#朝ドラ あんぱん はまっています
最近、NHKの朝ドラにはまっています。脚本が素晴らしい。演じる俳優が一流。内容が社会性があり、考えさせられる。見ていて飽きない。上手に制作してある。
毎朝、朝ドラが見るのが楽しみです。今、放送されている「あんぱん」も、戦争に組み込まれる社会・学校・地域・人々の様子が良くわかる。国家権力の意志・意図が、社会・民衆の意識の隅々まで浸透し、その意図通りに人びとが動く様を、リアルに描いている。
純粋な心を持った人ほど、国への愛国心から体制に組み込まれ、その意図によ家族、児童生徒や地域住民に国家に従うよう強制する。あんぱんの主人公のぶがそうだ。
のぶだけでなく、当時のほとんどの人々がそうだった。しかし、抗う人々も少数だがいる。草吉(ぱん職人、風来坊)がそうだ。軍人のため(戦争のため)乾パン作りに協力するのを苦にして、浅田家を去っていった。彼の心が魂が、そうせざるを得ない。
僕はこのドラマを見ながら、妻とよくこのような会話を交わす。「恐らく僕が当時に学校教員だったら、軍事教練や戦争に生徒に駆り立てる教育はできないと、学校を去るだろう。しかし、そのため妻や子供たちは、学校や地域からいじめられるかもしれない。」
今、自治会連合会の会長をしている。昨年度は町内会長だった。議員もしていた。今、日本が戦争体制になったら、恐らく僕は戦争反対を貫き、自治会が戦争に組み込まれるのを拒否するだろう。地域の人々と話し合いを重ね、道理を尽くして、住民が戦争に動員されるのを防ぐ努力をするだろう。
しかし、国家権力はそうできないよう、あらゆる法体系、命令体系を整備しつつある。弁護士海渡雄一さんは、フェイスブックでそのことを詳しく書いておられる。
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