#中村哲医師写真展 11日、12日、ららぽーと磐田で、袋井市国際交流協会主催で開催
明日からの写真展の準備に追われている。袋井市国際交流協会の会長さんが平和問題に熱心で、中村哲医師写真展を昨年に引き続きやってほしいと依頼があり、協会の会員でもある僕は喜んで引き受けた。同時に、島田のアフガニスタン出身開業医レシャード・カレッドさんの講演会も実施したいとの依頼で、レシャード医師が立ち上げたアフガン支援「カレーズの会」の一員でもあるので、橋渡しをして、11日にレシャード・カレッド医師講演会も実現する運びになった。
ウクライナ戦争、イスラエルとハマス・パレスチナとの絶望的な戦争が目の前で行われている状況で、武力に寄らない平和構築の具体的な姿・方法・実践を、是非多くの人に知っていただき、日本が国際社会で果たすべき道を来場者と共に考えたいと思っている。
2日間、会場で説明者として、出来るだけ多くの来場者に声をかけ、説明をしながら市民が今の世界・日本をどう考えているのかも聞き出したい。
国際交流協会のちらしの一部。昨年同様今回の企画は、磐田・袋井・掛川国際交流協会合同の「インターナショナルフェア」として行われる。
会場に展示する写真はすでにペシャワール会から送られてきており、中村哲医師の活動・ペシャワール会の活動・現地PMSの中村医師死亡後の事業継続が、時系列で理解できるようになっている。実際の写真は、明日展示会場の様子として、ブログにアップします。
来年度の中村哲医師カレンダーの表紙写真です。カレンダーも展示します。中村哲医師の言葉と現地写真が入っているカレンダーは一部1500円。会場では販売しません。欲しい方は、ペシャワール会に注文してください。
下記は今年2月に袋井市役所市民ギャラリーで開催した時に、言葉の紹介として作成したものです。
中村哲医師の言葉 袋井交際交流協会「中村哲医師その後のアフガニスタン写真展・色紙展」
- 平和とは観念でなく、実態である。
- 誰であっても、無意味な生命や人生は、決してありません。
- 農村を回復すること、これがアフガニスタン復興の基礎です。
- 一人で成り立つ自分はない。他者の関係において自分が成り立っている。
- 現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、現地のために働く。
- 私達の役得は、復活した村々の人々と喜びを共にできることである。
- 自然は予測できない。自然の理を知るとは、人間の技術の過信を去ること。
- 静かに広がる緑の大地は、もの言わずとも、無限の恵みを語る。
- 信頼は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても
裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。
.武力行使よって守られるものとは何か、本当に守るべきものは何か、静かに思いを
いたすべき。
.憤りと悲しみを友好と平和への意志に変え、今後も力を尽くすことを誓う。(伊藤和也さん
への追悼の言葉)
.武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが日本という国の平和憲法、9条です。9条があるから、海外ではこれまで絶対に 銃を撃たなかった日本。それが本当の日本の強味なんですよ。
この言葉を僕は日常的にかみしめ、自分の生きる指針・活動の道しるべとしています。同時に多くの人々に中村哲医師の実践を知っていただき、日本という国の在り方を深く考えていただきたいと思っています。
2日間だけでは不十分なので、12月下旬から1月上旬にかけて、磐田市中央図書館展示室で。来年2月中旬10日間、袋井市役所2階市民ギャラリーでも開催します。展示写真は最近の現地活動写真(緑の農地が拡大、用水路が延長されている様子、現地PMS職員の活躍・志の強さ・タリバン政権がアフガン復興の切り札として期待し、地元の人々が自分たちの手で事業の継続をしている姿など)を増やして展示します。
全ての写真展において、ペシャワール会のパンフと会報を会場に置き、パンフは自由に持ち帰り、会報は熱心に写真展を見てくださった方のみに無料で配布します。また、中村哲医師書籍紹介として見本(私が読んだ本)も展示します。
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