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文化・芸術

2017年1月23日 (月)

デイヅジャパン購読の勧め

 写真誌・デイヅジャパンを創刊時から定期購読している。世界の動き、特に中東やアフリカにおける紛争や戦争の実態、日本の問題では原発・沖縄・戦争法・在日米軍・自衛隊・環境問題・自然など、素晴らしい写真や生々しい写真と共に情報を提供してくれている。
 是非多くの人に、定期購読をお勧めしたい。そこで、一昨日届いたばかりの2月号で注目した内容を紹介したい。
 日本とウラン鉱山 1 広島型原爆の材料はどこから来たのか?   ここでは、アメリカが開発し広島に落とした原爆の材料は、カナダの先住民たちが暮らす地域のウラン鉱山から掘り出されたことを紹介している。
 カナダのノースウエスト準州に位置するポート・ラジウムの先住民・デネ族は、原爆用のウラン採掘作業で被曝し、がん等で多くの人が命を落としたが、自分たちの土地で採掘したものが結果として十数万人もの命を奪ったと、1998年広島を訪れ、過去を謝罪したそうだ。
 2 原発の材料はどこから来るの? ニジェールのウラン鉱山
  ここはフランス最大の原子力企業アレバの鉱山がある。1971年から開発され、その結果ウラン鉱山から出る放射性物質による汚染が進んでいる。
 その地域の家畜のみならず、住民にも痛ましい被害が続いている。しかし、フランス人のほとんどは、自分たちの電気を生み出すウランがどこから来るのか知らない。
 福島原発事故の影響で、世界のウラン開発のスピードが止まっているが、日本が再稼働をどんどん進めれば、世界のウラン採掘に拍車がかかる。その結果、核汚染が進み、その地域の住民の命と健康が脅かされる。
 僕たちは反核・反原発を目指しているが、ウラン採掘現場まで意識が届いていないことを反省させられる記事である。
 デイヅジャパンの1年間の定期購読料は、税込送料込みで、7,700円。問い合わせは、
電話 03-3322-0233. メール info@daysjapan.net
 

2017年1月16日 (月)

夏目漱石

 吾輩は猫であるが、朝日新聞に掲載されている。学生時代に読んだが、新聞小説の形で読むのも面白い。
 漱石が楽しみながら書いているのが、良く分かる。時々今日では差別語として使ってはならない表現もあるが、これは当時の差別問題に関する社会認識の低さからきている。
 猫の目をかりて、人間観察・描写が、現代社会でもそのまま当てはまる。明治の人間と今日の人間と人間性において大差ない。
 僕の卒業論文のテーマは、「夏目漱石と英文学」。高校生時代から漱石が好きだった。卒論を書くにあたり、彼の全ての本(日記や弟子との書簡集含む)を読んでいる。
 大学を卒業してから漱石の小説を読むのは、40数年ぶり。年輪を重ねてから読むと、若い時代に受け止めた感想と少し異なる。漱石に対する見方も少し変わる。
 時間の余裕ができれば、彼の色々な作品を読み返したい気持ちが高まってきた。

2015年12月21日 (月)

朝ドラ「まっさん」主演シャロットさんのミュージカル「シカーゴ」を観て

 15日、渋谷ヒカリエ11階の東急シアターオーブで、ミュージカル「シカーゴ」を観た。まっさんで大好きだったシャロットさんが主役と聞き、高い入場料11,000円をものともせず、東京まで観劇ツアーをした。ついでに前日、富岡製紙場を見学し、15日午前両国散策、春画展鑑賞については、以前のブログに書いた。

 さてブロードウェーミュージカル「シカーゴ」を観るのは、実は2回目である。7年前、ピースボート乗船し、ニューヨークで観た。ラッキーなことに座席は前列2列目。しかし、しゃべっている英語が早すぎて、内容がわからず消化不良。ただ本場でミュージカルを観たという思いでしか残っていない。

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 今回は日本語の字幕があったので、ストーリーはよく理解できた。しかし英語は部分的しか理解できなかった。僕の語学力不足に泣ける。

 座席は2階席。舞台から離れているので、迫力が感じられづ、またシャロットさんや他の女優さんのセクシーな踊りも臨よう感がなく、少し不満が残った。

 男性ダンサーの踊りはさすがプロ。文句なくうまい! 法廷の場面はユーモアがあり、役者の演技もうまいので、見ごたえがあった。

 舞台終了後シャロットさんともう一人の主演女優のトークがあった。会場内は写真撮影禁止なので、写真はない。通訳がついていたが、ミュージカルと異なり普通の会話なので、ほぼ理解できた。よい英語の訓練になった。

 司会の質問はありふれた内容。シャロットさんが自由に観客に語り掛けるトークだと思っていたので、少し残念だったが、久し振りにシャロットさんを見ることができ、満足感が味わえる観劇になった。

 余談だが、ヒカリエ6階レストラン街の沖縄料理を出す「うりずん」で、ゴーヤチャンプルーを食べた。店の雰囲気や味もよかったので、泡盛「残波」も飲んだ。今度渋谷界隈に行く機会があれば、是非また行きたいお店だ。

 

2015年12月 2日 (水)

第16回「満月まつりin浜松」

 11月29日、浜松市の龍泉寺で、満月まつりがあり、沖縄・原発のアピール者として参加した。

 今年で16回目を迎えるイベントだが、沖縄への思いを共通に持つ仲間が中心にやっているので、可能な限り参加している。このイベントは沖縄から始まり、今では全国各地で満月のころ開催されている。

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  ブルーシールズの皆さんによる演奏。

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NO!NO!BAND&TAKEUCHIの歌

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地引浩さんと生駒さんによる自作詩の朗読。

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 キヨミさんの詩の朗読

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 僕は「デイズジャパン」12月号に掲載された福島・沖縄辺野古の写真を示しながら、10月11月辺野古の座り込みに参加した報告と浜岡原発再稼働をストップさせるためにUPZ市民団体交流会が取り組んでいる活動紹介、及び僕の沖縄への思い・浜岡原発を完全に止めたい僕の決意を語らせてもらった。

 与えられた時間が10分だったが、後で主催者から20分も話しましたよと言われ、恐縮した。

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 めでたバンドの元気が出る歌。

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 飛び入りの歌声がお堂に響いた。

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 OSHOES. 彼がこの寺の住職。

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 SIRAKURA&YOSHIKOのグループは、本格的なジャズ演奏と歌を披露。音楽の街・浜松を感じさせた。

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 エンディング。この混成バンドの演奏で皆で輪になって沖縄の踊りをした。午後1時半から4時45分まで、長いイベントになったが、和やかなひと時を過ごした。

2015年8月13日 (木)

さだまさしの魅力

 妻がさだまさしのファンで、僕も巻き込まれてファンになってから、20年ぐらいになる。長崎・広島・奈良・山中湖・島原・名古屋・東京、もちろん地元浜松でのコンサートに足を運んでいる。

 彼の本が原作の映画も全て見ている。8月11日、日本武道館で行われた東北応援のチャリティーコンサートにも、妻と共に出かけた。

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 コンサートは撮影禁止のため、まさしの写真は無い。 僕がさだまさしが好きな理由はいくつかある。

①歌詞がよい。自分の感情や日頃思っていることに結びつく内容だから。友情出演の加山雄三さんも言っていたが、「案山子」の曲を聞くと、遠く離れたところに暮らす子供を思う親の気持ちに泣けてくる。

 「ああ、僕の親もこのような気持ちで、僕のことを心配していてくれたのだなあ」と。49年前、僕は三重県伊賀上野から九州の大学へ行った。

 ただうるさい親から離れたい、狭い故郷から遠く離れたところで一人気楽に暮らしたいとの自分中心の願望から。

 父・母は、農業をしながら授業料と生活費を仕送りしてくれた。父は農閑期土方をして、農業だけでは足りない家計を支えてくれた。

 毎月の仕送りは、現金書留め封筒で送られてきた。その中に必ず、父からの手紙が入っていた。僕も必ずお礼と近況を記した短い手紙を送るのが習慣だった。

 今はもう父・母は天国で暮らしているが、まさしの「案山子」を聞くと父母のことが懐かしく思い出される。

②さだまさしの平和を愛する気持ちに共感。 一般に芸能人は戦争や平和について、テレビやコンサートで語らない。しかしまさしは違う。ストレートではないが、きちんと核兵器廃絶や戦争反対の思いを語る。日本武道館でのコンサートでも、安保法制という言葉は出さなかったが、日本の国の将来を案じる思いや観客へのメッセージを伝えていた。

 長崎には彼の思いを発信する「ナガサキピースミュージアム」がある。

③演奏が素晴らしい。11日は佐渡豊さんや渡辺俊之さんが指揮するフルオーケストラ演奏(東京フィルハーモニー交響楽団)で特別だが、平常のコンサートでも彼のバンドは一流のミュージシャンが演奏している。倉田信夫さんのピアノ演奏は特に秀でている。

④トークが面白く、かつ内容がある。コンサートの四分の一ぐらいは、まさしのおしゃべり(トーク)。笑えて、励まされる。命や人間の生き方に関してのメッセージがよい。

⑤小説もよい。どこにそんな時間があるのだろうと思うが、どんどん小説を書いている。そのほとんどが映画化されているが、作家としての才能も見上げたものだ。

 こんなわけで、僕はさだまさしにはまっている。

2014年5月 9日 (金)

ジェームス三木講演会レポート

5月3日、憲法記念日袋井市民のつどいに、ジェームス三木さんに「憲法と私」と題して講演してもらった。参加者は242名。

 言葉を繰る仕事をされているだけに、話が面白い。ユーモアにあふれ、会場からは笑いが絶えなかった。固い学者の憲法講話でなく、人間味あふれる講演会となった。話題が豊富で多岐にわたったので、レポートしずらい。思い出すまま、箇条書き風に、印象に残った言葉(お話)を紹介したい。

* ジェームスという名前は、売れない歌手時代の名前。脚本家として歩むことになった時、売れなかった時代を見返してやりたい思いで、そのまま同じ名前を使い今日に至っている。

(ジェームス三木さんが歌手を目指したなんて知らなかった! 彼の脚本や小説に似つかわしくないので以前から疑問に思っていたことが、これで氷解した)

* 人間はもとは動物。闘争本能がある。敵の攻撃を恐れる。あいさつは、「私は敵ではありません。あなたを襲いません」というシグナルが、「おはようございます。こんにちわ」であり、特に西洋では初対面の人と目があったら必ず微笑むのも、相手を安心させる狙いがある。

* 芸能界のあいさつは昼でも夜でも、「おはようございます」。あれは身分差をつけるため。こんにちわ、こんばんわにはございますがつけられない。先輩にあいさつするのに、こんにちわ、こんばんわでは、相手を立てられない。

* 人間社会の秩序を作るため、ルールができた。正しい、悪いという価値観は権力者が決めた。宗教も人間社会の秩序形成に役立っているが、人間が神を作り、社会の秩序を守ってきた。近代では法律である。

* 本能を抑え込むために、倫理・道徳・憲法ができた。

* 憲法は権力者を縛るためにある。主権者つまり国民のほうから、憲法を改正したいというのは筋が通っているが、権力者のほうから憲法改正を言うのは、「泥棒がなわをくれ」というのに等しい。

* 自衛権と集団的自衛権は違う。いつ日本がアメリカを防衛する同盟国になったのか? (日米安保は、アメリカが日本を守る。そのために日本が基地を提供する取り決めに過ぎない)

* おごれるものは久しからず。アメリカはいつか滅びる。歴史的にいつまでも強大な例はない。ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスがそうだ。

* 自分は国民学校で教育を受けたが、ウソの歴史を教わった。天皇は神、日本の歴史は紀元2600年なんて、ウソだ。

*自分は 国に騙された体験から、政府を疑うようになった。

* 戦争は権力が権力を守るために行う。攻める側と侵入される側では、被害が全く異なる。

* 日本国憲法は世界中の憲法からよいところを取り入れて作られた。占領軍の押しつけ憲法という人もいるが、もともと日本という国は外国から色々なものを導入してきた。

* 文化は戦争しない。対立するのは政治家である。

* 人間はとんでもないものを子供・子孫に残そうとしている。核・原発である。

* 健康ブームだが、健康に一番悪いのが仕事。年を取って残るものはその人の人生。大いに楽しむべし。私たちにとって大切なものは、「楽しみ」=「期待感」。「さあ、どうなるのか?」

 自分は作品を作るとき、全て結果がわかるようにはしない。3割は客に考えてもらう余地を残すように心掛けている。

 質疑応答はあらかじめ紙に書いて提出し、ジェームスさんが答える方式だったので、やや緊迫感がかけた。

 うさぎホール380席をいっぱいにすることはできなかったが、よい講演会だったと思う。感想アンケートも好評だった。

2014年4月18日 (金)

ジェームス三木講演会を成功させるために

5月3日、袋井市でのジェームス三木さんの講演会がまじかになってきた。尊敬するジェームス三木さんの講演会をぜひ成功させたい。

 この講演会は、憲法記念日袋井市民のつどい実行委員会の主催で開催する。今年で28回目を迎えるが、これまで招いた講師の中でもっとも著名な方である。それだけに講演の謝礼も相当必要だが。。。。。。。。。。。

 先日実行委員会を開き、入場整理券の売れ行き状況を確認した。チケット販売は3か所の預り所と、実行委員が知人・友人に販売する。会場の定員は380人。入場整理券は1,000円。

 市役所売店 1枚。会場の月見の里学遊館 3枚。スーパーパディ内の花屋 0枚。 市の広報4月1日号にお知らせとして講演会の案内を掲載してもらったが、また3月上旬から市内全ての公民館・図書館に、ポスターを掲示してもらい、ちらしを置かせてもらったが、袋井市民で自ら足を運んでチケットを買ってくれた人はわずか4人!

 衝撃だった。これが袋井市の市民意識の実体かなと、悲しくなった。ジェームス三木さん脚本のテレビドラマや映画、また小説は多くの人が接している。そのジェームス三木さんが初めて袋井市に来てくれるのに、市民の反応は低い。僕のところに問い合わはゼロ。

 集まってくれた実行委員が販売した枚数(見通しを含む)は、170枚。 僕は30枚。まだまだである。会場が満席にならないと、ジェームスさんに申し訳ない。また僕たち主催者も大赤字を抱え込むことになる。

 結局、一軒一軒訪ねてお願いするほかない。講演の演題は、「憲法と私」。今日から毎日、戸別訪問をして、最近の憲法をめぐる世間話をしながら、講演会への参加をお願いするつもりである。

2014年2月23日 (日)

沖縄とつながる満月まつり

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 報告が遅くなってしまった。上の写真は、昨年11月16日、浜松市龍泉寺で行われた第14回浜松満月まつりに参加して撮影。

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 月桃三線団の演奏。このグループのメンバーがこのイベントを中心的にになっている。

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 インド人シタール演奏者、キショール・ゴーシュさんの演奏。めったに聞けない演奏に参加者はうっとりした。

 僕は「沖縄を語る」と題して、高江・辺野古・普天間について自らの沖縄現地での取り組みを紹介しながら少し話した。

 沖縄で満月まつりが行われるのに連帯して、日本の各地でこのような満月まつりが開催されている。音楽や歌・踊りを通して、沖縄の米軍基地問題を身近に考えてもらうよい機会だと思う。

 2月25日から沖縄(高江・伊江島・普天間)に行く。飛行機は午後なので、午前中にこのブログで改めて僕の沖縄への思いと、今回沖縄での行動について書きたい。

2013年2月27日 (水)

伊藤千尋さんの『うたの旅人』の記事を読んで

伊藤千尋さんの「うたの旅人」

 朝日新聞土曜日beに、毎回「うたの旅人」の記事が掲載され、楽しみながら読んでいる。色々な記者が担当しているが、2月23日の記事は伊藤千尋さんによるものである。

 伊藤千尋さんとは4年前ピースボートに乗船したとき知り合った。3年前には袋井憲法9条の会が主催した講演会に講師として招いた。昨年ピースボートに乗船した時も、水先案内人として乗船してこられ、船内企画「伊藤千尋のうたの旅人」は大好評だった。

 今回の内容は、坂本九が歌って大ヒットした「幸せなら手をたたこう」の由来である。この歌の元になったは、フィリピンの子どもたちがスペイン民謡として地元に伝わる歌を歌っていたのを、当時早稲田大学大学院生の木村利人さんが聞いて、そのメロディーにオリジナルの詞をつけたものである。

 坂本九が皇居前広場で昼寝をしていてOLが歌うのを耳にし、覚えて帰り、それにいずみたくが楽譜をつけて出来上がったそうだ。

 全くそのような経過を知らなかったので、興味深い記事だ。子どもたちのロカオ小学校、ダグパン市、旧日本軍による住民殺害、そして作詞した木村利人さんにまつわる話と、単なる歌の紹介でなく色々と考えさせられる記事である。

 伊藤千尋さんはいい仕事をされている!!!

2012年5月20日 (日)

ピースボート75回クルーズ地球一周の船旅に参加してーー乗客に説明をしない

4月27日(金)、朝早くデッキに出る。例によって多くの乗客が雑魚寝をしている。もう船の秩序は全くない。中には抱き合うように眠りこけているカップル(?)もいる。その隣で年配の方も寝ている。後で聞いたが、船底に近い4階ではクルーも部屋で眠ることができずフロアーで寝ていたそうだ。

 幸い海は静か。遠くに通り過ぎる船影が見える。漂流している僕らの船を、他の船はどうみているのだろうか?

 ブリッジのマストにロープが船首から張られている。よく見ると黒い提灯のようなものが2つつけられている。ウオーキングしている人に聞くと、それは漂流している合図だそうだ。夜は赤い光が点燈するようになっているとのこと。夜外に出ると、確かに点燈していた。

 船内新聞には漂流の件、いつ台湾に着くのか、全く記載が無い。いつもの船内企画の情報のみ。この日の朝食はシリアル。簡単な食事になれてきたが、どうしてこんな状況になっているのか、不便をかけていることへのお詫び、最後の寄港地・台湾でのツアーがどうなるのか、全く説明が無い。

 船内9条の会有志とともに、ジャパングレイスに「年配の方が心配だから見回りをすること。説明会を開くこと」を申し入れる。見回りについては「やっている」との回答だったが、説明会については検討しますとの返事のみ。

 午後放送で、「エンジン始動に向けて最後の点検作業を行っています」と、まもなく動くかのような案内が入るが、誰も信じない。事実この日も漂流を続けた。

 

 「日本にいつ戻れるのだろうか?」 「台湾の観光はなくなるのだろうか?」 「いつまで漂流を続けるのだろうか?」 「この船はどうなっているのだろうか?」

 乗客に不安とあせりが出てくるが、旅行を主催したジャパングレイス社及びピースボートから何の説明もない。