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2023年9月 2日 (土)

汚染水を汚染水と言わせない岸田首相、誤った言葉、事実を意図的に歪曲する言葉支配 日本社会の空気 本質を見抜こう!

 野村農林水産大臣が、福島原発事故由来の放射能に汚染された水を、汚染水と発言したことを、岸田首相は叱責して謝罪させ,記者会見で訂正させた。中国が汚染水と言っているので、同じ表現を使うとまずいとの判断だろうが、これを報道するマスコミも汚染水という表現を避け、処理水と言い続ける。

 僕たち原発を無くそう・原発は危険だからやめようと考えている市民は、汚染水を海に流すな・海の環境を破壊するな、と言い続けている。この構図は30年以上も続くかもしれない。

 戦前もそうだが、支配する政権(軍部も含めて)は、わざと正確な表現(言葉)を民衆(国民)に使わせない。報道等言論機関・教育を統制支配して、政権に都合がよい事実に反する表現(言葉)を意図的に、政策として、使わせる。

 例を挙げよう。侵略を進出。敗退・退却を転戦。敗戦を終戦。武器輸出を装備移転。軍拡・軍事費増大を抑止力向上。南京虐殺はなかった・大勢の人が死亡した。天皇は現人神。日本は単いつ民族。万世一系の天皇制。無残にも餓死や病気などで死亡した兵士を英霊。海外で罪のない人々を殺戮した軍人を祖国を守った英雄。強制的に日本軍兵士の性奴隷にされた朝鮮半島の女性被害・人権侵害問題に、軍の関与はなかった・民間の置屋がやったことであり国としての責任はないと言い張る。

 9月1日は関東大震災から100年を迎える歴史的記念日。デマ・流言から6000人もの朝鮮人・中国人・中には方言から日本人でないと間違えられた被差別部落の人々が、虐殺された歴史的事実を、政府はそのような文書が残っていないとして虐殺を認めない。謝罪もしない。震災で死亡した日本人慰霊祭には出席し追悼の言葉を述べるが、朝鮮人・中国人死者を追悼する民間主催の慰霊式典には参列はおろか、弔辞の言葉も送らない。

 9月1日、福島では底引き網魚が解禁された。漁師さんたち・水産業関係者が待ちに待った日だ。来年6月末で福島県沖で底引き網魚が続く。ヒラメやカレイなど「常磐もの」として原発事故前は高く取引され、福島沖全体の水揚げ量の約2割を占める。

 水産業全体の期待がかかっている。今のところ取引は順調だそうだ。しかし来年、今後数十年間、順調に買ってもらえるのか・消費者に食べてもらえるのか、漁師さんたちは心配している。

 汚染水という言葉を使うと風評被害を拡大する恐れがあると、福島県民はこれから正直に言えなくなるかもしれない。復刻の妨げになると、放射能が心配といっただけで、パッシングされる風潮(空気)が福島県にある。

 岸田政権は世界に対しても、事実でない「処理水は安全」キャンペーンを張っている。汚染水と主張するのは一部の国であり、相手の政権の都合で汚染水と言い張っているに過ぎない・科学的根拠に欠ける、と海外で宣伝に努めている。

 国内的にも、今後、汚染水とういう表現を使わせない圧力が、あらゆる分野で生じることを恐れる。政権だけでなく、企業で、大学で、議会で、国策を支持する人々が圧力をかけるだろう。

 この構図は、汚染水を海に垂れ流す30年以上続く。日本社会を本当の意味で民主主義・自由な社会にするため、僕たちは覚悟を決め、この言葉の問題とも闘っていかねばならない。

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