#NHK朝ドラ「あんぱん」を見終えての感想
この朝ドラを見るまで、恥ずかしいことにやなせたかし氏のことは名前だけは知っていただけだった。まして彼の妻「暢」さんについては全く知らなかった。
NHK朝の朝ドラはここ数年いつも見ているので、あんぱんもその延長で見たのだが、続けて見るうちに引き込まれ、やなせたかしさんと暢さんの人生、脚本担当の中園みほさんの意図(訴えたい内容)、役者さんたちの意気込み(役作りや思い)など、深く考える様になった。
逆転しない正義 これがやなせたかし氏と奥さんの暢、中園みほさん、役者さんたち、NHK制作スタッフの共通したバックボーンだと思う。困っている人(餓えや食事に困っている、生活に困っている、国籍を超えて自分の生活を守りたい、家族を守りたい、平和な日常を願う人々)に救いの手を差し伸べる(象徴的に自分のからだの一部のアンパンをあげる)ことが時代や国家を超える正義(普遍的な正しい行い)だと言うことを、ドラマを通して訴えたいのでは思っている。
梯久美子さんの「やなせたかしの生涯」文春文庫、やなせたかしの「ボクと正義とアンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか」PHPを読んで、さらに理解を深めることができた。
今、世界は、自分の国ファースト、生き残りのため自社ファースト、生活に余裕がなく他人のことまで考える余裕がない人々、憂うべき状況(すべての国、企業、組織、人間ではありません!)です。
特にトランプ大統領がこうした状況を作り出している。困難な時代状況の中で、生きる希望を与えてくれた優れた朝ドラだったと思います。
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