#沖縄慰霊の日 玉城デニー知事の平和宣言と岸田首相の挨拶の落差
昨日6月23日は、沖縄戦が事実上終わったとされる日で、沖縄では休日となり、戦没者の霊を慰め、再び悲劇が起きないように祈る=戦争は絶対にしてはダメと誓う特別の日である。今朝の朝刊に、玉城デニー知事の平和宣言全文が掲載されている。
「安保3文書により、自衛隊の急激な配備拡張が進められており、(中略)、私たち沖縄県民は強い不安を抱いています。今の沖縄の現状は、無念の思いを残して犠牲になられた御霊を慰めることになっているのでしょうか。かつて、沖縄の本土復帰にあたり、日本政府は、「沖縄を平和の島とし、我が国とアジア大陸、東南アジア、さらにひろく太平洋諸国との経済的、文化的交流の新たな舞台とすることこそ、この地に尊い命を捧げられた多くの方々の霊を慰める道であり、沖縄の祖国復帰を祝う我々国民の誓いでなければならない。」との声明を出した。 この声明を思い起こし、沖縄県民が願う、平和の島の実現のため、在沖米軍基地の整理・縮小、普天間飛行場の一日も早い危険性の除去、辺野古新基地建設の断念など、基地問題の早期解決を図るべきです。(中略) 私は、沖縄が国際平和創造拠点となり、万国津梁の精神をもって、沖縄の心を国内外に発信し、世界の平和構築や相互発展、国際的課題の解決に向け、地域外交を展開していくことが、地域の緊張緩和と信頼醸成に貢献し、世界の恒久平和に繋がっていくものと確信しています。」
これに対し、岸田首相の挨拶は決まりきった上滑りの言葉で、説得力が全くない! 南西諸島にミサイル基地をどんどん作り、沖縄を戦場にする、辺野古の埋め立ては県民がいくら反対しても無視=続ける。今日のニュースによると、大東島にも自衛隊基地を作る計画がある。
中国の脅威を煽り立て、アメリカの戦略に巻き込まれて、沖縄県民に再び犠牲を強いる国策を突きすすめる岸田政権=自公政権を倒す=政権交代のため、行動を起こす、この道が、戦没者の霊を慰め、過ちを再び繰り返さない道につながると確信します。
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