#沖縄辺野古の現状 2023年10月下旬レポートその1
26日から辺野古ゲート前座り込みに参加した。うれしいことに、参加者が多い。正確に数えたわけでないが、30名以上が参加。SNSで毎日辺野古から送られてくる情報では、10名前後の日が多いが、この日はうるま市・恩納村・北谷・西原・嘉手納など沖縄各地から大勢の人たちが集まった。
本土からも、愛知県・神奈川県・熊本県・東京・岡山県・静岡県などから参加。座り込みの数が多いと、例によって機動隊の排除も時間がかかる。
いくら大勢集まっても最終的には工事車両を基地内に入れるため、暴力的に排除される。現場はこの繰り返し。とことん排除に抵抗すると、「威力業務妨害」で拘束される恐れがあるので、僕らは抱えて排除される。自ら立って排除される場合もある。
非暴力不服従、ガンジーの精神で、巨大な国家権力と闘っている。この座り込みが、26日で、3399日となった。勝つまであきらめない!
沖縄の皆さんは長い基地反対運動の経験から、悲壮感・激烈で緊張を強いられる運動は、長続きしないと考え、歌を歌ったり、三線などの演奏、時には踊りなどを取りいれ、明るく粘り強くしなやかな運動を継続されている。
ゲート前でこの日歌われたのは、「沖縄今こそ立ち上がろう」「座り込めここへ」「沖縄を返せ」「月桃」などだった。リーダー格の人は歌が上手。皆で歌うと元気が出る!
工事車両が入るのは、1日に3回。午前9時過ぎと11時過ぎ、午後3時頃。午前はテント集会があり、先ずは沖縄の参加者の発言がある。僕は沖縄の人々の生の声・想い・考えを理解するために、時にはメモしながら耳を傾けるようにしている。箇条書きに印象に残った言葉を紹介します。
・最近運動に参加する人を落とし込めるウソ・意図的な偽情報が、SNSで拡散されている。ある集会では、堂々とこのようなことを言う者がいた。「あんたたちはお金をもらって運動に参加しているのでしょう」 SNSでは、「連中は中国から金をもらって座り込みに参加している。1日、2万円の日当をもらっているそうだ」
調べるとどうも基地内からフェイクニュース=偽情報が流されている。米軍の関連団体が、組織的に意図的にこうしたウソの情報を流し続け、沖縄の人々や本土の人間に運動への偏見を持たせるようにしている。
・我々は乏しい年金生活をしている。この1日2万の日当が払われているニセ情報がその通りなら、何百回以上も通い続けている私などは、数百万も稼いだことになる。
・辺野古基金が残り2千万ぐらいと底をついてきた。那覇から毎日辺野古往復のバスを出し、特に本土からくる人や那覇市の車を持たない人への便宜を図ってきたが、乗る人が少ない月曜日と木曜日は、11月から運航をやめざるを得ない。本当に残念です。月・木のバスが無くなることを知らずに、県庁前に来る人もいるかもしれないので、当面は車を出し、万が一乗車したい人が来たら対応します。皆さん、SNSで、月・木の那覇バスが無くなる情報を拡散してください。
・うるま市では、ミサイル配備反対の署名活動を始めた。戸別訪問を午後3時から5時半までやっている。玄関に出てくれる人はほとんど署名をしてくれる。若い世代の人たちも説明すればきちんと理解して署名してくれる。
・うるま市で9月27日に「ミサイル配備断念を求める市民大集会」を開いた。520名余の参加者があり、熱気あふれる集会になった。大学生から、うるま市ミサイル配備反対署名活動をテーマに卒論を書きたいので、今日午後その学生からインタビューを受けることになっている。若い人が関心を持ってくれるのはうれしい。
・恩納村で原発反対・福島原発処理水放出反対の署名活動をしている。ある住民から、「反対している貴方たちは中国の味方か」と言われた。政府の宣伝が浸透している。
・キャンプシュワーブ基地内の弾薬庫に通じる道路建設で、遺跡が見つかり文化財発掘調査が行われ、白骨が見つかっている。名護市に調査結果公表を求めたら、「米軍と調整しないと公表はできない」と言われた。植民地と同じであきれた。
・辺野古埋め立て工区1,2,3区は、大浦湾埋め立て用の土さが積み上げられている。辺野古側の工区は完成したのだから、これは違法である。防衛局は大浦湾側埋め立てが知事の不承認で認められていない、裁判もこれからなのに、違法なことをしている。法治国家と言えない。
・大浦湾側埋め立て工区に軟弱地盤が見つかり、県知事不承認の大きな理由となっているが、それ以外にも滑走路予定地が耐震性に問題がある。大浦湾側は港湾建設基準で地盤の強度が問題になっているが、滑走路建設基準はもっと厳しい基準となっている。県当局はこれも問題視して、不承認の理由に挙げ、裁判闘争をするべきだ。土木専門家・奥間さんの発言)
・愛知県から初めて辺野古に来た学生です。現地に来て沖縄の皆さんの息づかい・想いが伝わり、色々なことを勉強させてもらっています。
・岡山県で夜間中学をやっています。現地に来てひどいことが行われているのを知り、ショックを受けています。
午後3時半過ぎまで現場の活動に参加したら、疲れが出て夜はおしゃべりを楽しむ余裕がなくなり、直ぐ寝ました。このブログは27日早朝に書きました。
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