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2023年9月25日 (月)

農作業に汗しながら、耕作放棄地解消・有機農業推進・大量の河川堤防草の堆肥化など、農業に思いを巡らせる

 昨日は、めちゃめちゃ働いた。おかげで体のあちこちが痛い! 今日は早朝作業をやめ、ラジオ体操やウオーキングで体を調整する。午後体調に相談して、やり残した農作業を継続したい。

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 草を堆肥化してできた土壌を畑に移す(表土を覆う)作業が不十分であるが何とか出来た。

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 ミニ耕運機でこの後耕す。狭い畑を何度も何度も縦横に耕す。この作業はきつぃが、土おこし・移動・畝作りよりも楽。機械のありがたみを感じる。小石や根っこを拾いながら、いい土壌ともとからの畑の土(あまりよくない)が良く混ざるように、耕す。

 この作業をしながら、ミニ耕運機初代のものに思いを巡らせる。

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 黒いシートをかぶせてあるのが、親父から譲り受けた古い耕運機。20年位前に、三重県伊賀市の実家まで軽トラを借りてもらいに行った。新しい耕運機を購入したので、使わないと聞き、はるばる200キロ超離れた所から持ってきた機械だ。

 15年ぐらい使った。使うたびに、故郷の父母が瞼に浮かぶ。この耕運機をもらって10年ぐらい後に親父は83歳で他界。母もその後親父の後を追うように、80歳で他界した。

 古い耕運機が動かなくなり、現在のミニ耕運機を使用しているが、やはり作業をするたびに父母の姿が目に浮かぶ。心の中に父母が生きている! 黙々と農作業をしながら、やはり黙々と農作業を一生の仕事として続けた父母がどのようなことを考えながら仕事をしたのだろうと思う。

 恐らく、作物が実ったら子どもたち・孫たちに食べてもらおうと考えたり、早く死んだ2人の息子の思い出に浸りながら、農作業を続けたのではないかと想像する。

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 耕し終わった畑。栄養分を含んだ土壌なので、いつも使う発酵牛糞はまかなかった。

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 上は草から土に戻った箇所を掘り出した後の状態。畑の真ん中に、細長い穴を作り、ここに草を入れる。

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 刈り取った草を穴に入れた写真です。この草は耕した畑の草の半分程度。踏み固めて、残りの草や隣の畑の草全てをこの穴に積み込む予定。

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 60坪の畑からでも大量の草が出る。畑を耕すには妨害者であるが、実は資源になる! 堆肥化・天然の土壌作りに適している。議員となってから、真剣に有機農業について考えるようになった。

 化学肥料を使わない。牛糞・鶏糞・収穫し終えた際に出る大量の野菜の茎や葉っぱ類・草・もみ殻・稲わら・河川の堤防の草(袋井市は河川が多いので、膨大な草が出る!)・家庭や食堂レストラン給食センターから出る野菜くず残飯など、これら全てを肥料化したり、土に戻して、有機農業で野菜・お茶・果物・コメ・麦などを栽培する、給食の食材は安心安全で健康・体に良い地域で生産された有機農産物。

 現代では、通常残飯類は焼却場で燃やされる。しかし、農家は今でも自分の家庭で出る残飯類は、畑に捨てる。肥料になることをして知っているからだ。昔から日本は循環型社会だった。し尿類は全て畑の肥に活用された。草を堆肥化してコメ作りをしてきた。自然に有機農業を継続してきた。

 それが大量生産・大量消費・金儲け中心の時代になり、簡単な方法で売れる野菜・お茶・果物・コメなどを作るために、化学肥料・農薬・除草剤など、自然と人体・生物に有害な農業に変質したのが、現代の農業問題である。

 地球温暖化をどうすれば食い止めるられるのか。増え続ける焼却ごみをいかにして減らせるのか。食品アレルギーの子どもが増えているのは不健康な食品を摂取している結果と分かったいるはずだから、先ずは給食で天然由来の農産物を使用する。そのため、有機農業者を増やす。安定的に有機農産物を提供できるようにする。

 課題は大きい。山ほどある。農作業をしながら、いつもでは具体的に袋井市で何ができるか、袋井市の農政をどうすれば変えられるかを考えています。

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 昨日、中日新聞に参考になる記事が出た。県中部の農林事務所で農業振興部長をされ、定年後に、自宅前の耕作放棄地を「農業体験農園」にした方の紹介記事だ。

 今日この方に電話して、訪問の調整をしたい。この農園では有機農業を実践されているのかどうか、僕の構想に何か参考になるアドバイスを頂けないか、直接お話しを伺いたいと思っている。

 壮大な構想を描いているが、課題が山ほどある。

 

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