今治市未来戦略 行政視察報告続き
左が、デジタル社会になったから、今治で心と体を癒しながら仕事・生活をしませんか、と、移住者や2拠点で仕事や生活をする人を呼び込むための宣伝パンフ「IMABARI WORKATION CASE BOOK 2023]。 下の写真はこのパンフの中の写真。しまなみ海道と島々、瀬戸内海、サイクリングの魅力を紹介している。他にも「こんなところで生活したい、移住したい、短期間でもここで仕事して、心と体をリフレッシュして、拠点の自分の家・オフィスでまた新しい気分で仕事をしたい」と思いたくなる写真がいっぱい掲載されている。
右が「今治ワクワク ミリョク 100名鑑」。 下の写真は横になってしまったが、大三島のいちごを紹介。自然豊かなこんな素晴らしいところで栽培されたいちごですと、上手に宣伝している。この100名鑑には今治で生産される食べ物、飲み物、海で獲れた魚介類、今治タオル、今治城を始め訪れてみたい観光地・施設、特色ある企業の紹介もある。
今治市長徳永繁樹氏の発案だそうだ。山本課長の説明によると、このガイドブックは業者委託でなく、市職員が作ったとのこと。ガイドブックの後ろに編集後記と制作した職員名が記載されている。「今治ワクワクミリョク100プロジェクトチーム」に参加した市職員9名が、自分たちで生産者やお店に出向き、話を伺い、地域の魅力を発見しながら、100の魅力あるモノを写真と文で紹介している。
多分このチームに加わった市職員は、自分たちの今治市にこのような素晴らしいところがあるんだと初めて知った所やお店、生産物・生産者を発見し、ワクワク楽しみながら取材して写真を撮り、このガイドブックを制作したと想像する。
自分が行きたい・食べたい・体験したいと感じたモノは、自然に他者にその気分・魅力・感動が伝わる。
私が住む袋井市の職員はほとんどを民間委託する。僕は議会でも「自分たちでやれよ!」と、一般質問で取り上げたことがある。情報公開請求をして、2021年度全ての民間委託事業を調べた。驚くほど多い。1000近くある。企画を練るのに民間委託をする。基本構想や基本計画もほとんどが民間委託して作っている。
業者はプロだからグラフや統計・図・イメージ写真をふんだんに掲載して、いかにも魅力ある事業に思わせる基本構想案や基本計画案を作成する。それがタブレットで議会に出される。僕はいつもいら立つ。空々しい。具体的な内容がない。きれいな言葉が躍っているだけ。袋井市の現状が反映されていない。市職員がチームで何度も話し合い、自分たちで新しい事業を構想し計画する姿勢が見られない。
今治市における事業企画及び基本構想や基本計画案全てが職員自らで作り上げているかどうかは、知らない。しかし山本課長の説明を聞きながら、袋井市との違いを大いに感じた。
市民を真ん中にすえる、この発想は本当に素晴らしいと思う。冷静に考えると、「当たり前・当然」だ。行政は市民サービスが仕事。国・都道府県・市町村職員は、皆さんの税金から生活のための報酬をいただく。税金を使って様々な事業をするが、それは誰のためにやるのか?
納税者及びその家族、生活困窮者・弱者が安心して暮らせる環境を作るためであるべきだ。法人税を納める企業が儲けるための事業であってはならない。もちろん企業・事業者が安定的に仕事が継続できる基盤つくり・インフラ作りも必要である。しかし日本の政治それを反映する公務員の仕事意識と実際の事業は、大企業や強い団体に有利になるように配慮されている。
高級官僚だけでなく国の役人は、果たして「国民を真ん中に」に据えて仕事をしているだろうか? 国会議員は言葉では国民のためというが、国民を大事にしてない政府の政策・事業を厳しく監視して税金を国民のために使わせる仕事をきちんとやっているだろうか?
僕は高校教員時代、生徒を真ん中にすえて仕事をした。校長や教頭などになりたい・出世したいと一度も思わなかった。生徒とその背後にいる保護者を意識し、大事にした。
議員になっても市民のために働くを基本にしている。当局のこの政策・事業案は、市民のためになるかを判断基準にしている。今治市を訪問して、得るものが多かった!
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