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2024年12月 8日 (日)

#12月8日、無謀な真珠湾攻撃・世界に戦争をしかけた愚かな戦争記念日に想う

 今日が間違いを記憶に残すべき記念日、対米戦争、同時にそれは世界を敵にする愚かな戦争に突入した12月8日だ。天皇や軍部首脳らごく一部の権力者が決定を下し、その結果、戦争に駆り出された若者・戦争を支えるよう罠にかけられた庶民・諸外国の日本による戦争被害者、おびただしい人々が悲劇を被った。

 一部の権力者の決定が国家の命運・人々の命運に大きな影響を与えることに、改めて権力の暴走をどう食い止めるのかについて、考えたい。これは隣国・韓国の尹大統領の戒厳宣言・国会でそれを取り消した韓国国会の問題ともつながる。

 独裁国家なら1人の独裁者の決定が全てを決める。しかし立憲民主主義の形態をとっていても、憲法があっても、一部の権力者が決めたことが国を誤った方向に向け、多くの人が巻き込まれる。

 韓国は独裁者の戒厳令で散々国民は苦難を受けた体験から、民主主義を作り上げてきた。だから今回の非常事態も、国会がつまり民主主義がそれを阻止することができた。国会の外でも昨日は14万人以上もの人々が集まり、尹大統領弾劾・即時辞任を叫んだ。

 一方、日本の現状を考えると、将来、本当に議会制民主主義がちゃんと機能するかどうか心配になる。今は独裁者はいない。しかし安倍政治の頃の日本は、安部一強の政治体制において、憲法を無視してどんどん解釈改憲という手法で、戦争ができる国に近づけてきた。多数を政権与党が握れば、それが可能であることを示した。

 自立した市民が韓国のように10万人以上が国会を取り巻き、時には数十万人以上も街頭に出る経験は、残念ながら日本にはない! 権力の暴走をくい止めるのは、草の根民衆主義を地道に積み重ね、大切なことは・自分たちに関わることは自分たちが決める・関与する経験を、あらゆる場、それは地方自治の場、自治会の場、職場、学校、大学、市民団体などの場で、一つ一つ積み重ねる他ないと思う。

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