#敬老会・敬老の日に関して、個人的意見と感想及び敬老会に自治体から支出する公金の取り扱い
9月16日は、敬老の日として休日になっている。袋井市砂本町では、15日(日)に敬老会を実施する。参加者は24名。袋井市では77歳以上が対象で、一人当たり1800円の委託金が、自治会に交付される。また、77歳、88歳の方には、喜寿・米寿祝いとして、2000円、3000円が出る。
恥ずかしながら、僕も喜寿の対象者の一人になってしまった! 敬老呼ばわりされたくない! 88歳まで生きられたら、喜んで米寿のお祝い金を頂き、敬老会にも進んで参加したい気持ちになるだろう。
自治会長として、15日の敬老会の準備を班長さんたちと一緒にやっている。今日は1800円分の記念品(地元の茶園のお茶)を受け取りに行き、市長のメッセージが入った「祝敬老 袋井市」と記入された封書を入れて、敬老会に出てこれない対象者74名に、班長さんが明日配布できるように準備する作業を行う。また、お祝い金も敬老会に出れる方には直接15日にお渡しするが、そうでない方には14日に班長さんから手渡ししていただけるように、班ごとに必要な物を大きな紙袋に入れる。
僕の住む町内の敬老会の内容は、11時から町内のアコーディオン演奏家による歌と演奏(唱歌や懐かしの演歌など)、12時過ぎから弁当を食べながら歓談、13時30分閉会と、簡単なものです。
1800円の使い道、記念品はどのようなものを送ったのか、代金はなど、委託事業の報告書を終わってから市に出す。今、僕が問題視しているのは、報告書に龍収書の添付を求めない市当局の姿勢です。
令和6年度記念品配布実施結果報告書の書き方記入例には、領収書の添付は不要と明記されている。また委託料-記念品経費=自治会経費の記入例があり、予算が余ったら、自治会経費の名目で自治会会計に入れることが可能になっている。
3日前から市の担当課に、報告書に領収書を添えて出すよう、自治会にその旨連絡してほしいと要望している。全てに自治会に個々に連絡しなくても、連合自治会長にお願いすれば、ことは足りる。
報告書は直接市に出すのでなく、先ずは連合自治会長に出し、連合自治会長がまとめて9月30日までに担当課に提出となっている。
僕の申し出に対し、しあわせ推進課・協働まちづくり課も、領収書添付の必要がないと、応じていない。たまりかねて市民生活部長に先ほど電話した。昨日、しあわせ推進課の担当者に部長に相談してほしいと要望しておいた。部長も必要性は分かるが、問題がある自治会には領収書を取っておいてもらい、後日調べるから、やはり領収書提出は求めないとの答えだった。
11月議会でこの問題を取り上げる予定。公金をどのように使ったかをもらった側が領収書を付けて報告するのは、当たり前である。領収書添付を求めないと、何に使ったかは闇になる。その悪しき例が、内閣官房費や国会議員に毎月100万円支給される「文書通信費」(これは昔の名前で、今はもっとらしい別の名称になっている)。
常識では考えられない。税金の使われ方がズサンだ。今、日本は不正が横行している。自衛隊(海上)の水増し請求、公文書の書き換え、大企業の検査報告不正、全国PTA連合会幹部の自分口座への送金不正など、官も民も不正が横行している。
自治会の不正はないと信じたいが、今年5月末に、匿名の手紙が届いた。特定の地域の自治会を調べてほしいとの内容だった。直ぐ、自治会担当の協働まちづくり課にその手紙を見せ、調べてもらった。2つの地域の問題。普通は自治会長が1名だが、その地域には、第一自治会長、第二自治会長、第三自治会長と3名もいる。しかし自主防災隊長は1名。匿名の方の疑問は、自治会長に市から交付される謝礼金(月15000円)を3名の自治会長にしているから多くもらっているのでは?というものだ。
市の調査によると、その地域の世帯が多くて、市広報の配布など大変だから3名になっているとのこと。今回の敬老会一人1800円をその地域がきちんと1800円分の記念品を渡すのか、心配である。自治会経費を多くして、高齢者には例えば1500円分の記念品しか届かないこともあり得る。
公金を扱う市の職員が、交付した税金からの助成金の使い道を自治会に領収書添付の上報告を求めないのは、異常だと思う。到底認められない。部長には再度、関係課と協議して、領収書を求めるようにしてほしいと要望した。
来週、その結果を部長に聞く予定です。そうでないなら、11月議会、公の場で取り上げますと、伝えた。
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