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2023年11月

2023年11月30日 (木)

#米軍オスプレイ墜落、1名死亡、相次ぐオスプレイの事故に思う

 昨日、横田基地所属空軍特殊作戦部隊のCV22オスプレイが屋久島沖で炎上墜落した。政府は海面に不時着したと発表したが、明らかなウソ・ごまかしだ。目撃者が2名おり、機体から炎が上がり、爆発音がした後、墜落したと新聞記者に説明している。

 2016年12月に、沖縄県名護市の安部に普天間基地所属海兵隊のオスプレイが墜落した際も、政府は海面に不時着したと言い張った。しかし実際には機体の残骸が散乱し、とても不時着した状態ではなかった。

 戦前の帝国軍隊及び政府も、正確な情報を国民に伝えず、言葉でごまかした。それが国策だった。民主主義の時代になっても、日本政府の体質は変わっていない! 

 アメリカで開発されたオスプレイは度々事故を起こし、死亡者が多い。アメリカでは未亡人製造機と揶揄されている。ヘリコプターに通常の飛行機の機能を持たせたので、構造的な欠陥を抱えているのが事故が多い原因であると言われている。

 その欠陥機を政府はアメリカから購入し、現在は千葉県木更津駐屯地に配備している。何機かは正確に覚えていない。新聞にも機数の説明がないが、10機ぐらい所有していると思う。

 そのオスプレイを佐賀空港に移転させるため、反対するのり養殖漁民がいるにも関わらず、漁協幹部を懐柔して補償金を出すことで、漁業協同組合の了解を得たとしている。

 当初佐賀空港を作る際、県当局は軍事空港にはしないと、県民特に反対の強い漁民たちに約束した。ところが現知事は約束を反故にして、オスプレイ配備は日本の安全保障の問題であり、県として協力せざるを得ないとの立場だ。

 佐賀空港に配備する目的は、中国との戦争に備えるためである。陸上自衛隊に水陸両用機動部隊(日本版海兵隊)ができ、佐賀空港から飛び立ったオスプレイが佐世保で武装した兵隊を乗せて沖縄南西諸島に展開する作戦を立てている。

 恐らくさらに多くのオスプレイを購入するだろう。 やめておけ! 自衛隊員が犠牲になる! 万が一陸上に墜落したら、民間人も犠牲になる! 

 玉城デニー沖縄県知事は、「国内での米軍オスプレイ飛行停止を求める。直ちに配備を中止し、アメリカ本国での運用を心がけるべきだ」と記者会見で述べている。

2023年11月28日 (火)

議会に関心を持ってもらうための努力

 議会に関心を持ち、傍聴される人は極めて少ない。そもそも誰がいつ、どんな内容で一般質問するのか、その情報が市民に届かない。国会ならテレビ中継があるが、地方議会ではインターネットで議会中継があるものの、関心がない方には、いつだれが何を質問するのか分からない。

 僕は、一般質問を欠かしたことがなく、毎回、お知らせを出している。支援してくださる方向けだったが、次第に配布対象を拡大している。先ずは地域住民に。時には取り上げる内容で、その地域に関する質問内容の場合は、その地域にポスティングしている。

 下記はそのために作成した文章です。今回は250枚裏表印刷します。

市民の皆様へ  11月議会で、市民の権利を守る、市政の誤りを正すために、裏面の内容(全部で3面)の一般質問をします。広く多くの市民に市政はこれでよいのかを考えてもらう目的で、情報をお届けします。    袋井市議 竹野昇

 

 質問通告書が長い・分量が多いのは、何故私がこの問題を取り上げるのかを、議場で聞いている議員・市幹部職員・傍聴者・インターネットで聞いてくださる市民に、分かりやすく説明するためです。

    土橋工業用地開発計画の問題点は以下の通りです。 

  • 袋井市民全体の利益にならない。
  • 市に財政的利益をもたらさない。
  • 大和ハウス工業という大企業の利益になるだけの事業。
  • 農民の権利侵害。農業軽視。
  • 水害の恐れを招く埋め立て工事である。
  • 環境を著しく悪くする。
  • 事業の進め方が明朗でない。民主主義に反する。

 

 社会福祉協議会に社協会費として1世帯500円を自治会費の中から出している問題

  • 本来任意で社協に協力したい方が世帯会員になるのが普通です。
  • 税金のように袋井市に住んでいるだけで会費を支払う仕組みがおかしい。
  • 企業会員はきちんと申し込みにより会員となっているが、市民は申し込み

用紙に記入して会員となっていない。

  • 自治会費は、本来その地域自治会の運営のために集め、自治会の維持に使われるべき。消防費や教育振興会費など、本来税金でまかなうべきものを、安易に市民から自治会組織を利用して集めている。福祉事業を目的とする社協に市から補助金が出ているが、世帯会費を無くした場合に社協の事業に差しさわりが出るなら、補助金を増額すべき。

 

 11月議会は11月27日から12月22日までが会期です。私の一般質問は、12月6日(水)

午前2番手、10時ごろからです。

 今回取り上げる内容に関して疑問や意見がある方は、また他の問題で取り上げてほしいことがある方は、下記連絡先に電話・ファックスまたはメールでお願いします。

 竹野連絡先 *個人情報なので電話・ファックスはカットしました

       メール takecbf21369@nifty.com

 

2023年11月27日 (月)

行政は本当に市民の味方か? 静岡県袋井市当局の在り方を問う11月議会一般質問通告書

 今日27日から、袋井市議会11月議会が始まり、一般質問通告書を出した。本会議終了後、くじで僕は12月6日2番手で下記の質問をすることが決まった。

 読んでいただければ行政のひどさがお分かりいただけると思う。市民の権利をないがしろにしている。農業や治水問題も真剣に考えていない。

議席番号

11

質問者

竹野昇

令和  年  月  日 

午前・午後  時  分 受理

質問事項・要旨(具体的な質問事項) ≪ 一問一答   方式≫

答弁を

求める者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土橋工業用地開発計画について

 県企業局が断念した土橋工業用地開発計画を、現在は土地区画整理事業という手法で実現しようとしているが、様々な問題がある。予定地は農業振興地域であったが、このままでは開発ができないと、市長権限ですでに農業振興地域から除外されている。この過程が非常に透明性に欠けている。市民を大切にする市政に反する。具体的には農業振興地域に指定されている水田で、実際に耕作している地権者である農民に、何ら了解も話もない中で、除外されている。自分の所有地ではないが、借りて耕作している農民に対しても、了解を求めることなく、除外されている。

 除外には、農業振興地域整備に関する法律の規定に基づき、変更しようとする理由を書面で、約1か月間、市役所で縦覧し、それを見た市民が意義があれば指定された意見書様式に必要事項を記入して、市当局に提出することになっているが、農業振興地域で真面目にコメ作りに励んでいる耕作者に縦覧の情報が届いていない。広報にも記載がなく、一般市民も縦覧されている事実を知る機会が全くない中で、縦覧が行われ、期限を過ぎても異議申し立ての意見書が出なかったので市民の了解が得られたと、県当局に農業振興地域除外の申請を大場市長名で出し、県当局は除外を認めている。

 この縦覧のやり方も非民主的である。本来ならば、最低限農振地域の地権者全員に通知を出し、異議がありませんか、異議があれば意見書を出して下さい、縦覧は市役所でやっていますと知らせるべきだった。

 除外をした後、土橋土地区画整理組合が正式に発足し、組合が造成工事を行う事業者に大和ハウス工業株式会社を業務代行者として、地権者の土地買収や予定地のボーリング調査などが大和ハウス工業により行われつつある。

 こうした状況になっても、予定地のほぼ真ん中に水田を所有する地権者は、

従来通り自分の所有する水田で米作りをしたい、土地は売らないとの決意を固めておられる。また隣接する水田の所有者からの依頼で、50年以上もその水田で耕作を続けており、耕作権を持っている。

 耕作権は非常に大きな権利であり、農地転用や土地を売る際にも耕作権を持つ人の了解なしにはできないことになっている。この大きな問題がなんら解決されていない。

また大和ハウス工業が土地買収が完了した水田の埋めて工事をやっても、移転する工場のほぼ真中の反対地権者の土地が買収できない問題がある。

予定地は袋井市中部総合的治水対策により、保全すべき水田となっている。現在、保全すべき水田としたのを外した事実はないと思う。この点どうなっているのか県に問い合わせてもあいまいだった。蟹田川流域は従来から水害の恐れがあり、実際に水害被害を受けている。水害対策の点でも問題ありきである

たくさんの問題が解決されないまま来年1月から工事が始められようとしている状況で、以下の質問をします。

(1)袋井市内の水田で、農業振興地域に指定されている地域を全て教えていただきたい。

 (2)農業振興地域を市当局はどのように考えているのか。

 

 

 

 

 

市長

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)政府においても食料の自給率を上げることが食糧安保に必要と判断し、気候変動による不作や有事の時に、穀物の増産を農家に指示できるようにした。農地を工業用地にした場合、水田がコンクリートで覆われ、非常時に食料増産が出来なくなる。この問題を当局はどう考えるのか。

(4)農振地域除外を地権者・実際に耕作されている方たちに知らせずに行ったのは、何故なのか教えていただきたい。

(5)令和5年2月3日の農業振興地域整備促進協議会の議事録によると、ある委員から、「土地所有者1名反対していると思うが、どうなっていますか」との意見が出ている。それに対し当局は納得していただき、協力していただけるよう努めていると聞いていますと答弁している。にもかかわらず、縦覧に際し、意見書を出す機会がありますよ、と地権者に伝えていない。地権者は私の情報公開請求で最近初めて縦覧について知り、こうした市当局のやり方に不信感と怒りの感情を持っておられます。このことを当局はどう考えるのか。

(6)予定地で真面目に耕作し、水田の保全や環境保全、また袋井の重要な産業の一つである米作りに貢献している耕作者に、事前の了解を求めることなく、情報も伝えずに、農振地域除外をし、縦覧を行ったことに対して、当局はどう考えているのか。

(7)この事業は、民間企業の工場移転が目的であり、公共事業ではない。土地強制収用ができない。最終的に予定地のほぼ真ん中の土地が取得できず、

事業が完成できない。周りを埋め立て、道路から約1メートルの高さまで土砂を積み上げても、完成のメドが立たない約13ヘクタールの土地が出来るだけである。袋井市の税収を上げることもできない、産業の発展にも貢献できない未来のない事業を続けるのは、スマイルシティ袋井にならない。不同意地権者の土地の取得に関してと、スマイルシティ袋井にならないとの私の指摘に対し、市長の見解を伺いたい。

(8)予定地の水田は、袋井市中部総合的治水対策に基づき、保全すべき水田となっている。農業振興地域の除外は市長権限でできても、保全すべき水田を解除・除外はできないと思う。現在予定地水田が保全すべき水田のままなのか、それとも今後除外するつもりなのか、もしそうする意向があるなら手続き的に県との協議が必要になると思うが、市長の見解を伺う。

(9)蟹田川流域は水害の恐れがある。昨年9月には下流の木原地区が道路冠水、床下浸水被害、自宅駐車場にとめてあった車に水が入る被害が出ている。埋め立てにより、さらに被害が拡大する恐れがある。

 

 

 

 

市長

 

(9)(続き)木原地区だけでなく、線状降水帯による集中豪雨では、土橋地区も道路冠水被害が生じる恐れがある。蟹田川西岸の磐田市側も同様である。埋め立てによる水害被害の拡大の恐れについて、当局はどう考えているのか。

 

袋井市社会福祉協議会に袋井市全域の世帯が社協会費として1世帯500円を払っていることについて

社協には袋井市が補助金を出しており、もし会費を無くした場合に社協の事業に支障が出るなら、市の補助金を増額すればよいと思う。会費を無くすこと、補助金を増額することについて、当局の見解を求める。

 *社協会費の件は、袋井市において、市民の同意なく、袋井市に生まれ住民になったら、市外転入者も含めて、自動的に袋井市社会福祉協議会の世帯会員になり、1世帯500円の会費が自治会を通じて集められている問題です。

 これ以外に、消防費が1500円・教育振興会費小学校600円・中学校600円(地域により若干額が異なる)などが、自治会費から上納金の形で集められている。

 住んでいる町内自治会が使える額が、この分少なくなる。逆に言うと、上納金が行政の補助金により無くなれば、市民が払う自治会費がぐっと安くなる。高齢化で年金暮らしの人が増え、物価高もあり、自治会費が負担になり、退会したいと言う人も出てきた。

 外国籍の人にすれば、税金を払っているのに、何故消防や学校教育のために自治会費に含まれるのか理解できない。従って自治会に入らない方が多い。アパート住民もそうである。

 近年、自治会加入率が下がりつつある。自治会の維持そのものが将来困難になる恐れがある。こうした背景で9月議会では消防費を取り上げたが、今回は社協会費を取り上げます。

 

2023年11月26日 (日)

#脱原発・原発再稼働反対の意識を高めるために 静岡県における多様な市民運動

 19日、静岡市駿府城公園東御門前広場で、「 浜岡原発の再稼働を許さない!! ひわまり集会 in しずおか 」があり参加した。会場は徳川家康が晩年、天下ににらみを利かすために江戸城を上回る規模の駿府城を築いた跡地。

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 主催者を代表して林克さんが挨拶。彼は「原発を無くす静岡の会」代表。浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク世話人でもある。

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 公演は広いので少なく見えるが、撮影したのは開始時刻午後1時過ぎなので、県下各地から来る人はまだ全部集まっていない。

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 静岡市の子どもを中心にした「新子連太鼓クラブ」の皆さんによる演奏。太鼓は元気が出る。

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 人々を集める・楽しんで反原発集会に参加してもらうため、ゲストにお招きした三島市の福尾野歩(のぼ)さん。彼のお父さんには、10数年前、三島市でわらび座の演劇「つばめ」(朝鮮通信使をテーマにした劇)を主催した際に大変お世話になった。

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 福尾さんは、手品もやる。太鼓をたたいた小学生を舞台に上げ、手品を披露。

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 三線の演奏をしながら、面白い替え歌(世事批判・政府批判・首相をちゃかす)も歌う。結構上手だ。もちろんトークでは原発はいらない・危険・福島の事故を忘れるなと笑いを交えて話す。

 彼はお笑い気芸人として、全国の学校や幼稚園などで、いじめの問題や平和について分かりやすく,重いテーマを軽くして子供たちに考えてもらう活動をされている。

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 多彩な方がスピーチをした。脱原発自然エネルギー推進静岡・議員の会代表の三上元さん。

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 焼津市議秋山洋子さん。

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 県議会議員杉山あつおさん。

集会終了後、繁華街をアピールパレードした。

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 県庁前から繁華街へ向かうパレード。自分の写真は撮ってないが、僕もこの横断幕を持って歩いた。公園内や繁華街には日曜日とあって、たくさんの人々が僕らの集会やパレードに注目してくれた。

 日頃自分事として、原発問題・福島原発事故の影響・汚染水海洋放出・浜岡原発などについて真剣に考えていない人々が、こうした目に見える運動・アクションを通して、関心を持つきっかけになればと、静岡県では金曜アクション・スタンディング・各地での集会や学習会・講演会・交流会などを行っています。

 袋井市では、今日26日、市役所別館でふらっと祭があり、浜岡原発を考える袋井の会は、福島原発事故ゆらいの汚染水問題をテーマにブースを設けて、政府・東電の処理水は安全とのウソを、人々に分かりやすく理解してもらう展示をします。

2023年11月25日 (土)

#核兵器廃絶・禁止のために被ばくピアノは全国を回る 矢川光則さんの講演を聞いて

 昨日(11月24日)夜6時半から、広島市の被ばく2世でピアノ調律師の矢川光則さんの講演と、被ばくピアノによるミニ演奏会が、袋井市南コミュニティーセンターであり、参加した。

 矢川さんは広島市の被ばくしたピアノを所有者から託され、修理・再生したピアノを7台保有して、その被ばくピアノをトラックに積んで、既に日本全国47都道府県を回っている。

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 矢川さんのお話要約 「 父は被ばく者。自分は広島に原爆を落とされてから7年後に生まれた。直接、原爆の被害を受けていない。惨状も見ていない。父は原爆のことは、家庭では話さなかった。

 正直、被ばくピアノに会うまでは核兵器廃絶のための平和運動にあまり関心がなかった。1998年に被爆者から1台の被ばくして傷ついたピアノを託され、調律して何とか昔の音色が出るように、部品を全部取り出し、修理・再生した。

 素敵な音が出る。このピアノをトラックに積み込み、全国巡演コンサートを2001年から始めた。学校を中心に今日まで,2000回、被ばくピアノに、平和について・原爆について考えるきっかけの役割を担ってもらっている。

 被爆者は高齢化し、被ばく体験を語れる人は少なくなってきた。しかしピアノは人間より長生きする。原爆の恐ろしさを子どもたちや若い世代に伝える・考えるきっかけに被ばくピアノは活躍している。調律師として自分の役割は、「ピアノに語らせる!」と目覚めた。

 自宅矢川工房敷地内に、被爆ピアノ資料館を設立し、7台の被ばくピアノと他に空襲を受けたピアノを含め、10台展示している。」(要約は一部お話を理解してもらうため、資料の説明を使ったところもあります。)

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 写真のピアノを寄贈してくれた方について、またピアノの由来についても話されたが、メモを取らなかったので省略します。3人の若い女性がショパンの曲などを演奏してくれた。本当に素晴らしい音色が出る。矢川さんは講演の中で、「ピアノは1台1台全て違う音を出す。演奏する人により、違った音を出す。1台のピアノがオーケストラの音を出す。」と話されたが、本当に素晴らしいミニ演奏会となった。

 写真のピアノが8月6日原爆慰霊祭で演奏された映像も会場で流された。彼はその慰霊祭に招かれ、なんと最前列、安部首相の隣に座ったそうだ。

 講演終了後、質問コーナーがあり、誰も手を上げなかったので、僕が以下の質問をした。

「 核兵器廃絶は全ての人が願っている。しかし無くならない。それは核抑止論に立っているからだと思う。核兵器が平和を守る、国を守ると、核保有国が考え、また日本もアメリカの核の傘に入っている。国連で核兵器禁止条約ができたが、日本は背を向けている。この問題を矢川さんはどうお考えですか? 」

 『 核抑止論については、その通りだと思う。日本が核兵器を無くす(禁止する=核禁条約に参加すべきという表現は、矢川さんはしなかったが、文脈から彼の思いは僕の思いと同じだと受け取りました)ために声をあげるべきだ。日本人が声を上げ、政府が世界に核兵器を無くすように働きかけるべきだと思う。 』

 実は矢川さんとの出会いは10数年前にさかのぼる。掛川市で被ばくピアノコンサートがあり、初めて被爆ピアノについて矢川光則さんからお話を聞いた。

 その1年後に、袋井市メロープラザで、被爆ピアノコンサートを企画した。袋井市の平和活動への助成金10万円をもらい、大勢の市民の来場者があった。

 矢川さんは袋井市のお寺コンサートや市役所でのコンサート、今回企画した団体の招きで何度も袋井市に来ている。矢川さんと連絡を取りたい方は、以下に電話してください。

 電話 082-848-9533 ファックス 082-215-0320

2023年11月23日 (木)

静岡県島田市解体する旧市役所建物内で、エアガンを使用するサバイバルゲームをやるとの新聞報道を見てのアクション

 行政(市長を含む)の平和と戦争の問題への認識がいかに低いかを示す記事に接して、直ぐアクションを起こした。

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 朝日新聞県内版(11月17日朝刊)に上記の記事が掲載された。取材した記者は、11月26日に旧庁舎でサバイバルゲームが行われる予定の事実関係しか書いていない。

 行政がやることか?と、批判的記事になっていない。記者と朝日新聞静岡総局幹部の姿勢も問題と感じた。すぐ、島田市役所秘書課に電話した。「新聞記事にはエアガンで撃ち合うイメージ写真とそのようなゲームであるとの報道がなされている。サバイバルゲームは、沖縄海兵隊が北部訓練所で、サバイバル戦闘訓練をやっていることを連想させる。自衛隊もサバイバル戦闘訓練をやっている。

 ゲームはこうした実際の戦闘訓練からヒントを得て、ゲーム会社が制作し行なっている。民間の解体寸前の工場やビルなどで行うなら、私は眉をひそめるが、問題視しない。しかし旧庁舎でやるのは、市民特に青少年に悪いメッセージを与える。

 今、目の前で、イスラエルとハマスがガザ市内の地下トンネル内で、文字通り生き残りをかけた死闘を繰り広げている。このような世界情勢で、ゲームとはいえ、民間企業が企画した事業に行政が協力するのは、問題である。島田市及び市長のイメージも悪くなりますよ。」と、秘書課に話し、染谷市長に私から電話があったことを伝えてほしいとも話した。

 友人の島田市議にこの後電話した。彼は内容を知らなかった。行政は議会にもはからずに、事を進めている。別の市議にも電話した。彼女も26日のイベント内容を知らなかった。二人の議員に働きかけた結果、島田市民を含め、20日に彼らがアクションを起こしてくれた。

 下記の文章は、友人のメールです。

 11月20日、議員5名、市民18名が参加して染谷市長あてに「旧庁舎解体イベント“サバイバルゲーム”の中止を求める要望書」を提出しました。

対応した萬屋副市長は「サバイバルゲーム=戦争という認識はない」「主催の業者からこのゲームはスポーツであり、修学旅行で業者主催のゲーム見学があるということからイベントにふさわしいと3人の部長と萬屋副市長の会議(審議会)で決定した」「この関連のネットでの反応をみると多くの方が評価しており、市民の皆さんに喜ばれるイベントであると判断した」「サバイバルゲームの中止は考えていない」と述べました。

このような認識、非常に残念だと思いました。要望書及び今回の参加者からの意見は市長に伝えるとの回答、今後の染谷市長の対応に注視です。

静岡、中日、朝日の記者も取材に来ていましたので明日の記事も注目です。

津田さんがオンライン署名(中止を求める)を呼び掛けています。アドレスは以下のとおり、賛同される方はお願いします。  https://chng.it/NmKLpM2yfz

 

11月18日の朝日新聞静岡版の記事

島田市長 染谷絹代 様

旧庁舎解体イベント“サバイバルゲーム”

の中止を求める要望書  

                         20231120

                       島田市議会議員有志

                         大村泰史、桜井洋子、平松吉祝、

森 伸一、山本孝夫、四ツ谷恵

                       市民有志

 

11月17日の新聞報道「解体前日 思い出を込めて撃ち込め 島田市旧庁舎で26日サバイバルゲーム 市長も参加 有効活用を歓迎」を読み驚きました。企画した企業のホームページを見ると狭い室内で、迷彩服などで身を包みエアガンなどで撃ち合う戦争ゲームの様子が掲載されています。今回、企業が提出した文書の特記事項には「今まではいわゆるマニア層と呼ばれる銃や装備品が好きな方が“疑似戦争”や“ごっこ”として遊び、ヘビーユーザーと呼ばれる客層が大半を占めていましたが、最近はスポーツ、ダイエット、ストレス発散としてサバイバルゲームをされる女性の方が増えている(ライトユーザー)」といったことが書かれていました。企業の営業を批判するつもりはありません。

しかし26日のイベントは「島田市庁舎ファイナルゲーム市長救出大作戦」というテーマでエアガン(バイオBB弾)を使用、多少建物が傷んでもOKという市担当者の声も紹介されており、撃ち合い・戦闘場面が想定されます。ガザ、ウクライナなど各地で悲惨な戦争が繰り広げられており停戦・平和を求める声が高まっているこの時期、公共の建物で、しかも今までお世話になった庁舎解体のイベントに市長も参加して、このようなゲームをするのはいかがなものでしょうか。島田市のイメージを低下させ、市民を失望させる事例にならないかと危惧し、このような要請行動となりました。

新聞記事を読み「愕然としました、違和感を覚えました、市長の価値観が問われます、平和宣言都市島田なのになぜ受け入れたのでしょうか」といった市民の声をお聞きしました。また「市民会館が解体される前に島商の生徒が思い出の建物を掃除しました。ぼくは生徒の心に感動しました」「旧庁舎とは“長い間お疲れさま”としみじみとお別れしたい」とか、解体イベントとして「市民が壁に思い出を書いて写真にとる。市民が出店して1Fから3Fまでのスタンプラリーをする。広い空間、こどもたちのイベントに使いたい」といった意見、提案もいただきました。

サバイバルゲームの中止と市民の発想による解体イベントの開催を要望します。

 ここまでが友人のメール内容です。

 

 このアクションに対し、副市長がイベントを中止しない、単なるスポーツであると答えた記事が、翌日の朝日新聞に出た。21日に、再度島田市役所に電話して、副市長につないでほしいと伝えたが、所用で不在とのこと。秘書課でなく別の課の人物が電話に出たので、「サバイバルゲームは、エアガンなどを使用するゲームであり、サッカー、ラクビー、野球など純粋なスポーツゲームでない。中止すべきだ。」と伝えた。

 21日午後、染谷市長が記者会見を行い、その内容がテレビでも報道された。「市長はゲームに参加しない。しかし、イベントは中止しない」との内容。

 22日の朝日新聞に記者会見記事が出ている。市長の発言内容。「 民間提案を受けて、市の審査に合格し、受け入れた。ゲームはスポーツとしてルールにのっとり、防備もつけて、審判もおいてやるゲーム。予定通り開催することを認めたい」

 「皆さん方のご意見を伺って、これ以上誤解を招くようなことはしたくないで、私の参加は見合せたい」 「市民にはいろいろ考えがあることは謙虚に受け止めたい。しかし、戦争をイメージさせるということに対しては、そのような前提も考え方も全くない。『戦争を想起させるものだから』という一言で中止をするのであれば、今度はそれを認めてしまう話にもなる。」

 記事の最後に、事業者によると18歳以上の100人が参加予定とある。

 僕は染谷市長を知っているだけに、記者会見での発言に失望している。戦争を想起させるものに対する感度=戦争につながるものを否定する感情・考えが弱いと思う。

 これは今日の日本社会全般に広がっている。自衛隊の戦車や戦闘機をまじかに見れる、場合によっては乗車もできる基地祭は、全国どこも人気で、大勢の市民が集まるイベントになっている。感覚的に人々は戦争を想起せず、お祭り気分でイベントを楽しんでいる。子ども達や若者も大勢集まる。

 政府・防衛省・自衛隊幹部の戦略=愛される自衛隊=若者が自衛隊に憧れ、入隊したいと思わせる戦略が、残念ながら効果を上げている。民間企業も自衛隊兵器・戦闘機・護衛艦の模型や出版物で利益を上げている。

 これでよいのか?  現実にウクライナで、パレスチナで、中東で、アフリカで、ミャンマーで、戦闘が行われ、多くの死傷者が出ている。村や町が破壊されている。戦争ゲーム=サバイバルゲームを否定する感覚のほうが、正常な感覚だと思う。

 最愛の肉親が殺され、傷つき、家を破壊され、生活そのものを破壊されている人々に対し、戦争ゲームを楽しむ人々・公共施設の使用を認める行政や市長・副市長たちは、申し訳ない想いがしないのだろうか?

 

 

 

2023年11月20日 (月)

#イスラエルによるガザ病院攻撃、無差別殺戮を国際社会は許すな!

 常軌を逸するイスラエルの無慈悲なガザの病院攻撃で、入院患者が死亡し、シファ病院では医者・看護師・病院スタッフが患者さんや避難民と共に追い出される事態になっている。

 南部に避難せよと命令しながら、ガザ南部も空爆。もうめちゃめちゃだ。ハマス壊滅のためなら何人パレスチナの人々を殺そうが意に解しない。アメリカは、病院攻撃はやめてくれと言いながら、イスラエルは国を守る権利はあると擁護し、軍事・経済的援助を止めようとはしない。

 乳児や泣き叫ぶ子どもやお年寄りの映像を見るのは、むごたらしい。胸が張り裂ける。心底からイスラエルの暴挙に怒りが沸く! 何故、止められないのだ! 目のまえで、地獄のようなむごたらしい戦争が行われている。

 国際社会はこのような野蛮を許すなら、もう世の中めちゃくちゃになる。国際人道法無視のイスラエルに制裁を科す必要がある。国連が今こそ、役割を発揮すべきだ。

2023年11月19日 (日)

人間ドック 続き 検査結果

 検査結果を医者から説明を受けた。新たに判明したのは、便潜血。検便をしたら、わずかだが血が便に出ているとのこと。目では見えないが、少し潜血があるので、大腸の精密検査を受けるようにアドバイスされた。

 調べて何もないことが多いが、大腸にポリープが出来ていて、それが何かの原因で破れ、血が出る場合があるそうだ。悪性のポリープだとガン。そうでないポリープもある。またポリープでなくても大腸の管に何か原因があるかもしれず、一度カメラで調べてもらったほうが良いとのこと。

 これまで一度も大腸の精密検査を受けたことがないので、安心するためにも受診することにした。医者の診断説明の後、保健師(看護師かも?)からのアドバイスも別室であり、中東遠総合病院への紹介状をもらった。検診センターは用意が良い。

 他の項目はA判定が、20.B判定が、4.C判定が、8.下部消化管の項目がD判定=便潜血。E判定が3.E判定の項目は全て、現在治療中の、緑内障・不整脈・心房細動。

 医者にこの結果で僕は80歳まで大丈夫ですかと尋ねた。医者は、80歳まで大丈夫かという意味を尋ねるので、現在の自分の健康状態を80歳まで維持したい、車の運転や活動を継続したいと答えると、「このデータだけでは分かりません。検査結果は氷山の一角ですよ。」と安心感を与えてくれなかった!

 冷静に考えれば、その通りだ。人間の複雑な体は、人間ドックでも検査できるのはわずか。全身の精密検査をやっても分からないところがあるだろう。体に何が起きるか誰にも分からない。

 別室の保健師の方は、このデータを見ながら、「若いですね」とうれしいことを言ってくれた。総合的には年齢に比べて良いとのこと。あちこちガタが来ているが、それは加齢に伴う自然現象だと自分に言い聞かせ、保健師の言葉を信じることにした。

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 聖隷健康診断センター4階の施設。奥に食堂。朝食抜きで検査を受けた後のランチは美味しかった! 手前の部屋は、管理栄養士が健康と食事の講義をする所。

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 3階は医者や保健師の説明を待つフロアー。右手が個室で、説明を受ける所。リクライニングシートで、テレビを見たり、本を読んだり、仮眠を取ったり、ゆったりできる。

 地下が胃部カメラ検査。2階でエコー検査など様々な検査が行われる。3階にも検査室がある。1階には、女性だけのリクライニングシートがある待合室もある。体操指導するルームも別館にある。

 1日、ゆったり検査ができるので、僕は40代後半から、ここを利用している。

 

2023年11月18日 (土)

人間ドック 健康 命 人間の体

 今日、妻と共に、浜松市の聖隷検診センターで、1日人間ドックを受ける。朝起きて尿をとり、持って行くものを整理した。すでに昨日、一昨日に検便用の便を取ってある。

健康保険証、病院側ではマイナ保険証は求めていない。不具合が多く、受付が混乱するからだ。来年から保険証廃止を政府が決めたが、来年受診する時も、僕は保険証を使うつもり。マイナカードは取得しない。病院側が来年受信希望者にどう対応するのかな?

 国民健康保険から1万円の助成金が出る。袋井市役所から送られてきたその通知も用意した。あとは薬手帳とお金。検診料金は、32,900円。75歳までは2万円の助成金だった。後期高齢者には1万円のみ。高校教員時代には、共催組合からの助成で確か自己負担が1万円ぐらいだったと記憶している。

 年金だけで暮らす後期高齢者にとり、3万2,900円の負担は厳しい。幸い僕は議員報酬があるので、何とかなる。議員を辞めてからどうするか迷うところだ。恐らく政府は、「もう寿命がそんなに長くないのだから、人間ドックは必要ない」と考えているのだろう。

 車や電車、船などは、一定期間ごとに点検が義務づけられている。船が点検を受けるところが、「ドック」というので、「人間ドック」と呼ばれている。どんなに丈夫に作られていても、動き続く間にガタが来る。不具合が生じる。故障もする。

 人間の体も同じ。製造(生まれてから)されてから、76年間も動き続いている。体は寝ている間休んでいるが、心臓は休んだことがない。休んだら、止めたら、命が尽きる!

 その心臓に不具合が生じている。人間ドックで不整脈と分かり、精密検査を受けたら、心房細動と診断され、医者から放置すると脳梗塞や心不全になりやすくなると宣告された。以来、血液をさらさらにする薬を毎朝飲んでいる。もう3年目だ。

 酷使する体が弱る・痛む・以前のようにならないのは、よく考えれば当たり前。実は、僕は、緑内障、リュウマチ性多発筋痛症、やや難聴の症状を抱えている。睡眠障害の疑いもあるので、29日に他の病院で専門医に見てもらう予定。

 命を長らえたい、健康寿命を少しでも長くしたいと念願している。ガンになりたくない、認知症になりたくないとの念願を持っている。寝たきりになりたくない、元気な生活・多少不具合があっても自立した生活を送りたいと心から希望している。

 これは等しく誰もが抱く願望だと思う。人々の幸せな生活を守るのが、人々から集めた税金を使う為政者=行政の最大・最重要の仕事だ! 現在の政府は福祉にお金を割くのを減らし、軍事費を増額している。5年後の国防費が、43兆円!

 日本の国家予算のうち、所得税・法人税などの年収がおよそ100兆円を下回る額。国債という借金でなんとかしのいでいる。43兆円は自主財源の半分弱。狂っている! 異常だ!物価高で苦しむ人々、企業が多いのに、戦争準備にこれだけ巨額の税金を使うのは、あり得ない!

 政権交代して、為政者を変えるほかない。人々に寄り添う政権を僕たちが努力して作り上げ、人間ドックが受けやすくなるようにしたいものです。

2023年11月17日 (金)

静岡県島田市当局の戦争と平和認識が疑われる新聞記事 サバイバルゲームに市長も参加予定 旧庁舎使用

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 今朝(17日)、朝日新聞県内版に上の新聞記事が出ていて、びっくりした! 非常識な島田市長及び市当局にすぐ、秘書課を通じて以下の申し入れをした。

「解体直前の旧庁舎といえども市の施設を貸し出し、参加者が敵と味方に分かれてエアガンなどを撃ち合うゲームを。染谷市長まで参加して行うのは問題です。サバイバル戦闘訓練は、沖縄北部訓練場で、アメリカ海兵隊がやっている。自衛隊も東富士演習場に都市型ゲリラ掃討戦のための廃墟のようなビルを建て、敵・味方に分かれえて訓練を行っている。

 今、イスラエル兵とハマス戦闘部隊が、病院で、地下のトンネルで、文字通り双方の生き残りをかけたサバイバル戦をやっている。行政がゲームとはいえ、このような状況下で市の施設を貸し出し、しかも市長まで参加してサバイバルゲームをやるのは、非常識です。市のイメージ・市長のイメージを損なうと思います。青少年に誤ったメッセージを行政が出すことにもつながります。

 市長は私のことを知っていると思います。(今年5月、朝鮮通信使日韓友情ウオーク一行が島田宿で丁重なおもてなしを受け、その時挨拶と名刺交換をしている。)是非、市長に私から電話があったことを伝えてください。」

 この後、知人の島田市議2名にも電話して、中止するよう市側に働きかけてほしいと依頼した。フェイスブックにも、やめるように働きかけてくださいと、島田市役所代表電話番号も記載する文章を書いて投稿した。

 平和や戦争の問題認識が希薄である。岸田首相も含めて、行政のトップに立つ人たちは、平和憲法の精神を身に付けてもらいたい。

2023年11月16日 (木)

#イスラエルによるガザ無差別攻撃、病院攻撃を国際社会は許さない!

 あまりにも酷い! まさに地獄のような出来事が、連日、私達が見ている前で(報道を通してだが)、イスラエルのネタニヤフ政権により国策として行われている。

 パレスチナ、ガザに住む人々はすでに11,000人以上殺された。犠牲者の大半が子どもや女性、高齢者だ。国連施設の学校も攻撃され、国連職員も100人以上が殺されている。

 そして現在は、病院の地下にハマスの司令部や武器庫、トンネル網の入り口があるとイスラエルは主張して、国際法で禁じられている病院への攻撃を続けている。

 イスラエルに対するハマスの抵抗闘争拠点が、地下のどこにあるかは分からない。イスラエルやアメリカが言うように、もし仮に病院の地下にあったとしても、2000人以上の医師・看護師・スタッフ・そして入院患者がいるにも関わらず、平気で攻撃するイスラエルの暴挙を、国際社会は許すことができない。

 日本政府はアメリカに忖度せず、直ちに停戦・攻撃をやめろと、イスラエル政府に申し入れるべきだ! 国連で明確にそう主張すべきだ! 総会で出された停戦決議を日本政府は棄権したが、そのような恥ずべき姿勢を改めるべきだ。

 イギリスでは先日、30万人規模のデモが行われたと報道されている。世界各地で、イスラエルのガザ攻撃=子供や女性など罪のない人々への殺戮をやめよと、抗議・アピール活動が行われている。

 日本も国際社会の一員。世界の人々と連帯して、停戦・攻撃やめろの声を上げていきたい。

2023年11月14日 (火)

#中村哲医師・ペシャワール会PMS写真展 レポートその2

 12日に無事写真展を終えた。日曜日は、ららぽーと磐田の商業施設にはたくさんの来客があったが、写真展のコーナーに来て、しっかり見てくれる来場者は意外に少なかった。その原因は色々ある。宣伝不足! 3つの国際交流団体のちらしは、あちこちで配布されたが、新聞で報道されることはなかった。中日、朝日だけしか購読していないので、静岡新聞は確認していないが、関係者から自分たちのことが記事になったとの話はなかった。SNSで情報発信したが、それを見ただけで来てくれる熱心な中村哲医師ファンは少ないのかもしれないし、県西部全体にまで僕のSNS情報が届いているわけでない。

 しかし、今回の特徴・成果は、受付ボランテイアとしてたくさんの人が来てくれたこと。3つの国際交流団体のイベントなので、袋井だけでなく掛川市や磐田市に住む多様なボランティアが交代制であるが来てくれ、その人たちにも中村哲医師の活動を理解してもらえた。

 インターナショナルフェアーと銘打ったイベントにふさわしく、多数の外国籍来場者がクイズに答えたらシールがもらえるので受付に来てくれた。複数のコーナーを回り、シールをもらった人は景品がもらえる。そのための来場だが、受付ボランティアに来てくれた女性はブラジル国籍で通訳の仕事や袋井市内の外国籍児童生徒支援員として働いておられ、上手に写真パネルの説明までしてくれたので、外国籍の人にも中村哲医師・ペシャワール会PMSの事業紹介ができた! この方が2人の若者に声をかけてくれたおかげで、全く中村医師のことを知らなかった若者にかなり詳しく説明することができた。

 この方は袋井交際交流協会のスタッフ。2日間受付に来て下さり、日曜日の夕方ごろには来場者が少なくなってきたので、色々なお話を伺うことができた。詳しく書けないが、日本に住むブラジル国籍の住民が抱えている悩みや課題を聞くことができ、とても勉強になった!

 高校生ボランティアも来てくれ、若い世代にも伝えることができた。

 ある年配の方が熱心に見てくれていたので声をかけ、色々話をした。磐田の住民なので、年末から1月上旬に市民団体主催の写真展の紹介ちらしを渡したら、また来たいと言ってくださった! 中村哲医師の話は互いに盛り上がったが、戦争に話題が飛び、中国に関しての話しあいの中で、突然その方が「中国はけしからん! 日本の海産物輸入禁止は納得がいかない。処理水は安全だと国際的にも認められている。」と言い出した。

 26日袋井市でこの問題の展示をやるので、僕にほうから「輸入を認めないことは行きすぎですが、中国政府の言っていることは間違っていませんよ。」とあれこれ処理水は放射能に汚染されている事実の説明をしようとしたら、「その話は聞きたくない!」とピシャリ。

 政府の問題のすり替えは庶民を誤った認識に誘導している事態に、恐ろしいと感じざるを得ない。写真展最後のほうで、下の写真の掲示物がある。

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 タリバン政権の現地当局が、ジャララバード市内に中村哲医師の功績を顕彰する記念碑を建てた記事と、この記念碑の前で昨年末に現地を訪問したペシャワール会代表村上優氏やPMS支援室長藤田千代子さんらの記念写真展示です。

 この記事と写真の説明を来場者に丁寧にしていると、タリバンを非難する人が少なからずいる。欧米の価値観に基ずく報道が徹底していて、女性の権利を認めないのはけしからんと皆さん同様に言う。

 確かに首都カブールにおいてはその通りだが、地方においては事情が違う。「タリバン政権は治安を安定させ、警官や役人がわいろを要求しなくなったので、民衆には支持されている。中村医師・PMSの事業を高く評価している。アフガニスタン復興のカギは、PMSの「緑の大地計画」であると認識している。ペシャワール会の支援に感謝している。」と説明すると、皆さん以外なほど率直にうなずいてくださる。

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 この新聞記事展示は、若者たちにも中村哲医師の業績が心に響き、自分たちもこの事業を多くの人々に伝えたいとの動きが広がっていることを伝えるためのものです。

 説明をするとシニア世代の人々はとても喜んでくれる。若者に希望を感じられるのがうれしいのだと思う。

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 この展示は、ペシャワール会から届いた資料でなく、僕が「日本電話ニュース社」のクラウドファンディング募集の記事を見て、応募し、つい最近完成したので試写会の案内が届いたので、独自に設けました。

 日本の小学教科書にも中村哲医師の紹介がされるようになったが、来年からは英語版の映像で世界中の人々にPMSの事業が伝わることになる。熱心に見てくれる若い人々に僕はこのコーナーで、次のように話している。「日本が誇ることができる中村哲医師が始めたこの事業は、世界のモデルです。今、残念ながら世界は戦争の時代になりつつある。争いごとの背景に貧困がある。先ず、家族そろって食べられる、生きることが出来る、自分の生まれた土地で生活できる基盤作りを、中村哲医師を中心にペシャワール会及び現地PMSが始めた。この事業は世界の平和につながります。紛争解決につながります。日本国憲法は軍事でなく、平和的手段で紛争の解決をうたっている。憲法の理念を体現しているのが、PMSの事業です。この事業は確実にアフガニスタンに根付きつつあるが、世界に同様な事業が広がることが出来たら、素晴らしいことですね。

 若者に希望を持って、このような事業に参加してほしいです。そのためには、日本の政治を変える必要があります。憲法を破壊し、軍拡・防衛予算増額・抑止力の名目で敵基地攻撃能力保有・武器輸出と、国策が誤った方向に行っています。

 自衛隊の中に1万人規模の平和部隊を設け、丸腰で世界の問題を抱えている地域に出向き、その地域の人びとの生活支援活動をしたら、世界中の人々が日本を尊敬してくれることになる。自衛隊員も希望を持って汗をかくことができる。人を殺す仕事でなく人々に感謝され誇りが持てる仕事になる。僕たちの税金をこのために使うなら、嬉しいことですね。」と、話しています。

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 伊藤和也さんについても、この展示で紹介した。       磐田市での12月下旬から1月上旬、袋井市での来年2月中旬の写真展では、さらに充実した写真展にして、宣伝もしっかりやり、多くの来場者を迎えたいと願っています。昨日13日には、市民団体主催磐田写真展のチラシ6000枚が届いた。20日に磐田市で実行委員会がある。その準備に取りかかります。

2023年11月12日 (日)

#中村哲医師・ペシャワール会PMS写真展レポート その1 

 11日、初日、朝8時過ぎに、ららぽーと磐田に入り、金曜日夜運び入れた衝立に写真パネルを張る作業を行い、何とか開場10時までには展示準備を終えた。ボランティアの若者5名が手伝ってくれたので、大いに助かった! 衝立は僕が予定したよりも多い12枚。両面に張ることができるので、24面。ペシャワール会から送られてきたパネルは61枚。スペースが余るので、関連する新聞記事を拡大コピーしたものや、来年度中村哲医師カレンダー、中村医師の言葉を紹介するために昨年度のカレンダーを切りとったもの10枚なども展示した。

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 来場者の数は数えていないが、色々な方が熱心に見てくれた。声掛け・説明をして、ペシャワール会の一番新しい会報157号を読んでくださいと無料で配布した人は、受付のボランティアの人達を含め、約30名。

 お話をした人たちの確実な反応・手ごたえ・緑の大地計画への賛同・共感・写真展をやることへの感謝を感じることができた! 今日もあるので、詳しい来場者とのやりとりは次回か次々回に報告します。

 ブログのタイトルに書きそびれたが、カレーズの会理事長で島田市でクリニックや老人ケア施設を開設して地域医療・福祉に貢献されておられるレシャード・カレッド医師の講演会も、同じららぽーと磐田の中央会場で午後1時半から3時まで行われた。

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 レシャード先生のお話はとても感動的な内容だった。アフガニスタンでの子ども時代に、医者になって人々の命と健康を守る=人々に尽くす仕事をしたいと思った体験談は、心にしみる内容で、もっと多くの人々特に小学生や中高校生に聞いてほしいと思った。

 パレスチナとイスラエルの戦争・ガザ空爆や、ウクライナ戦争で、多くの子どもや母親・高齢者が殺され・傷ついている現状を、医者の立場から悲しい、直ぐ停戦すべきだと訴えられた。

 日本政府の軍拡・人を殺すための武器購入に多額の税金を使うことに対しても、「世界には生きることに苦しんでいる人々、食料が十分でない・餓死寸前、医者にかかることもできない貧しん人々ががたくさんいる。日本国内でさえも貧富の格差が広がり、物価高で生活することが大変な人々がたくさんいる。

 人の命と健康を助ける・守るために税金を使うべきだと、日本政府やアメリカ政府など先進国の政治の在り方も鋭く批判された!

 医者は患者に寄り添うのが、仕事。病院や診療所に来れない患者に、医者がその患者の自宅に行って治療を行う・話を聞いてあげるのが、患者に寄り添うと言うことである。

 在宅訪問医療・介護を島田市で行っている。病気で外に出れないのだから、体が衰弱して介護が必要なのだから、こちらから出むくのは当然と話された。袋井市の在宅医療が貧弱なのを何とか改善したいと思っているので、レシャード先生のお話は胸にストンと落ちた! アフガニスタンに関する講演なので、このようなお話を聞けるとは思っていなかった。僕にとり、とても参考になった。

 カレーズの会としてアフガニスタンで無料の診療所を開設し、多数の市民の命と健康を守る事業、妊娠した女性や将来子どもを産む年齢15歳から40歳までの女性を対象にした衛生教育を実施していること、教育支援活動、つい最近の地震で家を失い寒い冬を迎えるヘラート州の被災者支援のため募金活動を開始していることなども話された。

 質問の時間があり2人の女性からの質問に丁寧に答えらた。写真に写っているレシャード先生の左側の女性が、介護の仕事について自分の困っていることなども含めかなり長く話したが、根気よく話を聞く先生の姿勢は素晴らしいと感じた。

 質問の時間に大場袋井市長が手を上げ、レシャード先生のお話を聞いての感想と講演へのお礼を述べられた。議会での発言に比べ、とても良い市長の話に思わず拍手した。

 講演会は大成功だったと思う。会議室やホールでの講演会と異なり、たくさんあるイベントの一つとしての講演会だったので、用意された席は空席が目立ったのが残念だった。

 今後、是非、袋井市でレシャード・カレッド医師の講演会を企画したいと思う。下の写真はカレーズの会の活動を紹介するパネルです。

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2023年11月10日 (金)

#中村哲医師写真展 11日、12日、ららぽーと磐田で、袋井市国際交流協会主催で開催

 明日からの写真展の準備に追われている。袋井市国際交流協会の会長さんが平和問題に熱心で、中村哲医師写真展を昨年に引き続きやってほしいと依頼があり、協会の会員でもある僕は喜んで引き受けた。同時に、島田のアフガニスタン出身開業医レシャード・カレッドさんの講演会も実施したいとの依頼で、レシャード医師が立ち上げたアフガン支援「カレーズの会」の一員でもあるので、橋渡しをして、11日にレシャード・カレッド医師講演会も実現する運びになった。

 ウクライナ戦争、イスラエルとハマス・パレスチナとの絶望的な戦争が目の前で行われている状況で、武力に寄らない平和構築の具体的な姿・方法・実践を、是非多くの人に知っていただき、日本が国際社会で果たすべき道を来場者と共に考えたいと思っている。

 2日間、会場で説明者として、出来るだけ多くの来場者に声をかけ、説明をしながら市民が今の世界・日本をどう考えているのかも聞き出したい。

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 国際交流協会のちらしの一部。昨年同様今回の企画は、磐田・袋井・掛川国際交流協会合同の「インターナショナルフェア」として行われる。

 会場に展示する写真はすでにペシャワール会から送られてきており、中村哲医師の活動・ペシャワール会の活動・現地PMSの中村医師死亡後の事業継続が、時系列で理解できるようになっている。実際の写真は、明日展示会場の様子として、ブログにアップします。

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 来年度の中村哲医師カレンダーの表紙写真です。カレンダーも展示します。中村哲医師の言葉と現地写真が入っているカレンダーは一部1500円。会場では販売しません。欲しい方は、ペシャワール会に注文してください。

 下記は今年2月に袋井市役所市民ギャラリーで開催した時に、言葉の紹介として作成したものです。

 

中村哲医師の言葉 袋井交際交流協会「中村哲医師その後のアフガニスタン写真展・色紙展」

  • 平和とは観念でなく、実態である。
  • 誰であっても、無意味な生命や人生は、決してありません。
  • 農村を回復すること、これがアフガニスタン復興の基礎です。
  • 一人で成り立つ自分はない。他者の関係において自分が成り立っている。
  • 現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、現地のために働く。
  • 私達の役得は、復活した村々の人々と喜びを共にできることである。
  • 自然は予測できない。自然の理を知るとは、人間の技術の過信を去ること。
  • 静かに広がる緑の大地は、もの言わずとも、無限の恵みを語る。
  • 信頼は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても

   裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。

  .武力行使よって守られるものとは何か、本当に守るべきものは何か、静かに思いを

   いたすべき。

  .憤りと悲しみを友好と平和への意志に変え、今後も力を尽くすことを誓う。(伊藤和也さん

   への追悼の言葉)

  .武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが日本という国の平和憲法、9条です。9条があるから、海外ではこれまで絶対に    銃を撃たなかった日本。それが本当の日本の強味なんですよ。

 

 この言葉を僕は日常的にかみしめ、自分の生きる指針・活動の道しるべとしています。同時に多くの人々に中村哲医師の実践を知っていただき、日本という国の在り方を深く考えていただきたいと思っています。

 2日間だけでは不十分なので、12月下旬から1月上旬にかけて、磐田市中央図書館展示室で。来年2月中旬10日間、袋井市役所2階市民ギャラリーでも開催します。展示写真は最近の現地活動写真(緑の農地が拡大、用水路が延長されている様子、現地PMS職員の活躍・志の強さ・タリバン政権がアフガン復興の切り札として期待し、地元の人々が自分たちの手で事業の継続をしている姿など)を増やして展示します。

 全ての写真展において、ペシャワール会のパンフと会報を会場に置き、パンフは自由に持ち帰り、会報は熱心に写真展を見てくださった方のみに無料で配布します。また、中村哲医師書籍紹介として見本(私が読んだ本)も展示します。

 

 

2023年11月 9日 (木)

#イスラエルとハマス 民族を守る・土地を守るのは共通 武力行使の目的は違う

 ついにイスラエルは、ガザ中心部に進軍。ハマス解体・せん滅軍事行動をやめようとしていない。イスラエルの大義名分は、ユダヤ人とユダヤ国家(イスラエル)を守る。

 一方、ハマスもパレスチナ人とパレスチナの土地を守る(奪い返す)。戦争・軍事行動の大義は、ここまでは、同じだ。

 しかし、実際の武力行使の目的は、全く異なる。ハマスは軍事力でイスラエルに圧倒的に劣る。武力でユダヤ人を地球上から消し去る=絶滅させる、イスラエルという国そのものを解体しようとは考えていない。

 一方、イスラエルのネタニヤフ政権は、ハマスという選挙で選ばれ、パレスチナ人から支持されている組織そのものを解体・せん滅しようとしている。この目的のためなら、いくらガザ市民(殺され、傷つくのは女性や子どもが多い)が巻き添えで死傷しても意に解しない。

 圧倒的な軍事力で、街そのものを破壊し、病院や国連の学校なども地下にハマスの軍事拠点があると爆撃している。救急車さえも攻撃。これは完全に国際法違反。戦争犯罪だ!

 一方、先に攻撃を仕掛けたハマスもイスラエルの民間人を殺傷したのは事実である。また人質を取っているのも事実である。ハマスの目的は明快である。ウクライナ戦争でパレスチナ問題が国際社会から忘れ去られようとしている。アラブ諸国でさえもイスラエルと経済的に良好な関係を持つほうが国益にかなうと考え、パレスチナ問題への関心が失われつつある。イスラエルはヨルダン川西岸の占領地で入植地を拡大し、ガザ・パレスチナ人は、日常的にイスラエルの武力行使の危険にさらされ、抵抗すれば殺され続けている。抵抗すれば殺されるのは分かっているが、何もしないことは、イスラエルのやっていることを黙認していることにつながる。

 そこで、今回のイスラエル攻撃に踏みきった。やむにやまれぬ彼れの気持ちを僕は理解できる。武力に勝るイスラエルが、いくら攻撃し、多数のパレスチナ人を殺しても、逆に憎しみが増大し、ハマス支持が増え、この戦争は終わることはない。

 人質全員解放と引き換えに、イスラエルは軍事行動をやめ、軍を撤退させるべきだと、僕は考えます。

2023年11月 8日 (水)

#イスラエル・ネタニヤフ政権によるガザ空爆・無差別攻撃は、国際法違反=人道違反、今直ぐ停戦を求める

 凄まじい無差別攻撃に、毎日、ネタニヤフ政権への怒りと、家族肉親友人を殺され・傷つき・家を破壊され・逃げ場のない監獄のような環境の中で恐怖におののいているパレスチナの人々に思いをはせている。

 自分が生きている時に=同時代に、このような殺戮が地球上で行われていることに戦慄している。人類として・人間として、到底許されないことが、国家を守る=イスラエルを守るとの名目で平気で行われ、国際社会=国連が止めることができない現状に、何とも言えない無力感・無念感を抱いている。

 日本政府の対応にも怒りが沸く。アメリカをおもんばかり、イスラエルの無差別攻撃に国として批判・抗議できていない。国連の停戦決議には、棄権した。アラブ諸国を外務大臣が訪問してパレスチナ人道支援の財政援助をすると約束しても、信頼されるわけではない。

 国としての理念=平和憲法に基づいて全ての武力行使に反対し、外交で平和的に紛争を解決するとの根本的姿勢が欠落している。自ら憲法を破壊し、軍拡を推し進め、敵基地攻撃能力を持つとの国策を勝手に打ち出した自民公明政権=安部・菅・岸田政権の帰結が、イスラエル擁護に繋がっている。

 海外ではイスラエルの無差別攻撃に反対する大規模なデモや集会が連日おこなわれ、自国政府に対しても停戦に動くよう声を上げている。一方日本では、その動きが小さい。もちろん日本中でスタンディングや駅頭での見える抗議行動が行われ、イスラエル大使館前でも1600名の人々が停戦を呼び掛けたとの報道に接している。

 残念ながら、イスラエル・ネタニヤフ政権はハマスせん滅まで攻撃の手をやめようとしていない。何週間、何か月も無差別攻撃が続く恐れがある。日本での抗議行動は、これから本格的に大規模・草の根的に、世代を超えて、党派を超えて、とにかく声を上げるアクションを起こす必要がある。

 沖縄に行き、戻ってからは、袋井市当局による農民が自分のたんぼで耕作する権利を奪おうとする暴挙を止めるため、連日被害を受ける農民たちと話し合いの場を持ち、弁護士に相談し、仮換地指定に反対する「不服審査請求書」の原案を作成する仕事に忙殺されている。11,12日の中村哲医師写真展の準備もあり、とにかく今直ぐイスラエル無差別攻撃反対のアクションは起こせないが、11月中旬以降、袋井駅前でのアクションを行うつもりです。

 

2023年11月 5日 (日)

#沖縄辺野古現地レポート その8 最終回 読谷村訪問記 その他

 読谷村は、山内徳信さんが村長時代に、アメリカ政府と直接粘り強く交渉して、広大な米軍基地(読谷補助飛行場)を取り返し、村役場に憲法9条の碑を建てたことで有名です。

 僕は山内徳信先生の自宅を訪問したり、高校教員時代に修学旅行で沖縄に来た時、生徒に講演してもらったこともある。参議院選に立候補した際には、静岡県内で友人たちと応援するグループを作り、一生懸命に当選に向けて奮闘した。ポスター張りから、各地での講演会も企画した。

 山内徳信先生は高校教員時代に島田高校で本土派遣教員として教えたこともあり、静岡県とつながりがある。本土復帰前の頃だ。少女が米軍補助飛行場で吊り下げ訓練のトラックに押しつぶされ殺された事件が起き、村の教え子でもある背年たちが「先生、村が大変だ! 直ぐ戻ってきてくれ!」と懇願するので、派遣教員の仕事を事情を話して途中で打ち切り、村に戻り、青年たちに担がれて村長になった。

 確かまだ40歳前後で村長になったと記憶している。米軍との戦いでは、村長自ら訓練阻止の現場に座り込み、銃剣を突き付ける米兵たちとにらみ合った体験を持っている。村おこしにも力を入れ、米軍から取り戻した農地で紅芋栽培を奨励し、今では「紅芋タルト」が沖縄名物となっている。僕も土産に買って帰った。

 やむちんの里(陶芸家を村に招き、陶芸の窯がたくさんある。芸術の村にする事業)も、徳信先生の発案だ。伝統の機織りも復活させ、産業振興にも力を入れた。それらの事業が成功し、今日の読谷村がある。

 もちろん平和教育や憲法教育にも熱心だった。村長の応接室には、憲法99条の全文が書かれた大きな衝立屏風がある。天皇以下国務大臣などは憲法を尊重擁護する義務があると明記した条文だ。

 憲法に基ずく村政、これが山内徳信先生の理念であり、参議院時代にもその理念に基づいて活動された。この精神はうりずんの会に所属する沖縄選出国会議員全員に受け継がれている。

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 残波岬灯台。うえに上ると素晴らしい景色が広がる。

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 下に降りて残波岬公園を散策した。

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 ごつごつした岩石は、何億年前、さんごの海底が隆起したもの。巨大な石は波の力で押し上げられた。その説明文は下の写真。

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 風化して全文が読めない。観光振興に力を入れておれば、直ぐ新しい説明文を設置すべきだ。灯台に続く歩道が一部舗装されていなくて、車いすの方や高齢者、ベビーカーの幼児連れの若い世代には、歩き辛い。転ぶ危険性もある。

 アイスクリームを販売している「金城パーラー」さんの看板に、この地で50年とあったので、紅芋アイスを購入してから、舗装されていない歩道は危ないですね、と話しかけた。店の方は以前からそれに気づき村役場に訴えたところ、幸いにも予算がついて、来年度舗装されるとのことだった。

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 琉球王国のグスク「座喜味城跡」、世界遺産にもなっている。

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 読谷村は文化財の宝庫でもある。新しくできた「ユンタンザミュージアム」。素晴らし施設だ。読谷村の歴史や文化、産業なども理解できる。

 食堂に向かう途中、奇妙な施設と看板に気づいた。

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 この施設のそばの家に、猛烈に僕に向かって吠える犬が2匹いた。2階のベランダで洗濯物を干している女性がいたので、「何の施設ですか?」と尋ねたが、分からないとの答え。おそらくこの女性は知っているが、雇われている米軍将校のメイドさんと想像されるので、そのように答えたと思う。後で食堂の方に尋ねたら、トリイステーション(機密情報を探るレーダー設備を有するグリーンベレー部隊の施設)の関連施設ではないかと説明してくれた。

 看板の説明に怒りが沸いた。「ここは日本政府提供の施設。基地内に許可なく立ち入ると法律により罰せられます。」と通常は書かれている。こうした看板にもここはアメリカでない!日本だ!と怒りが沸くが、この看板は「米国官有資産」との表現になっている。沖縄の米軍基地全ては、戦争で勝利した米軍が県民の土地を無断で取り上げ、作り上げられた。米軍からすれば奪い取った土地だが、1972年の沖縄日本復帰以降は、日本政府が地主に借地代を支払い、米軍に提供している。

 読谷村のトリイステーションの中の施設はアメリカ政府の金で作られたものだが、こうも露骨にアメリカ政府の資産だから立ち入るなと書いた看板はこれまで見たことがない! いまだに占領意識が残っている証拠だ。時間があれば、村役場に電話して、看板を書き換えるよう要求してほしいと依頼するつもりです。山内徳信先生は元気だったら烈火のごとく怒り、直ぐ米軍に抗議されるが、現在かなり体が衰弱されておられ、4年前自宅にお会いしたいですと電話したところ、息子さんが出て、父は体が弱っていて見舞の面会を全てお断りしているとのことだった。

 長々とレポートを書いてきたが、今回で現地レポートを終えます。もちろん、沖縄に関して特に知事の権限を奪い取り大浦湾埋め立てを強行しようとする問題などは、引き続き書きます。

 

 

2023年11月 4日 (土)

伊賀市で高校の同窓会 

 今日4日は、高校の同窓会があり、伊賀市に来ている。午前11時から始まり、2次会が終わったのが午後4時頃。ホテルの温泉に入り、夕食の前にブログを書いている。

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 僕は三重県伊賀市(当時は上野市)の上野高校を卒業した。クラス毎でなく、学年全体で、これまで数回、同窓会をやっている。前回は70歳の時にやり、75歳の5年後にやる予定だったが、コロナ禍で1年延びて76歳の今年、喜寿記念同窓会になった。喜寿は77歳だが、お祝いは前年やってもよいそうだ。

 僕にとり、後期高齢者だとか、喜寿扱いは迷惑千万だが、とにかく久しぶりに同期の友人たちに会えるので、喜んで、朝6時に家を出て、高速道路をゆったり運転で、無事10時前に会場のホテルに着いた。開会は午前11時。

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 僕は12番のテーブル。集合写真は、4,5,6組。この写真のどこかに僕がいます。全部で8クラス。3回に分けて写真を撮った。早めに着いたので、受けつけ付近のソファに座り、続々集まる同級生を観察すると、皆年齢相当の高齢者。自分では、そう認識してなくても、他者から見れば、立派な高齢者の仲間だった。

 5年前は115名ぐらいだったが、今回は105名。本来は8クラス、当時は45名ぐらいが1クラスだったから、全体では400数十名。幹事によると、連絡がとれなかったり死亡している人が数十名いるとのこと。乾杯の前に亡くなった人の冥福を祈り、黙とうした。

 北海道や新潟からも来ている人がいる。恐らく、皆、今元気なうちに参加したいとの思いで参加している。幹事はもうこれで最後にしたいと言っていたが、僕を含めて80歳の節目か5年後にやってほしいとの声が多かった。

 同窓会に来れる人は比較的元気な人が多いが、中には車いすの人や、歩行器が必要な人もいた。皆、等しく年齢を重ねる。各テーブルからスピーチをする人が幹事の指名で選ばれ、僕は生徒会長をやっていた関係で、スピーチをさせられた。「こうして生きて集まれるのはうれしいですね。次回も互いに元気でお会いしましょう」と簡単に話した。

 中学校の同窓会は、来年もある。時間があれば参加するつもり。高校の次回同窓会に来れるように、健康寿命を延ばしたい。運転免許も返納することなく、少なくても5年後も車で来れるようにしたい。

2023年11月 3日 (金)

#沖縄辺野古現地レポート その7  読谷村訪問記 恨之碑 

 辺野古の報告でないが、10月29日は日曜日で座り込みがない。以前から見学したいと思っていた読谷村にある「恨之碑」(はんのひ)を始めて訪れた。場所が良くわからないで、事前に読谷村に住むリーランさんに手紙を出し、案内を依頼しておいた。

 辺野古の宿「クッション」で7月にリーランさんと知り合った。顔立ちと名前から、彼はいわゆる混血の人だと想像したが、最初は生い立ちを聞ける関係でなかった。しかし5日間一緒に宿で生活する中で親しくなり、生い立ちを自ら語ってくれた。

 お父さんは米軍人。お母さんは沖縄生まれのうちなんちゅう。リーランさんが生まれた後、お父さんは本国に戻り、お母さんに育てられた。玉城デニー知事もそうだが、沖縄では米軍人と結婚して(中には同棲して)父親は母と子を捨て、本国に帰り、便りも養育費も無しのケースが多い。

 リーランさんのお母さんも生きるのが精いっぱいで、極貧生活だったそうだ。小学校時代、いじめにあい、学校がイヤになり、小学校もろくに通わなかったので、漢字が読めない・書けないのでリーランさんは仕事をするうえで苦労したそうだ。塗装職人となり、生活してきたとのこと。

 そのリーランさんの案内で、恨之碑へ。道が狭く、一人ではたどり着くのが無理なところに、芸術作品と思われる金城実氏制作のブロンズ像があった。

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 金城実さんは像の後ろ手に縛られている女性を、朝鮮半島から強制的に日本軍性奴隷として沖縄に連れてこられた女性の象徴として制作。左上の像は銃を持つ日本軍兵士を表している。足にしがみついている女性は、姉が連れ去れるのを悲しむ幼い妹を表している。

 いわゆる軍慰安婦は沖縄戦に巻き込まれ、多くの方が死亡している。正確な数は不明。僕は慶良間諸島の一つ座間味島にある慰安婦の方が生活された民家を見学したことがある。沖縄の各地に慰安所があり、米軍上陸前には日本兵が通っていたことを書物と証言で知っている。

 南部のガマを見学した時、日本兵は一番奥、沖縄住民は真ん中、朝鮮半島から連れてこられた女性は米軍の火炎放射にさらされる入り口と、避難する場所も決められていたと、ガイドから聞いた。

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 無念に異国で亡くなられた犠牲者の方たちに、そっと手を合わせお祈りした。

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 碑は高台にあり、海も見える。ガジュマルの大木が茂り、素晴らしい場所に存在するこの恨之碑を、是非多くの人に訪れてほしいと願う。

 ちょうどすぐ近くに住む方が、清掃されておられた。だれも管理していないので、草が生い茂り、木の枯れ枝も散乱し、見かねてボランティアで清掃されておられるとのこと。福岡県から退職後たまたまここに住み、それまでは「恨之碑」については全く知らなかったそうだ。

 この方と色々な話をした。中村哲医師写真展をやっていること、北九州大学卒業なので、福岡県のことは良く知っていること、軍慰安婦問題に関心があり、韓国の日本軍性奴隷にされたハルモニが住む「ナヌムの家」には7回訪問していること、この碑については「ポンソナ通信」を出している「沖縄恨之碑の会」の情報で知ったことなどを話した。

 この男性によると、最近韓国からの訪問客や日本にある朝鮮学校の学生さんが良く来るとのこと。一般の日本人観光客は来ないそうだ。

 この方のおかげで、とてもきれいになっている。読谷村にはチビチリガマやシムクガマなど戦争遺跡がある。この金城実さん制作のブロンズ像の碑も、青少年が戦争を考える村の教育資産として位置付け、村で管理してほしいものだ。

 道案内の標識も必要。現状では分かりにくい。時間があれば、村役場に電話してお願いするつもりです。

2023年11月 2日 (木)

#沖縄辺野古 国の代執行訴訟に怒る沖縄と本土マスコミの落差 しかしきちんと話せば国のいう公益のおかしさが分かってもらえる実例

 沖縄に行っている間、本土の新聞が読めなかった。26日から31日までの2誌の新聞がたまっている。先ず31日付けの朝日と中日を読んだ。沖縄タイムス・琉球新報との落差が大きい。朝日の取り扱いは問題の大きさに対して小さいと落胆した。中日新聞は東京新聞と実質的に経営・編集が同じなので、比較的に扱いが丁寧だが、31日の段階では社説で国を批判していない。テレビ放送は、30日の分は見ていない。31日夜のテレビは全放送局のを見たわけでないが、NHKとテレ朝は取り上げていなかった。時間があれば図書館で他紙の扱いを確認したい。恐らく扱いの小ささは同様だと思われる。

 マスコミがこのようなので、本土に住む人々は情報量の少ない影響から、沖縄基地問題とりわけ今問題となっている知事権限を取り上げて埋め立てを強行しようとする国家権力の構造的な本質を、我が事として考えている人が少ない。

 しかし、話せばわかる人がいる。昨日2人の農民に会い、この問題を手短に話した。2人の農民は、袋井市公権力により自分のたんぼでコメ作りを継続する権利、借りているたんぼで耕作する権利を奪われようとしている。ある大企業の工場移転が公益と考える袋井市当局が、地権者に無断で彼らの農地・耕作権がある全体では13ヘクタールの農業振興地域に指定されている優良農地を用途変更した。

 県企業局が反対する農民がいる限り農地転用はできない・事業たりえないと11億円以上の予算をつけながら撤退したにも関わらず、土地区画整理事業と言う手法で、代替地を用意するからここで農業するな、と農民に圧力をかけ、耕作する権利を奪い取ろうとしている。

 袋井市公権力に苦しめられている農民に寄り添い、この事業は問題あり! 埋め立ては水害を招く恐れもある、大企業の工場移転は公益でなく私企業を利すだけ(その大企業は袋井市内に広大な工場用地を所有し、そこで事業を展開。移転しなければならない必要性が無い!)、予定地近くに住む市民は環境が悪化し何の利益もない、土地を売りたい農業をやっていない地権者と市当局・企業がつるんで、やろうとしている無謀な計画に僕は反対している。

 権力に苦しめられている2人の農民に、僕の話はすとんと落ちた。公益を振りかざす権力は国も市も同じだと、玉城デニー知事・沖縄県民の苦悩を理解してくれた。

 恐らく日本全国公権力に苦しめられている人々は、代執行訴訟の本質・辺野古新基地建設問題を、話せばよく理解していただけると確信する。また自民公明政府のやっているデタラメに怒っている人たち・軍拡に疑問を持つ人々も、話せば沖縄の立場に立っていただけるものと思う。

 沖縄現地の闘いに参加できなくても、自分が住む地域でやれることをやっていくことが、玉城デニー知事を応援し、政府の理不尽をただすことにつながる。

2023年11月 1日 (水)

#沖縄辺野古 代執行訴訟 玉城デニー知事の意見陳述全文を読んで 公益について考える

 31日、那覇空港で琉球新報を買い求め、飛行機の中で、玉城デニー知事が法廷で述べた意見陳述全文を読んだ。素晴らしい内容だ! 沖縄が沖縄戦に始まり戦後ずーと受けてきた日本政府による沖縄の自主性・自立性・自治を認めない差別政策、政府の都合の良い“えせ公益”を押しつけてきた歴史を、きちんと指摘している。

 日本政府のいう公益は、戦争時には本土を守ることであった。戦後は日本の独立と引き換えに、沖縄を米軍に差し出す事であった。1972年沖縄が日本復帰を果たした以降は、米軍の存在・広大な基地が日本を守る抑止力となる、つまり公益のためには米軍犯罪・基地公害・騒音・相次ぐ墜落事故なども我慢せよ、というものである。

 辺野古新基地建設もしかり。日本の安全保障という公益上必要だから、設計変更を承認せよ、承認しないことが著しく公益を害するっとの論理だ。

 これに対し、玉城デニー知事は、【 承認しない 代執行を認めないことが公益である! 新基地建設反対が沖縄の民意であり、それは選挙で県民投票で明確に示されてきた。その沖縄の民意こそが公益である 】と、堂々と述べられた。

 沖縄現地に通い続け、辺野古・大浦湾の美ら海にカヌーチームの一員として時々出ている僕は、この美しい海を守る・埋め立てを認めない・貴重な自然を守ることが公益だと確信している。豊かな海は日本国民全体の財産・宝である。人類・地球の宝物だ。これを守ることが、みんなの幸せにつながる。

 経済的にも大浦湾の自然を保護する=埋め立てを認めないことが、沖縄振興=観光産業にとり有益である。沖縄西海岸は開発により、自然な浜が減少し、以前に比べると水のきれいさも減少している。世界中から沖縄を訪れる観光客にとり、大浦湾は魅力あるスポットだ。グラスボート、カヌー、遊覧船、海水浴、ダイビング、磯遊び、釣り、水上スポーツなど、人々が楽しめるものが豊富にある。

 きれいな海を眺めながら、食事やお茶、会話を楽しむ施設はまだ少ないが、自然を破壊しない範囲で喫茶店・レストラン・プチホテル・民宿などが出来れば、多くの観光客や沖縄都市部にすむ県民が訪れ、経済効果は大きい。基地建設容認の辺野古区に住む人々も、利益を享受できる。

 漁民も大浦湾が埋め立てられたら、魚の産卵場所が大きな影響を受け、実害になる。警戒船で何もせずぼーと海に出ているだけでは、張り合い・漁師としての生き甲斐が得られないと思う。後継者も育たない。海に生きる誇りを取り戻すには、知事が不承認を貫くことが彼らの利益になる。

 沖縄県民にとり、いや日本全国の住民つまり国民にとり、いつ完成するか分からない、いくら税金が使われるかもわからない、米軍の戦略が変わり彼らが本当に必要としているのかも疑問符が付く、新基地建設をやめるほうがはるかに公益である。

 役に立たない、有害・無益な工事は公共事業ではない。公益を害するムダな事業にすぎない。国民が作ってくれと要望した事実はない。沖縄県民が基地負担軽減のため、普天間基地の代替基地として辺野古に作ってくれと政府に要請した事実はない。

 逆である。日本に住む民が望んでいない、特に地元沖縄県民がやめてくれ・基地負担軽減どころか基地強化であり、到底認められないと考え、その民意を受けて知事が不承認していることこそが公益であることを、デニー知事は明確に述べられている。

 三浦隆志裁判長はじっくり知事の意見陳述を聞いていたと新聞報道にあるが、知事や国側に質問することなく、わずか36分で審理を打ち切り、判決期日は追って指定すると告げて閉廷となった。恐らく知事の意見陳述を聞く前つまり裁判の前に、即日結審を決めていたのだろう。政府同様に、聞く耳を持たない姿勢が露わだ。多分3人の裁判官は本土出身だと思われる。政府が冷酷なら、恐らく彼らの出す判決も冷酷だろう。

 知事にとり、沖縄の人々にとり、イバラの道が続く。帰りの飛行機で思いついた。来年、玉城デニー知事を静岡県に招いて、トークキャラバンをやってほしい。琉球新報に、「県外の地方議員が声明」の小見出し記事が出ている。静岡、新潟、群馬、千葉、大分県の市町村議が声明文を公表。「一連の過程における政府の対応に強く抗議し、沖縄県の立場を支持する」「国は訴訟を取り下げ、県との対話に応じるべきだ」と意見表明。

 松谷清静岡市議からこの声明に名前を連ねてくれと依頼があり、僕も当事者である。松谷清さんたち県内議員に相談し、是非来年、デニー知事を招きたい。

 

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