#沖縄辺野古現地レポート 7回(最終回 )
現地で学ぶ事、新たに知ることが多い。現地活動は27日で終え、昨日28日午後3時半ごろ自宅に戻った。最終回は27日、うるま市宮城島での土さ搬出反対・抗議活動に参加した内容です。
防衛局は沖縄中から土さを取り、大浦湾埋め立て工事をなりふりかまわず強行している。作業現場はうるま市の最先端伊計島の手前、宮城島の沖宮鉱山。海中道路を渡ると石油備蓄のタンク群があり、そこに港をあるので、土さ搬出に便利だという理由で、目をつけられ行なわれている。
ここからの土さ搬出は、昨年11月20日から始まっている。うるま市の人達は、当初、辺野古に来て土さ搬入反対の抗議活動に参加していた。ところが自分たちののどかな島で、自然が破壊され、しかも島の土さが辺野古埋め立てに使われるのを座視するわけにはいかないと、毎日朝8時から午後3時過ぎまで、安和桟橋での牛歩戦術と似たような活動、ダンプが出るのを少しでも遅らせようと、ゆっくりゆっくり,約20分ぐらい横断幕をもって歩く活動をされている。
現場はせまいカーブした道路で、危険に思われる。1日に6~7回ぐらい、1回に大体20台弱のダンプが出ていく。1日に100台以上だ。狭い場所なので、テントを張る余地もない。辺野古は1日に3回だが、こちらはその倍だから休憩する時間がない。地元の人たちは午前、午後と交代で、活動を継続されている。
写真では分からないが、この現場の山の向こう側に観光地である伊計島がある。むき出しの工事現場(自然破壊、無残な山の姿)が見えないように伊計島に面した山の斜面側は緑を残している。
現場で伊計島に向かう観光客と思われる車に手を振っていると、車内の人達も手を振って応援(共感)してくれているのが分かる。石油備蓄の港は、県の管理する港であり、県当局はここからの土さ搬出を許可していない。防衛局は違法行為をしている。
うるま市民会議の皆さん方は高齢者が多い。しかし、辺野古新基地建設に使われる土さが自分たちの島から出ていくのを許せないと、頑張っておられる。今回クッションに宿泊している3人が参加したが、元気が出ると喜ばれた。年内にまたこの現場に行きたいと思っている。
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