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2024年4月

2024年4月29日 (月)

#4月28日は、沖縄にとり屈辱の日と認識している本土の人はどれぐらいいるだろうか?

 4月28日は沖縄が日本から分離され、アメリカが統治(支配)するようになった節目の日です。1952年、サンフランシスコ講和条約により、アメリカを中心とする連合軍が日本を占領下においていたのを、日本が占領から解放され独立した歴史的記念日が4月28日です。

 しかし、沖縄はアメリカが沖縄戦で多数の死傷者を出して占領した土地であり、冷戦下、中国、北朝鮮に近い軍事的戦略拠点として、日本の施政権が及ばない地域にされてしまいました。

 アメリカ側の強い要求があったのは事実ですが、本土の政府は強く抵抗せず、沖縄を日本から切り離したのです。マッカーサーに対し、昭和天皇は琉球を日本から切り離してもよいとの提案をしたのは有名な話です。

 当時の多くの本土に住む人々は、琉球(沖縄)に対し、日本と一体であるとの認識を持っていませんでした。二等国民扱いの認識でした。だから、本土防衛のため、沖縄は捨て石にされ、悲惨な沖縄戦となったわけです。

 徹底抗戦、負けが分かっていても降伏しない、民間人の犠牲は一切考慮しない。時には沖縄の人をスパイ呼ばわりして、殺害する。ガマ(自然の地下壕)に避難している沖縄の人を追い出して、日本軍が中に入る。食料を奪う。

 県民の4人に一人が死んだ沖縄戦を体験している沖縄の人々は、戦争は絶対にダメ、「命どう宝」(命が一番大切)の考えが浸透しています。1952年から日本復帰する1972年まで、米軍支配下に置いて、人権を蹂躙され、土地を奪われ、自治を奪われ、民主主義の国とされているアメリカの2重基準(植民地では、何をやってもかわまない)により、辛酸をなめました。

 その苦悩の原点が、4月28日、サンフランシスコ講和条約でした。琉球新報、沖縄タイムスは、毎年4月28日には屈辱の日として特集記事を書いています。

 しかし、本土の新聞でそのような記事は見当たりません。今朝29日の新聞はまだ読んでいないが、ひょっとすると沖縄での昨日の集会の報告記事が出ているかもしれない。しかし小さな記事でしょう。

 この落差が、辺野古埋め立てにおいて、知事の権限を奪う代執行に繋がっています。現在においても、沖縄の地方自治を認めない、アメリカ軍が何をやっても日本政府はきちんと抗議しない、黙認する状態が続いています。

 

2024年4月28日 (日)

#地域から民主主義を作るため、自治会便り第1号を発行。情報の公開・共有が民主主義の第一歩

 住んでいる袋井市砂本町という132世帯の小さい自治会(町内会)会長の仕事の一つとして、『砂本町自治会便り第1号』を発行し、26日に市から届いた広報の中に挟んでもらい、班長を通して町内全世帯に配布された。

砂本町自治会便り 第1号  2024年4月末発行

【ご挨拶】 4月7日に総会があり、承認された新メンバーが自治会役員として活動していきます。役員名簿は配布済み総会資料にありますので、確認してください。新役員一同、町内の皆様のご協力をいただきながら住みよい砂本町を作って行きたいと思っています。よろしくお願いします。

【公園草刈 5月19日午前9時から】

 すでに公園草刈の案内が回覧で回っていますが、1班から5班の方は予定に入れておいてください。9月22日には6班から10班の方にお願いします。公園の草刈作業やトイレ清掃などを自治会がやれば、市から公園愛護報奨金が来年2月ごろに出ます。

【総会で公園にある井戸の水質検査にピーファス検査要望が出ました!】

 PFAS(ピーファス)とは有機フッ素化合物で、飛行機の洗浄液材などに含まれ、沖縄の米軍基地や自衛隊基地周辺で検出され、大きな問題となっています。一部の工場の廃液にも含まれ、静岡市清水区でも検出されています。焦げ付かないフライパンにも使用されています。

 毎年6月に井戸の水を採集して食品衛生協会に検査を依頼していますので、ピーファスの検査もお願いします。

【自治会要望を市に出します。要望がある方は班長または自治会長まで】

 4月28日の班長会で検討します。提出は6月ですので、5月の班長会でも検討することになりますが、砂本町に関わる課題だけでなく、高南地区全体に関わることも含めて、要望がある方は遠慮なく班長又は自治会長に伝えてください。

【神社清掃協力のお願い】

 今年は砂本町が清掃当番に当たり、神社総代会会長のSさんから清掃奉仕への協力依頼がありました。慣習として駅前・掛ノ上・大門・高南地区の自治会が清掃奉仕作業に協力しています。10数年に1回、回ってきます。

 これはあくまでも任意による協力ですので、各班の協力日にご都合の良い方はよろしくお願いします。10月祭典時は清掃でなく、甘酒を参拝者にふるまう協力を依頼されています。これは班でなくボランティアを募ります。

【新住民】4班にAさんが新住民として加わりました。【訃報】4班のBさんがお亡くなりになり、23日のお通夜に自治会として弔問してきました。お悔やみ申し上げます。             (文責 自治会長)

*個人情報保護のため、氏名はA,Bさんにブログでは直してあります。

*ピーファスの基地周辺汚染原因の主たるものは、泡消火剤であることを書き忘れています。基地内の飛行機消火訓練に使われています。機体洗浄液に含まれているとの説明は間違っているかも。かなり以前、嘉手納基地所属の戦闘機は海面すれすれに飛ぶので、頻繁に洗浄し、基地周辺の住民から苦情が出ているとの現地新聞を読んだ折、機体洗浄液に含まれているのではと新聞記事で読んだ記憶があり、このように書きましたが、間違っているかもしれません。

 ブログを読んでくださっている方で、詳しい方がおられましたら、間違いを指摘してください!

*水質検査をする会社に電話でピーファスの検査ができますか?と問い合わせました。できる!とのこと。ただ提出する井戸水はいつもの容器とは別の容器に入れて送る必要がある、検査料もかかるとのこと。

*神社清掃の問題は悩ましい課題です。16年前に自治会長になった際にも当番に当たり、当時は若かったので、宮司に文句を言いに行きました。「氏子でもない新しん自治会住民が、何故神社清掃をしなければならいのか?」と。宮司は慣習でそうなっています、ご協力をお願いします、と弁明するだけ。

 当時町内に神社役員がおり、その方への配慮もあり、強制ではないが、「協力できる人は協力してください」、と、今回と同じような対応を取りました。

 議員となり、年に3回、神社の総会や行事に来賓として参加するようになりました。神社運営の大変さ(経費・清掃・行事など)は分かるようになりました。氏子総代の高齢化が著しく、各町内の氏子総代(役員)のなり手が少なくなっています。砂本町は今年からゼロ。

 昨日、神社の宮司が家にやってきて、自治会で回覧で回してほしいと、神社の便りなど3点の回覧文書を持ってきました。宮司「思想信条に関わると思ったら、自治会長の判断で回覧にまわさなくてもいいです。」

 内容を見て判断することにします。今回依頼の文書は問題がないと思われるので、今日の班長会で説明し、協力依頼をします。日本の神社は地域の文化財的な側面や緑の空間を提供する公共的な側面もあり、自治会と神社の関係は悩ましい問題です。

 住民に強制はしない! あくまでも任意で! 神社協力費一世帯700円も、班長が集めるのでなく、協力したい人のみ、出す! これは砂本町は以前からそのようにしています。

2024年4月27日 (土)

#浜岡原発を再稼働させない! 原告の一人として静岡地裁での訴訟口頭弁論に参加しての感想

 4月25日、静岡地裁で、浜岡原発永久停止・廃止等請求を求める訴訟の第57回口頭弁論があり、原告の一人として参加した。

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 2012年から裁判が続いているが先が見えない長い訴訟になっている。理由は被告中部電力の先延ばし作戦と、ころころ変わる裁判官たちの無責任だ。

 彼ら・彼女らは、結論を出したくない! 逃げの姿勢が一貫している! 僕は公判にほとんど参加している。袋井市の自宅から自転車・電車と徒歩で片道約1時間20分。裁判は正直退屈です。裁判長の声が小さく聞き取りにくい。被告原告側弁護士のやりとりが専門用語が多く、分かりづらい。

 写真の報告会で、弁護団長・鈴木敏弘弁護士が述べてくれたが、能登半島地震、台湾での地震、四国での地震等地震が続いている。浜岡原発が南海トラフ巨大地震が起きれば、極めて危険である。

 再稼働して原子炉が動いている状態で巨大地震が起きれば大惨事になるのは自明である。中電にとっても、静岡県民にとっても、日本にとっても、再稼働させない・永久停止・廃炉にしたほうが、はるかに安全安心であり、利益になる。

 再生可能エネルギーに力を入れれば、電力供給は十分できる。自明の結論を出せない中電・国に対し、裁判官たちは勇気をもって結論を急いでほしい。

 

2024年4月25日 (木)

自然・土・畑の恵みーー道楽山と借りている畑から

 地方都市に住むメリットは、自然の恵みを得られることです。道楽山の斜面からわらびが自然に生えて、毎年わらびの収穫ができます。

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 この写真は4月中旬撮影。4月20日もこの斜面からたくさんわらびを収穫しました。実は、道楽山を購入する前、わらびの収穫は春野町の山や掛川の小夜の中山まで行って、勝手に少しおすそ分けを頂いていました。しかし今は自分の山なので、気分は良いです。

 わらびはあげや黒ハンペンと一緒に煮ると美味しいです。パソコンでわらび料理レシピを検索し、わらびナムルの作り方が紹介されていたので、試しに作ったところ、とても美味しかったです。

 上の写真にふきの葉っぱがありますが、20日はたくさんふきも収穫できました。

道楽山の梅の実はまだ小さいが、6月には収穫できます。

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 柿の葉っぱの若草色(萌黄色)は、食べたくなるほどきれいです。

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 新緑とこてまりの花。草刈は大変だが、道楽山の恵みは心の安らぎです。

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 自転車で行ける近くの借りている畑。草を取った後、肥料(乾燥牛糞とバーク堆肥)をまき、ミニ耕運機で畑を耕し、畝を作りました。かなりの時間と労力がいりますが、作業は単純デ、ストレス発散に良いです。きれになっていく畑を見ると、達成感・充実感が得られます。

 自治会の仕事や落合恵子さん講演会準備の合間をぬって、近く色々な作物の苗を植える予定です。

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 3月に植えたジャガイモが芽をだし、成長してきました。菜種油肥料を幹の周りにまき、土をかぶせたのが上の写真。6月には新じゃがの収穫が出来そう。

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 以前草に覆われ、姿が見えなかったたまねぎ。鶏糞を周りにまいた状態の写真です。草取りをしなかったので、成長が遅れている。農作物は正直です。愛情をこめて世話をしてあげないと、立派に成長できません。もっとたくさん鶏糞をまいてやる必要があります。

 農作業は楽ではないが、人間と自然の関係が良くわかり、収穫や労働する楽しみが得られます。後期高齢者になっても、85歳、90歳になってもやれる素晴らしい仕事です。

 福島原発事故で農業が出来なくなった人たちの中で、仮設住宅に入り、やれることがなくなり、うつ病になったり、体力と元気がなくなり介護が必要になった方が大勢おられます。

 能登半島地震の被災者の中には、そうならないよう孤立した集落に踏みとどまり、互いに助け合いながら農業を続けておられる方たちがいます。立派だと思います。

 

 

2024年4月23日 (火)

#世界の軍事費377兆円。このお金を民生費に使うべき

 スエーデンの国際平和研究所が、2023年度世界の軍事費を発表した。総額377兆7610億円(2兆4430億ドル)。ダントツはアメリカ。1国で、9160億ドル。世界全体の三分の一弱もの巨額の軍事費だ。

 アメリカを侵略できる国、そのような意図を持つ国は世界には無い! 2位の中国は、2960億ドル。中国を侵略して支配しよう思う国も無い。3位のロシアは、1090億ドル。ロシアはウクライナへの侵攻で巨額の軍事費を使っている。

 4位インド。5位サウジアラビア。6位英国。7位ドイツ。8位ウクライナ。9位フランス。10位日本。11位韓国。日本は502億ドル。確か6兆円台だったと記憶している。24年度は7兆円超えだ。

 世界は気候変動で異常気象による災害が多発している。貧困・飢餓など支援を必要としている国も多い。軍事費にこれだけ巨額のお金を使うのでなく、民生費つまり人間の生活のために、各国は税金を使うべきだ。

 国防・平和のためと称して、むやみに軍事費に貴重な税金を使うのは、愚かな選択だと思う。政治が悪いからこうなる。コスタリカは国の政策として、軍隊を無くし、税金を教育や環境問題に多くを使っている。周りの国は平和国家コスタリカを認め、軍隊がないから侵略しようとはしない。

 軍事費と平和の問題について、もっとあらゆる角度から論議すべきだと思う。

2024年4月22日 (月)

#死刑制度を日本は廃止すべきだと思う 死刑執行当日通知は違憲訴訟判決に疑問

 先日、死刑執行を当日に通知する運用は違憲だと死刑囚2人が訴えていた訴訟で、大阪地裁は訴えを却下した報道を読み、冷たい判決だと疑問を感じた。

 裁判長の論理は、「死刑囚は現行の運用を含めた刑の執行を甘受すべき義務を負う」だ。人間の感情がない冷酷な判決だと思う。日本でも1960年代ごろには、心の準備や家族・知人に伝えたいことを伝える時間が必要との判断で、2~3日前に通知されたこともあったそうだ。

 死刑囚の訴えは死刑制度をやめてくれではなく、ただ当日通知をやめてほしいとの人間として当然の訴えにすぎない。現在の運用では、いつ死刑執行されるか分からず、毎日その日が来るまで怯えなければならない。袴田巌さんは死刑判決を受け、長い獄中生活を送っている間に、この苦痛から精神を病み、釈放されてからも拘禁症の影響が続いている。冤罪でもいつ死刑執行されるか分からないのは、ご本人や家族にとり、大変な苦痛である。

 殺人は人間の基本的人権を侵す最大の犯罪である。そうした間違いを犯した人でも、国家が死刑制度で犯人を殺すのは、国による基本的人権侵害だと思う。

 世界の流れは死刑制度廃止である。死刑制度が残る国でも例えば韓国では、執行は停止している。犯罪防止に死刑制度は抑止力になっていない。

人間はおろかな存在だ。一時的な感情で人を殺す人もいるのは事実。そうした殺人事件をマスコミが大きく報道する。人を殺したら、自分の人生が終わることは誰にも分っているはず。それでも人間は間違いを犯す。これは死刑制度で殺人を思い留ませることができないことを証明している。

 終身刑の制度もある。本当に反省して、罪滅ぼしに社会貢献したいと願う囚人にはその機会を与えたほうがよい。刑務所の中での作業や、監視付きだが、外でのボランティア活動もよいではないか。

 まずは、死刑制度についての議論が大切だと思う。

 

2024年4月20日 (土)

憲法記念日落合恵子さん講演会 その3 憲法文化を袋井市から発信

 憲法記念日袋井市民のつどいは、5月3日憲法記念日に講演会や映画会などを実施することにこだわっている。この日にやることにより、仮に市民のつどいに参加できなくても、僕たちの宣伝活動・広報活動(新聞情報欄掲載・市広報・ちらし・ポスターなど)により、市民に「5月3日は憲法記念日なんだ。ありがたい特別な日だから国民の祭日として休日になっているのか。天皇誕生日と同じ位置づけなんだ。」と、憲法を身近に感じてもらうことを意図している。

 毎回入場無料にしているのは、憲法文化を根付かせるため、誰でも気楽に参加できるようにしたいから。500円ないし1000円を払ってまで、一般の市民がゴールデンウイークに自分の時間を割くことは考えられない。

 市・教育委員会の後援をもらっての開催にもこだわっている。本来は行政が憲法に基づく市政を実施するために税金を使って記念式典や講演会などを企画すべきだと思う。

 ところが憲法からみの講演会に、公的施設を使わせない自治体も中にはある。後援も認めない。政治的中立の名のもとにである。政治や行政は憲法に基づいて行わなければならないのに、自民党など保守勢力による憲法改正運動が、行政を委縮させている。

 この点、袋井市は健全である。市長が挨拶をするまでには至っていないが、後援を断られたことは一度もない。市民団体が著名な方をお招きし入場無料で講演会を実施するためには、必要経費をあつめる必要がある。このため、協賛金集めに奔走している。

第36回憲法記念日袋井市民のつどい「落合恵子さん講演会」

協賛のお願い

 昨年度は元文部事務次官・前川喜平氏をお招きして、「政治家・官僚と憲法尊重擁護義務」と題して講演していただきましたが、会場いっぱいの来場者がお越しくださり、お話の内容も大好評でした。

 今年は、作家・落合恵子さんを講師に迎え、「ここから、いまから、わたしから」と題してお話をしていただきます。落合恵子さんのプロフィールはチラシを参照してください。これまでと違う講演会になります。著名な方をお招きしますが、これまでの入場料無料を継続するため、講師謝礼や印刷代・会場費などの経費を協賛金でまかないたいと思います。資金面での協賛・協力をお願いします。

 憲法記念日袋井市民のつどい実行委員会 代表 竹野昇 

 上記協賛のお願い文とチラシを持って、市内の知人やこれまで協賛していただいた商店や個人を訪問する活動をしている。実行委員会に参加しているメンバーも同じである。

 時々、しんどいなと気おくれする時がある。営業に携わる人たちの苦労が良くわかる。昨日の時点で、76,000円が集まった。これでは講師料を賄うことはできない。当日、会場カンパを呼びかけ、一定の金額が集まるが、事前に協賛金を集めないと当日講師に謝礼をお渡しできない。

 地方都市で憲法文化を定着させるため、来週も各方面にお願いに回ります。

 

2024年4月18日 (木)

5月3日憲法記念日 落合恵子さん講演会 続き

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 主催者の意図を伝える簡単な文章です。これでは具体的にどのようなお話を聞けるのか、解らないと思います。今回は、主催する実行委もこの程度の認識です。落合恵子事務所に、事前にこの文章をメールで送り、これでよいと返事をいただいています。想像するに、彼女の経歴や世に出した書籍から判断して、日本国憲法の理想を実現するために、具体的な諸課題に向き合ってきた落合恵子さんのある意味「生きざま」「志」を話してくださるのではないかと期待しています。

 

2024年4月15日 (月)

#落合恵子さん講演会を袋井市で5月3日に行います

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 写真が横になりました。第36回憲法記念日袋井市民のつどい 落合恵子さん講演会 案内ちらしの一部です。裏面には落合恵子さんのプロフィールや、ミニコンサート出演者の写真と紹介、プログラム、会場へのアクセスなどが記載されています。次回、ブログに掲載します。

 僕が市民のつどいの事務局長になったのは、20年以上前。8年前に代表代行、3年前から代表を務めている。講師への依頼や、細かいやり取り

後援取りなどを長い間やっている。本格的な準備作業は1月から。今は、大勢の方に来ていただけるよう宣伝と、講演料や会場代、チラシ印刷代など諸経費を賄うため協賛金集めをやっている。(入場は無料です!)

 毎回、袋井市と教育委員会の後援をもらっているので、公的施設にポスター掲示とチラシを置かせてもらっている。新聞社の後援ももらうので、イベント情報欄などに掲載してもらう。市の広報掲載には2か月以上前に原稿を出す必要があり、今回は忙しくて3月上旬に依頼したら、既に原稿締め切りになっていた。

 教育委員会のルートで、市内小中学校の先生方全員にちらしを配布してもらうことができる。今週中にちらしを封筒に入れる作業をやり、学校長へのチラシ配布のお願い文を入れて、教育委員会にもって行く。

 4月下旬には、袋井駅前で街頭宣伝活動も予定している。会場は383席。満員になるよう、あらゆる手段で広報・宣伝に努めています。

2024年4月14日 (日)

沖縄うるま市住民パワーが、陸上自衛隊訓練場計画を断念させた闘いから学ぶ

 防衛省がうるま市に建設を計画していた訓練場を、住民の反対運動で断念した意義は大きい。イージスアショア計画も、秋田県・山口県の立地予定地の住民が反対し、防衛省が断念しているが、それはまず危険なものを押しつけられる住民が動き、自治会を巻き込み自治会が反対の姿勢を明確にして、次に市長も自治会要望を受けて反対を表明、そして県知事も反対する、こうした流れが国をして当初計画を断念に追い込んでいる。

 沖縄県うるま市では、住民運動の原動力になったのは、辺野古新基地建設反対のオール沖縄うるま会議(正式名称は間違っているかもしれない)である。うるま市の人達は毎週定期的に、辺野古ゲート前に座り込んでいる。沖縄にこれ以上基地を作らせない、米軍基地も自衛隊基地も戦争準備のためであり、基地があれば必ずそこを攻撃され、住民に被害を及ぶ、だから反対する、と理念は明確である。

 この団体の人達が中心となり、予定地とされたゴルフ場近隣の住民が自治会を巻き込み、自治会がうるま市の連合自治会に働きかけ、連合自治会が反対を決議して、態度があいまいだった市長を突き上げ、うるま市長も反対を防衛相に伝えた。

 さらにはこうした住民の動きを自民党沖縄県連も無視できなくなり、県議選に有利になるようにするには、県連も反対したほうが得策だと判断し、自民党県連も国に計画白紙撤回を申し入れたことも、国の判断に大きな影響を与えた。

 立場や基地問題・自衛隊に対する考えに違いがあっても、また多少打算が働いても、目の前の具体的な課題には大同団結して反対する沖縄の運動は、草の根民主主義に根差している。

 これは沖縄戦の被害経験を共通して持っている、またその苦難がきちんと伝えられ継承されている事も大きい。戦争被害は、保守も革新も関係ない。皆が等しく、命を奪われ、住まいや生業を奪われ、平和な生活・日常を根こそぎ奪われる。

 僕はゴルフ場買取計画をも断念させたうるま市住民パワーから大きな励まし・元気を頂いた。おかしいと住民が声を上げ、大勢の人々が立ち上がり、自治会ぐるみ、市民ぐるみで動けば、おかしい計画を断念させられるのだ。

 これは原発再稼働反対運動にも適用できる。課題は違っても、構造は同じ。おかしいと思うことに、それは相手が企業であっても・市町・県・国の行政機関があっても、住民が草の根民主主義的に自治会・連合自治会・議会・首長をも動かすことが出来れば、おかしいと思われることをやめさせられるのだ。

 沖縄うるま市の住民パワーから学ぶことは多い。

2024年4月13日 (土)

退院して、その後の経過と10日手術した医者との面談結果

 4月2日、退院してからしばらくは柔らかいものを食べ、養生した。そのおかげで、大腸の様子も少しずつ元にもどり、便も通常のものが出るようになり、自己診断でも経過は順調だと思う。少しずつ、朝の運動(ラジオ体操やウオーキング)も元に戻し、今では手術以前と同じ運動量をこなせるようになった。

 10日、手術した担当医との面談があり、手術した際の画像を見ながら、説明を受けた。ガン細胞はきれいに内視鏡のメスで切り取り、手術は成功したとの説明にほっとした。食事や酒も元通りでよいとのこと。

 ところが意外な説明を受けた。大腸の壁3層までがん細胞が食い込んでいたので、きれいに切り取ったが、3層の壁には血管があり、ひょっとすると血管の中にがん細胞が増殖しているかもしれない。

 そこで5月22日に、CT造影検査を受けることになった。静脈に造影剤を注入して、CTで血管の状況を調べる検査だ。この説明を聞きながら、厄介なことになった、万が一血管の壁にガンと疑われるポリープが発見されたら、再度手術が必要となる。大腸がんはそんなに怖いものとは思っていなかったが、血管のガンだと厄介な手術になるだろう。

 がーんと頭を殴られた思いがしたが、放置はできない。前向き思考で、先ずはCT造影検査を受けることにした。

*3月手術前の医者の説明では、大腸におおきなポリープが2つあり、一つは確実にガンの疑いがあるので切りとる、もう一つは細胞の一部を切り取り、がんかどうかを検査するとの説明を受けた。そこでもう一つのポリープの説明を求めたら、ガンではなかったとのこと。ほっとしたが、説明に疑問を持った。このことはこちらかくても医者が先に説明すべきだ。そしてガンでないが、そのポリープを放置して、将来ガンになる恐れがあるのかないのか、きちんと説明すべきだ。

 次回に聞くことにするが、医者は丁寧な説明をすべきだ!

2024年4月 8日 (月)

 今年は桜を4月の今頃でも楽しめる。今日は4月8日だが、今満開。少し散りかけてきたが、まだまだ楽しめる。

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 法多山の桜。この写真は妻と6日に出かけて撮ったもの。近所の小笠沢川堤防の桜を見ながらウオーキングを楽しんでいる。下の写真は満開になる前の堤防の桜。

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 写真に収めてないが、小鳥が桜の密を吸いに花びらに集まる。スズメやヒヨドリ、ムクドリ、名前を知らない鳥など。鳥たちも桜のこの時期を楽しんでいるようだ。

 テレビのニュースでは有名や桜の名所を映し出すが、地方都市に住んでいると、近所や近くのお寺や神社に行けば、素晴らしい桜を気軽に楽しむことができる。

 

2024年4月 5日 (金)

入院日記 その6 最終回

 退院して3日目。経過は問題ないと思う。便も昨日出た。昨日は朝から夕方まで、色々なことをしたので、疲れを感じたが、無理をしなければ体は確実に元に戻りつつある。最終回は、退院の日に中東遠総合医療センターの改善のために出した要望書をコピーします。

宮地院長様

    入院して気づいた病院運営における改善のお願い

 327日から大腸がん手術で入院し、今日4月2日に無事退院します患者です。入院して気づいた点で、改善したほうが良いと思われることを書きます。多分、院長は知らない小さい問題です。

 最初西館8階の4人部屋に案内され、そこに入りました。ロッカーにコートや他の衣類をかけようとしたら、ハンガーがありません。プラスチックの物でよいですから、2~3ハンガーを備えてください。

 ある事情で(病院側の都合=婦長さんの言葉)、3時間後に特別室A(865)に移動するよう看護師さんに言われ、そこに29日まで滞在しました。後で調べたら、1泊22,000円もする立派な病室です。

 奥のロッカーには立派なハンガーが2つありましたが、ベッド側にあるロッカーには、ハンガーがありません。ここにもプラスチック製でよいからハンガーが欲しいですね。

 驚いたことに、キッチンまであり、お湯を沸かす必要があって中を開けると,やかん、鍋、湯飲み、コップ、皿など何もありません。からっぽのキッチンです。中東遠の高額所得者しか入らない特別室です。キッチンを利用するなら家から持参するほかありません。ホテルよりも高い部屋代にもかかわらず、これではあまりにも寂しんです。

 29日午後、私の希望で(病院側の配慮とはいえ、特別室にいつまでもいるわけにはいかないと思い、個室に移りたいと申し出ました)、看護師の案内により廊下の反対側の863号室に移動しました。その部屋は後で調べたら特別室Bでした。2つロッカーがあり、やはり1つはハンガーなしです。特別室A,Bともに立派な浴槽・シャワー室がありますが石鹸無し。石鹸ぐらい備えてほしいです。他の人が使ったものは嫌という人もいるので備えないなら、「入院の案内」にセッケン、シャンプは備えなしと明記すべきです。

 多分4人部屋のロッカーにもハンガーの備えは無いだろうと思います。そんなに金がかからないので、改善をお願いしま。

 食事前にお茶が出ます。ありがたいですが、中には何も言わずにコップに入ったお茶をテーブルに置き、また時間が立ったら無言で持ち帰るスタッフがいます。人により違うのですが、患者とのコミュニケーションが欲しいですね。

 食事を持ってきてくれるスタッフも人により違いますが、笑顔で「朝食の用意が出来ました。」「美味しかったですか」など患者に声をかけてくれると、心が和み、いい病院に入院してよかったと市民に愛される病院になると思います。

 最後に、これは回答を院内に掲示する必要がありませんが、入院に伴うコロナ検査についてです。

 私は今年1月10日に、睡眠障害で入院しました。個室に案内され、体温測定(平熱でした)、服もパジャマに着替えて2時間ぐらい経過してから唾液検査で陽性反応が出たと看護師から言われ驚きました。家を出る前も平熱で、10日朝・昼の食事は美味しく味覚に問題なし。体はいたって元気。そのことを看護師に伝えると、しばらくしてから医者がやってきて、「あなたはコロナに感染しているからお帰り下さい。」と告げるので、やむを得ず、空しく家に戻りました。

 自宅での食事は美味しいし、熱も平熱。咳も無し。体調はいつもと変わりなし。3日後に市販の検査キットで調べたら、陰性で、コロナでないことが分かり、翌日から外出。平常の生活に戻りました。

 1月15日に内視鏡検査の予約が入っていたので、来院。1階の内視鏡検査受付では、ピンクのコロナに関する用紙の提出を求められなかったので(体温測定も無し)、こちらから10日の件を話したら、奥に相談に行き、別のスタッフから「コロナに感染した人は10日後でないと検査できない」と告げられ、次回の予約を取ってからお帰り下さいと言われました。次回予約の窓口では、次回の内視鏡検査は医者の診断を再度受けてから検査日が確定すると言われ、強く抗議しました。「10日にコロナで追い返されたときに、医者も看護師もコロナ症状がなくなり10日後でないと来院できない規定について何の説明もなかった。12月に聖隷病院の紹介状を持参してここの医者に診察してもらい、精密検査としての内視鏡検査が1月15日となっていたのだから、日を変更するためだけにまた診察とは納得いかない。」と

 窓口のスタッフは奥に戻り、しばらくしてから1月25日に検査できますと言ってくれたので、ほっとしました。25日の検査で大腸がんと分かり、今回入院した次第です。

 院長にお願いしたいのは、唾液検査で私のように自覚症状が全くないのに2回も疑いが出るケースが他にないか調べてほしいです。また1回目の唾液検査で疑いが出て入院できない人が何人いるのかも調べてほしいです。その人たちが私のように自覚症状が全くなかったかどうかも。

 この調査結果は掲示でなく、下記の連絡先に電話かファックス、メールで知らせて頂けば幸いです。

*10日午前に検査結果の受診予約が入っている。手術の時の映像を見せてもらい、ガン細胞だったポリープの切除の様子を知りたい。退院する前日の朝、若い医者が病室にやってきて、簡単な説明しかしてくれなかったので、不満に思っている。丁寧な説明を期待している。

 切り取ったもう一つの細胞の検査には10日ほどかかると言っていいたので、受診日にはその細胞がガンかどうか判明する。万が一ガンだったら、再入院、再手術となる。

*入院中,3冊の本を読んだ。

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 和田秀樹医師の本は、80歳の壁を越え、さらに90歳代まで生き抜く知恵と後期高齢時代を生き抜く元気を与えてくれた。故中村哲医師の本は入院中半分強を読んだ。退院して読み続け、3日に読了。この感想は別の機会に書きたい。

 入院生活は決して退屈でなかった! 

 

2024年4月 2日 (火)

入院日記 その5 写真編

 30日に妻にカメラを持ってきてもらい、写真を撮ったが、パソコンに取り入れるケーブルを忘れたので、ブログに掲載できなかった。実は今日退院して、自宅でパソコンに向かっている。

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 30日病院1階にて。点滴は夜、はずすことができた。

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 29日午後から4月2日まで過ごした病室。意図しなかったが、結果として特別室Bで過ごした。浴槽もあり、生活そのものは快適だった。真ん中のテーブルで読書をしたり、パソコンに向かったり、眠くなればベッドに横になったりと、気楽に過ごすことができた。

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 30日の夕食。お粥と味噌汁、柔らかい煮物とデザートのヨーグルト。これだけ。普段、腹いっぱい食べる僕の夕食とはけた違い。

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 31日の夕食。少し増えた! 食事が一番の楽しみだった。

2024年4月 1日 (月)

入院日記 その4 読書 病院生活 色々想うこと

 今日は4月1日。入院して6日目。外は春めいている。テレビをみると、新入社員式の様子が流れる。昨日の気温は27度を記録したところもある。明日退院だが、袋井の桜も満開近くになっているだろう。

 昨夜久しぶりに風呂に入った。個室に風呂があり、湯を張って、湯船につかる贅沢をした。気持ちよいが、立ち上がると少し体の安定性に欠ける。鏡にうつる自分の体がやせて見える。

 今朝、新聞を見れるコーナーや2階のコンビニまで歩いて行ったが、体力が落ちている感がする。テレビ体操を昨日、今日2回やったが、スピードについていけない。

 寝たきりの入院生活でないにもかかわらず、確実に体力が落ちている。今回は手術もうまく行き、病室内では起きて読書をしたり、パソコンに向かったりしているが、これがベッドに寝た切りの病気で、2週間、いや1か月も続いたら、足腰が確実に衰える。回復するのに時間を要するだろう。

 高齢者が骨折で入院してから、急激に衰えるのが、よく理解できる。怖いものだ。

 時間があるので、読書に精を出している。今、3冊目。「中村哲 思索と行動」を半分以上読んだ。430ページの分厚い本だが、読みごたえがある。1983年のペシャワール会発足から2001年まで、中村哲先生がペシャワール会やキリスト教の団体に寄稿した文章をまとめてある。

 彼の本は基本的には全て読んでいるが、初期の会報に寄せられた文章は初めてなので、非常に興味深い。彼の人柄、苦悩、現地の様子などが良く理解できる。

 30日に妻がたまった新聞を持ってきてくれた。27日の夕刊から30日の朝日・中日の朝刊を。病院の患者用コーナーには、中日新聞朝刊しか置いていない。

 外の世界は色々問題がある。特に政治(国会)の世界と、ウクライナ、ガザでの戦争はひどいものだ。自分の力ではどうすることもできない。うんざりするが、被害を受けている人々には深い同情の念を、攻撃を続けるロシアのプーチン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相には激しい怒りが沸く。

 退院したら、自治会の仕事が待っている。この4月から、住んでいる砂本町自治会長の仕事だ。5月3日落合恵子さん講演会にむけての協賛金集めもある。議会の用事も。。。。。。。。。

 色々あれもやらねば、これもあると、考えればきりがない。体は入院中は休養に近いが、頭の中は忙しい。

 

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