#核兵器禁止条約に日本政府は参加・批准すべき 核抑止論は破綻している 核廃絶を本気で目指そう!
8月6日、9日、原爆が投下された日が迫り、マスコミだけでなく、市民団体も展示や集会・学習会などで、核廃絶を訴える動きが盛んになってきた。
僕自身は多忙で、自ら核廃絶に関するイベントを最近主催していないが、この問題には若いころから大きな関心を寄せている。高校生の時に、九州修学旅行で、長崎原爆資料館や平和公園(大きな像がある)を始めて見学し、原爆の恐ろしさを感じた。
教員時代には、必ず広島が修学旅行に組み込まれていて(静岡県ではそうなっていた! 僕が努力したわけでない。)、事前学習では、出来るだけ写真など資料を生徒に提供して、核兵器の恐ろしさを幅広く学習できるように努めた。
修学旅行準備担当係を志願し、現地で被爆者のお話を伺えるように、旅行業者任せにせず、自ら適切な語り部に連絡を取り、生徒たちに直接被爆者の想いを伝えてもらった。
韓国人犠牲者の慰霊碑に生徒たちを案内し、日本人だけでなく当時植民地になっていた朝鮮半島から広島に住まいと生活を移していた大勢の人々が被ばくし亡くなった事実を知ってもらう努力をした。
30年前ぐらいには、住んでいる地域で、原爆映画会を知人と共に開催し、地域の人々にこの問題を考えてもらう取り組みもした。ピースボート乗船で、被爆者と知り合い、長崎の被爆者を下船後、袋井市に招き、講演会を開催したこともある。
アイキャンがノーベル平和賞を受賞した報道に接し、その年の12月に、川崎哲氏を袋井に招き、講演会を主催した。恐らく日本国内で、ノーベル平和賞受賞後の川崎哲氏講演会は、袋井が初めてだったと思う。
議員となり、毎年8月15日、市主催の平和祈願際にも参列している。日本政府に核兵器禁止条約の参加・批准を求める意見書を袋井市議会が可決できるよう、提案しているが、自民公明会派の反対で実現していない。
今年9月議会で可決できるよう、表現を薄めた意見書案を作成し、他の会派に事前根回しをする予定。そろそろ原案作成に取り掛かります。
核兵器廃絶・禁止のためには、核抑止論の誤りを広く多くの人々に認識してもらうことがカギだと思う。そして、日本政府が核兵器禁止条約に正式に加盟することが、世界の流れを変えるチャンスになると確信している。
この道は理論的にはすでに大きの人々に認識されているが、日本全体の世論、特に保守的議員の認識を変えるまでには大きくなっていない。その努力を色々な人と協力・連携して、多様な方法で続けて行きたいと考えている。
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