーが盛んに行き来している。辺野古側の区域に土さをため込んでいるようだ。大浦湾側への土さ投入量は膨大。それに備えて仮置き場にしている。しかしこれは違法である。防衛局が沖縄県に申請した辺野古区域埋め立て申請書には、大浦湾側用の土さを仮置き場に使用するとの記載はない! 

 沖縄において、防衛局つまり日本政府は憲法無視=民主主義無視=公共工事に定められている手順(作業方法)無視=法令無視、つまりでたらめをやっている。本土ではありえない違法なことを平気でやっている。全て米軍のために。

 4時前にいったん宿に戻り、シャワーを浴びてから、夕方5時半から始まる会場行動会議に参加した。北上田毅さんを講師に迎え、彼が情報公開請求して得た防衛局の新基地建設事業の資料説明会があった。

 工期、事業着手時期、工事概要、入札日、そのお金額など、詳しい情報の説明を受けた。よく理解できないところもあったが、今、目の前で私たちの税金を使い行われている工事内容の全容だ。

 詳しく書くのは自分の力量を超えているので割愛。北上田さんの結論。「もう一押し! 辺野古新基地建設は頓挫する! 」

 次回は11日ゲート前行動と阿波桟橋行動についてレポートします。

2023年7月11日 (火)

3年ぶりの辺野古の現場からの報告 その1 沖縄は暑い 酷暑の中で頑張っておられる人々に敬意を表します

 9日夕方辺野古に着いた。宿「クッション」で出会った人や辺野古集落の様子などは、後で書きます。先ず新基地建設反対の闘いの現場報告をします。

 10日朝、8時15分ぐらいにゲート前に着いた。9時ごろに工事車両が入るので、8時半ごろから工事車両専用ゲート前に座り込む。もうこの時間には気温が上昇し、熱い! 温度測定をしていないが、体感で30度ぐらいだろう。

 この日は愛媛県から4名の参加者があり、約20名ぐらいが座り込んだ。月曜日の現場リーダーは統一連の瀬長さん。大半が沖縄の人々。顔見知りの沖縄の人がいたのでうれしくなった。しかしいつもゲート前で見かけた人たちには会えなかった。安和に行っている人たちもいるのだろう。

 テイケイ警備会社の警備員がずらりゲート前に勢ぞろい。10数名。9時頃には名護署の警官が出てきた。機動隊の制服でなく通常の警官の制服。驚いたことに警官が少ない! 6~7名ぐらい。

 反対派が少ないので、この数で排除可能になっていた。機動隊の物々しい姿は見たくないが、正直あまりに少ない警官に拍子抜け。フェイスブックに連日投稿してくれている方のレポートにも、今日は10名とか、今日は本土からの参加があり20名ぐらいになったとあるが、平日は大体このような状況のようだ。

 コロナ禍で互いの接触を防ぐために、リーダーが警官の排除に対して抵抗せず立ち上がりましょうと呼びかけているので、排除の時間は短い。ダンプカーや機材を積んだトラックが10数台車列をなした時点で警官が僕たちを排除して、車両が続々と基地の中に入っていく。その数約20台ぐらい。

 全ての車両が入った後、ゲート前を抗議のデモをして基地に向かってシュプレルコール。この後テントに戻り休憩をしながら、集会が始まった。瀬長さんが最近の状況を報告。彼は、オスプレイなど米軍の航空機が高度60メートルの超低空で本土全体でできるようになり、いまだ日本はアメリカの植民地におかれていると大和政府を厳しく非難した。次に沖縄平和委員会の女性が、那覇で自衛隊員が通勤で戦闘服である迷彩服を着ていることに抗議していることを報告。クッションに置かれている赤旗に詳しく報道されていたので、僕はこの事実を事前に知っていたが、抗議活動の中心の方からの発言に聞き入り、自衛隊が日常的に沖縄県民の自衛隊慣れ戦略の一環としてこのようなことを行っていることに怒りが沸いた。本土での通勤服がどうなっているか調べたい。

沖縄の退職教職員の女性の発言、愛媛県からの4名の発言が続いた。「ノーモア沖縄戦・えひめの会」の安部さんが代表して、小豆島から埋め立て土さを運ばせない運動や本土各地から土さ搬入を阻止する連絡会の活動などを報告。同じ愛媛県の方だが最近浦添に移住してきた方、安部さんの娘さんが初めて現場に来て感激したとの発言、「日米の対中国戦争態勢とは何かー東アジアでの戦争を止めるためにー」という本を出版した高井さんの発言。

 僕は昨年浜松市で開催した沖縄チャンプルー展や中村哲医師写真展の報告などをした。10時20分に車で、新たな工事が始まっているゲート4に移動。ここは辺野古弾薬庫エリアの工事車両が入るところ。テイケイの警備員がずらり。僕たちはここでも座り込んだ。工事車両が車列をなした11時ごろには警官の姿。この時間帯になると猛烈に暑い。日陰もない。道路のすぐそば。現場では皆さんこうした環境下で頑張っておられる。

 座り込みはすぐ排除され、残念ながら10数台の工事車両が弾薬庫エリアに入っていったが、現場でこうした抗議活動を継続することに意義があると思う。火薬庫5棟が今年11月から作られる。今は弾薬庫に通じる新たな専用道路や造成工事を行っている。自衛隊もこの弾薬庫を使う。辺野古新基地建設と弾薬庫新設が合わせて行われ、日米共同の戦争準備・出撃拠点つくりが進んでいる。

 工事の費用は全て僕たちの税金だ。米軍はびた一文出さない! 自然を破壊し、戦争につながる基地強化工事に抗議しない、黙っている、関心も寄せないのは、日米政府のやっていることを結果として認めることにつながる。猛暑の中、頑張っている人たちの行為のほうが自然だと思う。

 午後は会場行動に参加したが、長くなるのでその2として次回報告します。

2023年7月 9日 (日)

世の中不条理・不正義・おかしいこと・許せないと思えることが多い どう対応すべきか

新聞・テレビなど報道を通して、これはおかしい!間違っている!許せないと思われる出来事が多い。不条理・不正義と感じることが多々ある。今朝の新聞に、袴田巌さんの再審裁判で検察が有罪を立証する方針を固めたと報じられた。 

 証拠とされた衣類が捜査当局の捏造の疑いがあると東京高裁が判決文に書き、また地元静岡県の当時の捜査した刑事が事件直後ミソ樽の中を調べたが、衣類らしきものはなかったと証言しているにも関わらず検察はまた衣類に血痕は残っていたことを立証したいと言っているらしい。

 単なる時間稼ぎだ。袴田巌さん・姉の秀子さんが死亡するまで無罪判決が出るのを先延ばししているとしか思えない。権力は巌さんがやっていないことを百も承知で、自らの間違いを認めようとしない。

 袴田巌さんや秀子さんにとり、どれほどむごい決定であろうか。

 今、沖縄辺野古からこのブログを書いている。沖縄の人々は県民投票・県知事選・国政選挙で、繰り返し新基地建設反対の民意を表してきた。日本が民主主義国なら、沖縄県民の意思を尊重して、辺野古新基地建設を断念すべきだ。しかし本土の政府は、沖縄の民意を無視して美ら海の破壊を続けている。沖縄の人々からすれば、沖縄差別以外に考えられない。本土で県知事や県議会が認めないことを、政府が強引にやることはあり得ないからだ。僕自身もこれはおかしい、許せない思いで座り込み運動に参加している。

 個人の犯罪や事件で酷いと感じられることも多いが、行政や警察・検察など市民に対して一定の公権力を行使できる機関の間違った方針・計画は、影響が大きいだけに認めることはできない。

 黙っていること・何もアクションを起こさないことは結果として黙認につながる。僕は可能な限り、異議申し立てをするようにしている。snsでもこれはおかしいとアピールするようにしている。

 

2023年7月 8日 (土)

汚染水海洋放出は許されない

 福島原発事故由来の放射能に汚染された水は、アルプスで処理しても、完全には危険な放射性物質を取り除くことはできない。マスコミは政府・東電の安全プロパガンダ、及びIREA(国際原子力機関)の報告書でお墨付きを得た? 、規制委員会も放出を認めた、と、放出に向け準備が整ったと、一大キャンペーンを張っている。

 騙されてはいけません! 処理水は汚染水です。処理できない放射性物質は、トリチウムだけでなく骨の白血病を引き起こすストロンチウム、その他約60種の多核放射性物質を含んでいます。いくら大量の海水で薄めても、放射性物質は消えません。

 昨日からツイッターで、「汚染水海洋放出反対! ツイッターデモ」を呼びかけました。ハッシュタグ#をつけて大勢の人が反対の意思表示をする方法です。

 フェイスブックにも詳しく書きました。今、このブログにも書いているのは、先ず、政府・東電・IAEA・規制委員会・マスコミでよく出る御用学者やエセ文化人などの安全というウソを、多くの人に見抜いてほしいからです。

 市民運動でもちらしやマイクで危険だです! 漁民の理解を得ることなく放出するのは、福島漁連と文書で交わした約束を踏みにじる行為であり、許されない! ことを街頭で訴えます。下記の文章は、福島の人々への連帯・応援の気持ちを、静岡県から表すために書いたものです。

静岡県から福島の人々へ 汚染水海洋放出に私達も反対です!

 

 東京電力は福島原発事故由来の汚染水を安全と称して海に放出しようとしていますが、とても許すことができないと私達静岡県民も反対運動を県内各地で継続的に行っています。

 717日の皆さん方の汚染水海洋放出反対運動に連帯して、私達も静岡駅北口地下道でアピール活動を行います。また私たちの運動に参加している県内各団体に、それぞれのやり方で福島と連帯する活動をやりましょうと呼びかけています。

 汚染水に含まれるトリチウムやストロンチウム等放射性物質を取り込んだ魚や貝類、ワカメ・コンブなどを食べ続けると、体内に蓄積され被ばくします。IAEAの報告書が4日発表され、「人や環境への影響は無視できるほど」「計画は国際的な安全基準に適合している」としていますが、トリチウムのことしか触れておらず、アルプスで取り除けない60種にものぼる他の放射性物質の海洋生物・魚類への影響はどうなのか、全く科学的な検討結果報告がありません。

私達は、政府・東電がお墨付きを得たとして「処理水は安全だから放出しても問題ない」と主張しているのを信用していません。

風評被害を恐れる福島県の漁民の理解も得られていません。政府・東電は「関係者の理解なしには放出しない」と約束しているのだから、約束を守るべきです。

 海はつながっています。海外からも、海を汚すなと反対の声が大きくなりつつあります。人類に恵みを与えている海を汚染するのは、倫理的にも許されません。

 共に力を合わせ、汚染水海洋放出をさせない運動を盛り上げていきましょう。

 

                  浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク

2023年7月 3日 (月)

コロナワクチン6回目接種しました

 沖縄に9日から14日まで行く。久しぶりの辺野古座り込み参加のため。今、急激に沖縄では感染者が増えているとのニュースに接して、対策として先月30日に注射してもらった。

ファイザー製のワクチンを4回接種して、副作用がないので、今回もファイザーを指定した。5回目はこちらの希望がかなわず他社製だった。6回目も腕に痛みが残るものの、問題なく安心している。

 昨日静岡に行く用事があったが、電車内ではマスクをしている人が大半。僕もつけていないとまずい雰囲気なので、マスクを着用した。うんざりだが、やむを得ない。早くコロナが完全収束してほしい。

2023年7月 1日 (土)

マイナンバーカードはいらない 返納者が45万人!

 ツイッターには、この問題で何回も不要だ・いらない・僕は取得しません、と投稿してきました。ブログでも改めて取り上げます。何が問題なのか、本質面から、マイナンバーカードの問題点に切り込みます。

 当初政府は国民背番号制を考え、全国民に番号をつけました。当時、これは国が国民を管理するために番号をつけたと、マスコミやsnsでも批判が起きました。しかし背番号をつけられても、日常生活には全く関係なかったので、批判が沈静化。

 しかし最近マイナンバーカード問題が深刻な問題になったのは、住民票・戸籍、保険証や年金、銀行口座などを紐付けすると、個人情報が政府に筒抜けるなることが分かり、政府が国民を一元的に管理支配する構造が明るみになってきたからです。

 つまり当初の政府の目論見=国民に番号を振ることにより、マイナンバーカードを取得させ、国民の個人情報を把握する、それを通して一元的に国民を管理支配する構造が、明確になってきたから、政府を信用できない多くの人たちは、マイナンバーカードを返納したり、取得しないのです。返納者は実に45万人に上ります。今後もっと増えるでしょう。

 政府は便利さを売り物にしてきたが、不具合・トラブルの頻発も、大きな問題として浮上してきました。病院・医院で使えないケース、治療費の全額をいったん払わざるを得ないケースが続発し、医者の団体も来年保険証廃止に反対しています。

 他人の情報が出てくるのも大問題です。つまり見知らぬ人に自分の情報が洩れているのです。また政府は、マイナンバーカード情報を企業が商売に使えるようにしようとしています。膨大な個人情報を企業が取得して、販売戦略を立てやすくする狙いです。

 こうなってくると、マイナンバーカドは一体だれの利益になるのか、明らかです。ちょっとした便利さと引き換えに失うもののほうが大きい。

マナナポイントで最大2万円得するキャンペーンにつられて取得した人が急増したが、やがて熱が冷め、2万円を使い切った後、自主返納する人が増えると見ています。

 保険証を来年秋に廃止する、一時的に保険証にかわるものを発行するがそれは1年ごとに更新する必要がある、マイナ保険証を使わない人には割引率を不利にするなど、と、政府は国民を脅していますが、これは政府の脅迫犯罪だと思う。とても許されるものでない!

 マイナ保険証を認知症の人は自分で使えない、高齢者で暗証番号を覚えていない、住所を変更したが変更届を出さずマイナンバーカードが使えない、5年ごとの更新手続きを取っていない、こうした人が膨大に確実に増えます。

 また高齢者施設(老人ホームなど)側も入居者のマイナンバーカードを預かり、さらに暗証番号も控えて保管する必要があります。入居者が医者にかかる場合、スタッフがその方のマイナカードを金庫から取り出し、暗証番号もメモする必要があり、家族からすれば肉親の個人情報が施設職員に漏れ、悪用されるのでは心配になります。

 徴兵制を引く場合は、マイナカードは威力を発揮します。18歳、20歳、22歳の若者を全て対象にし、軍役に適しない障がいを持っている人を除いて、昔で言えば赤紙=徴兵を伝えるはがきが出しやすくなる。まさに徴兵業務の省力化に最適です。

 安倍・菅・岸田自民公明政権は、憲法を解釈改憲し、勝手に日本を軍事大国化に使用とし、防衛費増額のため増税を計画しています。マイナンバーカードの取得は、任意であると明言してきたにもかかわらず、保険証廃止で実質的に強制に近い手法です。

 ウソ、ごまかし、民主主義破壊・憲法破壊・平和国家として歩んでいこうとする国是(武器は海外に売らない・軍隊を海外に出さない・専守防衛に徹するなど)破壊とデタラメなことをやっている政府を、誰が信頼できるでしょうか?

 

« 2023年6月 | トップページ | 2023年8月 »