政治の世界、経済の世界、その他あらゆる分野の世界で、起きている腐敗・堕落・不正・犯罪行為は、日本社会の劣化と関係がある
新聞・テレビ・雑誌・SNSなどを通して、ここ数年前から、タイトルの不祥事に関する報道が目立ってきた。何故、こうなっているのか、根本的原因を常に考えている。
逆を考えると分かりやすい。政治の世界に関わる者は、誰のために働くのか?=答は簡単。有権者だけでなく、地域・市町・県・国の住民のために、住民の幸せ・快適な環境を税金を使って形成するためです。
経済の世界つまり企業のトップ・経営者は、社員が継続して仕事が続けられるよう会社の信頼を高め、単に利益だけでなく、社会に受け入れられる企業、授業員が誇りをもって働き続けけられる会社を目指す。消費者に買ってよかった・利用してよかった、と、リピーターになってもらえる企業を目指す。
教員の世界では、子ども・生徒・学生のために働く、お金を出して学校に子を通わせている保護者にも通わせて良かったと安心・感謝・喜んでもらええる仕事をする。
芸能の世界では、働く芸人を大事にする、所属するタレント・俳優・芸人の活躍のおかげで会社がなりったていることを常に意識して、所属して働く人々への感謝の気持ちを忘れない。
このような基本的な考え・心得があれば、初心を忘れなければ、かくも多い不祥事はなくなるはずだ!
つまり、今の日本社会のあらゆる面での劣化=不正・堕落・ごまかし・犯罪行為の原因は、倫理観の欠如に尽きる。最初から悪意を持って働く人はいない。それぞれ、夢や希望,抱負があり、仕事を始めた初期は、本来の目的に向かって一生懸命に働いたと思う。
しかし、地位が上がり、人の上に立っていると錯覚し始めると、人間性が劣化してくる。謙虚でなくなる。仕事の本来の目的を見失い、ただ利益を上げる、儲かりさえすればよい、選挙で勝てればよい、授業員を自己の欲望を満たす道具と考えるまでに、人間性そのものがおかしくなる。自己がやっていることが社会的に問題である、恥ずかしい行為であるとの正常な理性が無くなってくる。
地位が上がるほど、悪しき誘惑が多くなる。長くその地位に君臨すればするほど、見えなくなる世界が増える。悲しい状態に今自分がいるKとに気づかなくなる。
僕はこのように不祥事の連続を見ています。
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