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2024年8月 2日 (金)

#コミニュケーション 言葉 相手に配慮した表現で意志を伝える

 ハラスメント(パワハラ・セクハラ・カスハラなど)が今日大きな社会問題になっている。暴力は論外だが、言葉の暴力や、相手を配慮しない暴言や侮辱的な言葉、いじめ・差別的な言葉で、他者の心を傷つけ、時には他者の命を奪う、他者をうつ病など心の病に陥らせる犯罪的行為になるケースなど、無視できない大きな問題である。

 僕は、この問題を解決する鍵は、想像力だと思っている。自分自身がこんなことを言われたら、つらい・イヤ・傷つくだろうと、思いをめぐらす想像力が大切だと考えている。

 常にこうした考えを持って居れば、たとえ怒れる場面があったとしても、極端な言葉を慎むことができると信じている。他者を思いやる心の余裕がない人が多いのも事実だが、超えてはならない言葉の一線がある。

 立場(権力・地位・指導者・上司・上官)や年齢差・学識差・経験差などで、上(?)・優位(?)にある人は、特に自分の言葉の影響力を常に意識して、慎重な言葉使いをすべきだ。

 意志(こうしてほしい・こうあってほしい)を伝えることは大切だ。部下や学生、新人に善意で指導したい・こうあってほしいと思う場合でも、相手を威圧したり・攻撃的な言葉で叱り飛ばすのは、結局、指導に結びつかない。注意された点のみを考えるだけで、自らを伸ばそうとする意志を削いでしまう。

 地位とか、社会的力関係に関係ない人間同士であっても、意志を伝える際には相手に配慮した言葉使いが重要だと思う。僕自身のケースを例に挙げたい。

 早朝ウオーキングするコースで、高齢者の男性が道路に座り込んで、タバコを吸っているのに困っていた。僕はタバコが大嫌い。そのおじいさんの前を通るのはイヤでしようがなかった。袋井市は条例で路上でタバコを吸うのは禁じられている。

 いつかその条例を伝えて、やめてもらいたいと思い続けていた。先日、そのおじいさんが、僕たちがラジオ体操をしている公園にやってきて、僕たちがラジオ体操をするのを見物していた。例のかがみ座りで。手にはタバコを持っているが火は付けていない。

 体操が終わってから、声をかけた。おじさんはタバコがお好きなようですね。袋井市では条例で公園や道路、学校などではタバコを吸うのは禁じられています。タバコを吸ってもよい場所ならいいですよ。道路でよくおじさんにお会いしますが、これからは道路でなく、住んでいる建物の外で、人が通らないところで吸ってくださいね、と声をかけた。

 おじいさんは、うなずいてくれた。 もう一つの例。ラジオ体操をしている公園は駐車禁止となっている。家の工事や外に出ている息子・娘が帰省して一時的に駐車する場合は、許可証を車のフロントに置くルールを決めてある。

 公園の直ぐそばの外国籍住民の若者が2週間前ぐらいから、自分の家に駐車場があるにもかかわらず、無断で公園に車を止めるようになった。その家には2台車があり、仕事の関係で若者の車を後方に、親の車は前方に駐車すると、入れ替えなしに車が出れる。怖しい事情は知らないが、親子の勤務時間の変更が最近あり、以前のように若者が遅く家に戻ると当然親の車をふさぐ形になる。

 朝、親が車で出勤する際、車の入れ替えをしなければならない。それが面倒で、多分、夜から朝にかけて公園に車を止めていた。自治会長として放置できない。ラジオ体操にも邪魔になる。

 車を公園に止めないでくださいと、張り紙を書こうと思っていたところ、たまたまラジオ体操をする時間帯に、その家の中学生が自転車で朝早く学校に行く用事(多分夏休みの部活)で外に出てきた。

 日本語が十分通じる学生だったので、町内のルールを説明し、家の人に伝えてくださいとお願いした。うれしいことに、その後はルールが守られている。

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