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2025年3月31日 (月)

#台湾有事、沖縄南西諸島12万人避難計画の虚構 出来ない・恐怖をあおり軍拡に利用 怖い政府の意図

 政府が27日に、台湾有事に備えて、沖縄県与那国島、宮古島、石垣島など南西諸島全住民約12万人を九州や山口県に避難させる計画を公表した。

 まるで漫画だ。先ずあり得ない! 無理、出来ない。受け入れの各県も対応できない。戦争にならないよう、平和外交で、中国・台湾・米国に働きかけるのが、政府の仕事である。それをまじめに真剣にやらづに、づさんな避難計画を公表し、2026年度中に避難訓練を実施するとのこと。

 実はこのニュースは沖縄滞在中に知った。地元2誌は大きく報道した。2誌の記事を読むと、戦争が始まったら、逃げられない、輸送船も攻撃され、沖縄戦における疎開船が攻撃され児童生徒らが多数死亡した時のような悲劇が必ず生じると、批判的な記事を多い。これは棄民政策だと断じている。

 戦争遂行に邪魔になる住民を避難させ、米軍と自衛隊が狭い島を自由に動き回れるようにする狙いが本来の目的である。原発事故で故郷・我が家・生業・平和な日常を奪われた福島の人々同様に、一旦戦争が起き、島を離れたら、戻ってこれなくなる。一人一人の人生を台無しにする。国家権力は、そこに住む住民のことを考えない。

 冷静に考えると、台湾有事は遠い先の話である。今直ぐ中国が台湾武力侵攻することはあり得ない。あり得ない事態をまるですぐ起きるかのごとくマスコミを使い恐怖感を南西諸島の人々に植え付け、貴方たちを守るためにミサイル基地が必要、港湾や空港も差し出せ、弾薬庫も必要、と、自衛隊基地をどんどん作り、金を落とし、保守的な町村長や市長、議員を自衛隊誘致・歓迎の旗振りをさせる、政府の戦略である。

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