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2026年8月21日 (金)

反省なき国の行く先 8月16日中日新聞社説より

 僕が日頃憂えている事と全く一致する適切な社説が、16日に出た。高市早苗首相が15日の全国戦没者追悼式の式辞で、アジア太平洋戦争の反省に全く触れなかったことを社説は批判している。

 戦前、国は無謀な戦争を国策として継続し、その結果数百万人の戦没者・戦災死者が出た。さらにアジアの2000万人もの無辜の人々を殺害した。その反省の上に、同じ過ちを犯さない、平和な日本・世界を作ると宣言するのが、まっとうな国の指導者の努めである。

 社説によると、衆議院選当選一期めの高市氏は、1994年10月予算委員会で、村山首相に「勝手に(国を)代表して謝ってもらっちゃ困る」と抗議している。村山首相は有名は村山談話(戦争を反省し、被害を与えた国々・人々に率直なお詫びをした)を出し、アジアの国々・人々に今でも高く評価されている。安倍首相以前の自民党出身の首相もそれを基本的に尊重している。

 高市氏は95年3月の外務委員会で、侵略への反省を表明した衆院の戦後50年決議の採択に先立ち、「私自身は当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりません」と言い放っている。

 2000年9月の憲法調査会では、憲法前文を「おめでたい」と揶揄し、「改憲の機会があれば真っ先に変えようと思う」と発言している。2002年のテレビ番組では、先の大戦は自存自衛のためだったと主張している。

 彼女は一貫して、日本は侵略などしていないから反省も謝罪も不要と考えている。首相になった今もその考えは変わっていない。鉄の「女」(英国の元サッチャ首相)を尊敬している人です。

 このような人を私たちの国は首相にしています。高市氏が首相になってから繰り出す戦前回帰志向の富国強兵政策は、筋書き入りの信念から出ています。本当に恐ろしいです。

 国の針路を正しい方向に変えるためには、高市政権を打倒するほかないと思います。

 

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