#袋井市議会2月議会一般質問内容と、市民に向けての案内
静岡県袋井市議会2月議会が、2月17日に開会した。僕の一般質問はくじで順番が決まり、2月27日となった。毎回、知人・友人・支持者・地域の人達約70人ぐらいに、手配りで、議会案内を出している。
下記がその案内文と質問内容を伝える通告書。さらに参考文書。3種類の文章を印刷して、すでに配布し終えた。
市民の皆様へ 2月議会の案内 竹野昇
2月17日に2月議会が開会し、一般質問は26,27,28日です。くじで私が登壇するのは27日午前3番目、11時過ぎです。
今回は13名の議員が一般質問します。私の質問内容は別紙をご覧ください。
2.子ども交流館あそびの杜の箇所は微妙な質問です。残念ながら議会の流れは、当局案容認です。
3月21日本会議最終日の予算案採決で、9,313万6,000円計上されている予算案が可決された場合、2年後完成予定までに総額13億円から15億円貴重な税金が本当に役立つ浅羽支所利活用になるのか疑問な事業に費やされ、その後毎年あそびの杜維持管理費に7~8千万円税金が使われます。
当局案は、支所を3階に持って行き、1,2階を子ども交流館あそびの杜に改修する内容です。年間利用者5~7万人を想定していますが、過大予測です。別紙「基本計画(最終案)の問題点」を読んでいただいたら、何が問題であるかお分かりいただけるものと思います。
私は1月から2月にかけ、浅羽地域の自治会連合会・会長5名や関係者らに同封の問題点を指摘する用紙を配付し、説明に回っています。
予算案が可決されても、地元から市民から当局に話し合いを求める動きを期待しての質問です。
3.学校で紙資源の大切さ(雑紙回収の意義)を考える機会の提供を と題した項目は、最初考えた質問内容と異なっています。11月議会会派(自民・公明)代表質問への答弁で、大場市長から「令和7年度から雑紙回収をやめる」と聞いて驚きました。
自治会に全く相談もなく、「回収にコストがかかり、民間でも紙ステーションが増えてきたので、市としては雑紙回収は民間に任せることにした」との説明でした。市民に協力を求めながら、突然止めるとの市の方針に対し、保守的な議員を含め、また自治会連合会の会長さんたちからも批判が出て、来年度も継続することになりました。
当初、市の方針転換を追及する・混乱を招いた責任や市民の行政への信頼感を損ねた責任を厳しく問いただす質問をしようと考えたのですが、今回が最後の質問になるので、雑紙回収をもっと進める希望がある内容のほうがよいと思い、このような質問をします。
4月市議選・市長選があります。私は高南自治会連合会の会長をすることになり、選挙には出ません。市長選で大場さんを応援することはありません。
*3月3日、新聞折り込みで、市政便りをお届けします。
代表質問・一般質問 通告書
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議席番号 |
11 |
質問者 |
竹野昇 |
令和 年 月 日 午前・午後 時 分 受理 |
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質問事項・要旨(具体的な質問事項) ≪ 一問一答 方式≫ |
答弁を 求める者 |
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1
2
3
4
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会計年度任用職員処遇に関して (1)資格を有する職員例えば司書、保育士などで本人の希望があれば正規職員化が望まれる。その際特に司書の専門性が活かせるよう、本人の希望が長く同じ仕事を続けたい場合には、4年前後で配置転換することなく、本人の意向を尊重することが大切だと思うが、当局の見解を伺う。 (2)一般職の会計年度任用職員を出来るだけ正規職員にすることにより、職員全体の働きかた改革=残業無しに繋がり、災害時対応できる職員が増える。当局のほうから会計年度任用職員に声掛けし、採用試験受験を勧め、その際に面接試験では経験が役立つと励ましてほしいが、当局の見解を伺う。 (3)4月1日現在、正規職員が557人、会計年度任用職員が658人、合計1,215人の職員がおられるが、過半数以上が非正規の会計年度任用職員が市の仕事を担われている。この比率が良いと当局は思われているのか。それとも財政が許す限り、過半数以上を正規職員の体制にしたほうが良いと思われますか。 子ども交流館あそびの杜に関して 来年度予算に整備事業として9、313万6000円が予算化されている。本会議最終日の予算案全体の採決の際、反対討論をする予定だが、仮に可決された場合でも、直ぐ設計事業者を選び発注するのでなく、地元や市民との話し合いを大切にし、計画内容の合意が得られるよう、また計画見直しを含め、柔軟な対応を望むが、当局の見解を伺います。 学校で紙資源の大切さ(雑紙回収の意義)を考える機会の提供を 雑紙回収の協力を家庭で得るのに、保育園・幼稚園・小中学校で、子供たちに先生から問題を投げかけ、児童生徒に考えてもらう機会を作ってほしいが、当局の見解を伺います。 田んぼダムで治水対策を 水田を乾燥させるため,稲の刈り取りさらに終了後も田んぼの堰は空けたままになっているが、線状降水帯や台風による水害が心配される時、耕作者の理解と協力を得て、一時的に田んぼに水がたまるよう、堰をするようにしてもらったら、かなり水害が防止できると思うが、この手法に関し当局の見解を伺います。 |
市長
教育長
教育長
市長
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袋井市こども交流館あそびの杜整備基本計画(最終案)の問題点
- 浅羽支所は1階のほうが便利。3階だと高齢者・障がい者に不便。
- 計画案3階の支所スペースは狭い。
- 改修費13~15億円。財政難の袋井市に負担。地方債、基金の取り崩し。
- こどもの施設は有料化検討。遊びゾーンの水の世界は、デジタルコンテンツ(AR,VRの映像での遊び)。自然との触れ合い体験にならない。子ども図書館は浅羽図書館とダブり、市内全ての図書館は無料、有料化にすれば利用者は少なくなる。
- 施設管理運営費は、毎年7000万円から8000万円になる。
- 1階ふれあい広場は軽食・飲料を出すが、食堂ではない。
- 社会福祉協議会浅羽支所、生活支援事務局、シルバー人材センター浅羽支所は3階の非常に狭いスペースに追いやられる。
- 現地災害対策本部機能(現2階にある)は無くなる。計画案では3階相談室(更衣室)を非常時に使用するとあるが、狭い。
- 計画の屋外広場「にぎわい広場」は、現在駐車場や車のロータリーになっているところを芝生広場にするが、近藤記念館前に公園があり、ムダ。休日やメロープラザのイベント時に、キッチンカーの出店とあるが、浅羽支所周辺住民やメロープラザ利用者が欲しいのは常時利用できる食堂。
10.2階歴史資料館の展示物、3階空き部屋に保管してある埋蔵物や資料などを、郷土資料館、近藤記念館に移転することは、現在の施設を手狭にし、郷土の歴史や文化を伝える機能が縮小される。
11.利用者を年間5~7万人と想定しているが、子どもが遊ぶ無料施設は「カンガルーのぽっけ」「みつかわ夢の丘公園」「豊沢の丘公園」「親子交流広場」「愛野公園西側ゾーン」にあり、有料の施設を何度も利用する親子が5万人以上もいるのか疑問。
竹野試案
- 基本的に現在のままにするが、子どもの施設は1階東側だけにする。
- 2階東側あきスペースに食堂(サロン、喫茶、休憩所、非常時には炊き出しやボランティア受け入れスペース)を設置。
最新情報 令和7年度予算に9、313万円余計上。エレベーター・3階を支所にするための設計業務委託費。
27日に向け、読み上げ原稿や再質問内容を作成しつつあります。会計年度任用職員に関して、県西部の市役所に電話し、正規職員の数と会計年度任用職員の数を教えて欲しいと依頼し、調査を進めている。
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