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2023年10月14日 (土)

#イスラエルによるガザ空爆、ハマスせん滅のための地上戦準備、パレスチナ人110万人に避難しろと警告 大量殺戮攻撃を前にして

 恐ろしい事態が起きる。イスラエルのネタニヤフ首相が、ガザに住むパレスチナ人に南部地区に避難しろ、北部に留まる者はハマス支持者とみなすと警告。狭いガザ地区に逃げ場はない。安全なところはない!

 一体どのような根拠(国際法)で、外国の首相がそのような命令を発することができるのか? これから攻撃する=戦争をするから、お前らは死にたくなければ逃げろ・避難しろとできないことを言っている。

 世界の歴史は悲しいことに戦争の歴史だが、このような警告を発して、公然と攻撃する(今はその前夜段階)国が有史以来あっただろうか?

 自分たちが正義で、選挙で選ばれたガザ地区管理者のハマスは悪でありせん滅するとイスラエル政府が公式に表明する。その国をアメリカ・イギリスが支持・支援する。

 確かにハマスによる突然の攻撃・イスラエル住民殺害・住民を人質にとり連れ去るのは、僕も支持しない。間違いだと思う。イスラエルの人々が怒るのも理解できる。

 しかし、パレスチナ人は1948年のイスラエル建国以来、国・故郷を暴力で奪われ、それ以来難民生活を強いられている。イスラエルの攻撃で、何人殺されただろうか? 負傷者は何人に上るだろうか? 家・アパート・学校・病院などが何棟破壊されただろうか?

 正確な数字を持ち合わせていないが、パレスチナ側の被害はイスラエル側の被害に比べて、比較にならないぐらい大きい。軍事力・経済力・政治力が圧倒的にイスラエルが上回り、1の攻撃に対し、10倍の報復攻撃をイスラエルは繰り返してきた。

 今後の展開は具体的にどうなるのか予断を許さない。ネタニヤフ首相自身が戦争は長期化すると言っている。彼は本気でハマスを壊滅するまで、ガザ地区地上戦を継続する腹を固めている。

 すでに避難しようとしている住民が空爆で多数殺されている。安全に110万人もが2日以内で避難できるわけがない。むちゃむちゃだ。

 第二次世界大戦が終了するまでは、ユダヤ人は住んでいた地域を追われ、迫害・差別され、苦難の歴史を刻んできた。ナチスによるユダヤ人虐殺は600万人に上った。僕たち日本人は、ユダヤ人に同情し、杉原千畝外交官の国の指示に反して日本行きのパスポート発行を誇りに思っている。ユダヤ人もそのことを感謝・評価し、日本に好感を持ってくれている。

 苦しい歴史を持つユダヤ人が、イギリスの二枚舌外交で手にしたのが現在のイスラエル国だ。資金面で戦争に協力すれば、パレスチナの土地に建国できると期待し、イギリス・アメリカに住むユダヤ系財閥が両国の戦争継続・勝利を資金面で支えた。

 1948年、イスラエル建国は、パレスチナ人にとり大惨事=ナクバとなり、これ以来、互いに相手を認めない・憎悪する・敵対関係が続いている。

 イスラエル対アラブ諸国との中東戦争では、アメリカの軍事・経済支援がイスラエルの勝利をもたらし、戦争のたびにイスラエルは国際法に違反し、占領地を拡大してきた。

 アメリカ・イギリス政府は、イスラエルの不法・人権蹂躙に目をつぶってきた。彼らの民主主義や人権重視という価値観は、二重基準である。

 恐らく今後、イスラエルのやりすぎは批判・非難するだろうが、基本的にハマスせん滅戦争を支えるだろう。それはなぜか?

 ユダヤ系のアメリカ人・イギリス人が、両国の金融を支配し、経時的に国家財政を支えているからだ。政界やマスコミ・大学への影響力も絶大。アメリカのIT大企業創業者は、ほとんどがユダヤ系の人々である。

 彼らは極めて優秀・働き者である。僕はこの事実を認め、評価している。実力で世界的企業を作り上げてきた。学問の分野もそうだ。ピースボートで知りあった東大に学ぶアメリカ人は、ユダヤ系の人だった。彼はピアノが上手で、船上平和イベントを企画した際、素晴らし演奏でイベントを盛り上げてくれた。

 袋井高校に英語助手=ALTとして勤務した女性の先生もユダヤ系の方だったが、本当に素敵な心優しい人だった。僕の勤める磐田西高校のALTと友人の関係で、お二人を妻籠馬籠高山旅行に誘い、一緒に3日間の旅を楽しんだことがある。

 個人的にはユダヤ系の人々を尊敬している。しかし国家としてのイスラエルに住むユダヤ人は、あまりにもアラブ人特にパレスチナ人に対しては、ひどい対応をしている。非人道的なふるまいをしている。攻撃で何人の人が死傷しても、報復攻撃は当然との価値観を持っている。

 もちろんそうしたことを恥じ、政府を批判する立派な方たちもいる。恐らく、今回のハマスの攻撃に怒りを覚えても、行き過ぎた政府のやりかたに心を痛めておられることだろう。しかし公然と政府を批判できる状況ではないだろう。非国民扱いになるからだ。

 根本的解決は、互いを国家として認め、共存する道しかないと思っている。パレスチナ側は苦しい選択になるので、それを国際社会が強制することはできない。

 

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