入院日記 その4 読書 病院生活 色々想うこと
今日は4月1日。入院して6日目。外は春めいている。テレビをみると、新入社員式の様子が流れる。昨日の気温は27度を記録したところもある。明日退院だが、袋井の桜も満開近くになっているだろう。
昨夜久しぶりに風呂に入った。個室に風呂があり、湯を張って、湯船につかる贅沢をした。気持ちよいが、立ち上がると少し体の安定性に欠ける。鏡にうつる自分の体がやせて見える。
今朝、新聞を見れるコーナーや2階のコンビニまで歩いて行ったが、体力が落ちている感がする。テレビ体操を昨日、今日2回やったが、スピードについていけない。
寝たきりの入院生活でないにもかかわらず、確実に体力が落ちている。今回は手術もうまく行き、病室内では起きて読書をしたり、パソコンに向かったりしているが、これがベッドに寝た切りの病気で、2週間、いや1か月も続いたら、足腰が確実に衰える。回復するのに時間を要するだろう。
高齢者が骨折で入院してから、急激に衰えるのが、よく理解できる。怖いものだ。
時間があるので、読書に精を出している。今、3冊目。「中村哲 思索と行動」を半分以上読んだ。430ページの分厚い本だが、読みごたえがある。1983年のペシャワール会発足から2001年まで、中村哲先生がペシャワール会やキリスト教の団体に寄稿した文章をまとめてある。
彼の本は基本的には全て読んでいるが、初期の会報に寄せられた文章は初めてなので、非常に興味深い。彼の人柄、苦悩、現地の様子などが良く理解できる。
30日に妻がたまった新聞を持ってきてくれた。27日の夕刊から30日の朝日・中日の朝刊を。病院の患者用コーナーには、中日新聞朝刊しか置いていない。
外の世界は色々問題がある。特に政治(国会)の世界と、ウクライナ、ガザでの戦争はひどいものだ。自分の力ではどうすることもできない。うんざりするが、被害を受けている人々には深い同情の念を、攻撃を続けるロシアのプーチン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相には激しい怒りが沸く。
退院したら、自治会の仕事が待っている。この4月から、住んでいる砂本町自治会長の仕事だ。5月3日落合恵子さん講演会にむけての協賛金集めもある。議会の用事も。。。。。。。。。
色々あれもやらねば、これもあると、考えればきりがない。体は入院中は休養に近いが、頭の中は忙しい。

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