#中村哲医師その後最新写真展in袋井市 レポートその2
用水路のおかげで緑の大地が拡大し、地元の人々が農業で暮らせる生活基盤が出来てきた写真のコーナーに、「支援を受ける人々が自力で生きられる環境を作るのが真の国際貢献活動です」 「日本・世界の国際貢献モデルケース」 という言葉を表示した。
海外支援活動には、国の利害が絡んでいる場合が多い。民間のNGO団体などによる支援も、自分たちの価値観に基ずく支援が多く、本当に地元の人々の要望に基づいていないケースが多く、援助団体が引き上げたらそれでストップし、事業が継続しない場合が多い。
中村医師及びペシャワール会・PMSの医療・井戸掘り・用水路建設・農地拡大・農業支援活動は、地域の必要性・要望を受け、地元の人々と共に事業を展開し、支援を受ける人々がやる気を出して、自力で生きる力を生み出している。
中村医師の志を地元の人々が受け継ぎ、政権が変わろうが関係なく、事業が継続されている。僕はこれは日本・世界の国際貢献活動のモデルケースだと考えている。成功事例でもある。
ジア医師が現地PMSの代表。彼のもとに、建設工事の技師や会計責任者、ジャララバード事務所所長など、アフガニスタン人スタッフがしっかりしていて、日本から送られてくるお金を大切に活かし、事業を継続・発展させている。
ペシャワール会の会報には、毎号、現地からの報告が掲載され、現地スタッフの頑張りが良く理解できる。会報を読むたびに、嬉しい気持ちになる。
上の写真は、日本電波ニュース社の谷津監督が、世界中の人々に中村医師の活動を知ってもらうために、これまでとりだめた1000時間に及ぶ映像を2時間に再編集し、英語版を制作する新聞記事です。
「荒野に希望の灯をともす」監督の谷津賢二氏と上田未生プロデューサーがタッグを組み、一からわかるな中村医師・アフガニスタン・PMSの活動を、予備知識のない世界の人々に届ける新たな映画が今年中に出来ます。
実は今日、2月16日午後1時から東京渋谷の映画美学校で試写会があり、クラウドファンディングに協力した関係で試写会の招待ハガキが届き、ほぼ完成の英語版映画を見てきます。映画の感想は後日レポートします。







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