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経済・政治・国際

2017年7月23日 (日)

沖縄辺野古・高江最新情報 その6 不屈

 『 勝つまで諦めない 』
 これが現地で座り込む人々の合言葉である。ゲート前に座り込み、工事車両と作業員を基地内に入れないようにいくら努力しても、警察機動隊のごぼう抜きで排除され、工事車両がどんどん中に入っていく。
 僕が座り込んだ時もそうだった。
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 工事車両が入る時、防衛局が警察に事前に電話し、作業用ゲートの警備員(アルソック)にもその情報が伝えられる。ダンプカーなど作業車両が入る5分前ぐらいになると米軍基地内に待機している機動隊員がぞろぞろ出てきて、我々の前に立ち、前の人からごぼう抜きをする。
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 ゲート前の人々を排除した後、工事車両がどんどん入っていく。
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 ダンプには砕石が積まれている。日によって違うが、僕がいた時は多い日で170台。少ない時で、40数台。
 悔しい。排除された僕たちは、機動隊が作る”オリ”の中に入れられ、外に出ることができない。車列が長い時には、1時間以上も閉じ込められる。(中に入ったダンプが、出るまで待たされる)
 昨年現場のリーダー”山城博治”がいたころは、水曜日や土曜日大勢の人が集まり、一台も中に入れさせないときもあったが、最近では集まる人もそれほど多くはなく、ほぼ排除され、作業車の侵入を防ぐことができない。
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  生コンもたくさん入る。護岸の周りに置く「テトラポット』制造のためと思われる。車両が入るたびに,『 工事が進む 』と悲しい思いと悔しい思いが交錯する。
 しかし、あきらめて誰一人ゲート前に立たなくなったら、どうなるだろうか?
 政府・米軍は大喜び。マスコミは、沖縄県民は基地建設を容認したと報道するだろう。あくまでも新基地建設を許さないと、抗議の声を上げる、座り込みは民主主義の一形態である。
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 海上で頑張っているカヌー隊のメンバーも、同じ思いである。粘り強い抗議・監視が、連日沖縄では続いている。
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 15日、辺野古ゲート前の看板。工事はおそらく10年近くかかるだろう。この数字は万を超える。
 不屈の闘いで、作業断念に追い込みたいのが皆の気持ちである。

2017年7月22日 (土)

沖縄辺野古・高江最新情報 その5 キャンプシュワーブゲート前

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米海兵隊キャンプシュワーブゲート前午前8時ごろから猛烈に暑くなるr日傘や帽子は必需品8日座り込みに参加して撮影。
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基地の中は宿舎建設が進んでいるい。
 
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土曜日ということで大勢の人が集まったので、午前中は作業車の出入りはなかった。午後2時から、辺野古コミュニティセンターで、北上田さんによる「辺野古新基地建設事業の現状とこれから」と題する講演会があり参加した。
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 北上田さんはかなり楽観的な見方をしている。
『 国・防衛局は、県民に諦めさせるため、埋め立てが進んでいると見せかける必要性から、護岸工事で実際に砕石を海上に落としているが、100メートルぐらいでやめるだろう。ボーリング調査の結果、大浦湾の海底に空洞(サンゴでできている土地なので、海底にもガマがある)が見つかり、工事計画の見直しが迫られている。
 工事計画の変更には知事の許可が必要。さらにキャンプシュワーブ内を流れる川の工事には、名護市長の許可が必要。
 来年1月に名護市長選があるが、それまでは大規模な埋め立てがないだろう。もちろん準備作業はある。さらに護岸が台風で壊れないようにする作業も。 』
 僕は15日まで辺野古にいたが、必ずしも北上田さんが指摘する状況とは思われなかった。護岸を伸ばす作業も行われており、また戻ってからの沖縄情報では、工事用仮設道路建設のため、砂浜にダンプから砕石を落とす作業も行われている。

2017年7月20日 (木)

沖縄辺野古・高江最新情報 その4 高江の現状続き

 高江に行ったのは8か月ぶり。9日午前に、カヌーの練習をし、午後以前知り合った方と共に訪れた。その3で写真を掲載したが、全て9日に撮影したもの。
 日曜日は工事もなく、静かそのもの。当番の女性が一人。にも関わらず、アルソックの警備員はたくさんいた。
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 座り込みの人がいなくても、彼らは24時間体制で、警備している。山などその気になればどこからでも入れるのに、全く意味のない警備だ。税金のムダ使い。辺野古でも高江でも、政府は米軍基地を作るためなら金を惜しまない。
 10日月曜日は作業員が入る恐れがあるので、早めに現地に行った。
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 午前中N1表と言われるこのゲート前に座り込んだが、結局作業員は別の箇所から入った。
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 上の図(看板)にあるN1の2つのヘリパッド、H,Gの2つのヘリパッドは、昨年7月以降工事が再開し、突貫工事で一応作られてしまったが、ずさんな作業の結果、米軍に引き渡してから一度も使われていない。
 特にHのヘリパッドは斜面が崩落する心配がある。さらに土硬めも不十分。芝生も禿があちこち。作業員たちはその補修作業をするため山に入った。
 すでに必要な重機や材料が運び込まれているので、作業員を山に入れないのが高江の闘いとなっている。
 しかし以前と比べ、集まる人が少なく、また山に入る所は複数あるので、完全に阻止するのは不可能に近い。
 僕が高江にいた2日間は、オスプレイや他のへり訓練がなかったが、沖縄滞在中地元の新聞にはオスプレイの訓練が報道されていた。
 辺野古新基地ができれば、もっと頻繁に危険な訓練が行われる。高江の集落は以前人口が160人だったが、今は140人ぐらいに減少。やんばるの豊かな自然に憧れ、移り住んだ人たちが、オスプレイのために高江を去りつつある。

2017年7月19日 (水)

沖縄辺野古・高江最新情報 その3 高江の現状

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2017年7月17日 (月)

沖縄辺野古・高江最新情報 その2 山城博治さんと再会

 昨年10月にお会いしてから8か月ぶりに山城博治さんと会うことができた。
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 元気そのもの。10月末に微罪で身柄を拘束されて、5か月もの長期間拘置所に家族の面会も許されない状態で自由を奪われ、現在は無罪を勝ち取るための裁判闘争を闘っている。
 7月12日午後1時半から、第6回公判があり、運よく傍聴券を手にすることができた。
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 普通傍聴券を確保するための整理券は、裁判所構内で配布されるが、那覇地裁は異常だ。近くの中央公園で整理券(リストバンド)が午前11時から11時半までの間に配布される。午後の公判にもかかわらず、午前中に行かないと傍聴券を入手できない。
 希望者が多いので、当たるのはごく少数。
11時45分ごろ当選者の発表があった。
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 僕はラッキーだった。初めての参加だったが、見事傍聴券をゲット!
 裁判所に入れない人が圧倒的に多いが、支援者がたくさん集まり、事前集会が城岳公園で行われる。
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 挨拶する山内徳信さん。裁判が終わってから親しくお話しすることができた。僕が袋井市議会議員になったことをとても喜んでくれた。
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 参議院議員の糸数慶子さん。彼女はゲート前にもよく来てくれる。
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 久しぶりの山城博治さんのスピーチは力強かった。得意の歌『 沖縄今こそ立ち上がろう 』まで飛び出した。
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 約1時間の集会を終えて裁判所に入ろうとしたら、正門が封鎖されていた! 傍聴人は裏口から入らさせられた。
 しかも法廷に入るには、所持品検査と金属探知機のゲートをくぐらねばならない。
カメラ・携帯は預かると言う。
 静岡県内の裁判所ではありえない。怒れたので、係りの職員に、「貴方は何の権限で他人のかばんを開け、中をあらためるのか。」と、所持品検査を拒否し、金属探知機をくぐったら、ピーと鳴った。カメラや携帯が反応したようだ。
 仕方がないので、しぶしぶそれらを預けた。再度、金属探知機をくぐれと言うので、通過するとまたピーと鳴る。そうすると、係りの職員がボディチェックをする。実に不愉快だ。
 別の人も何も持っていなくてもピーと鳴った。この機械はおかしいと思い、もう一度くぐってみた。やはり、ピーと鳴る。ベルトのバッグに反応したかも。那覇空港で荷物を預けて金属探知機をくぐった時は、ピーと鳴らなかった。裁判所の機械がおかしい?
 公判が始まってさらに驚いたことに、裁判所職員が8名も傍聴人を取り囲むように座る。これは多分東京高裁でも経験したことがない。
 後で山城博治さんと話す機会があり、このことを話したら、『 この裁判は異常だよ。わざと物々しくして、まるで自分と支援者たちが”テロリスト”に見せかけようとしている。』と説明してくれた。
 この日は防衛局の稲葉証人の原告側尋問。驚いたことに、稲葉証人の顔を隠すために、大きな衝立が用意され、入ってくるとき・出る時は、全く傍聴人席からは姿が見えない。
 証人席も小型の衝立で覆われ、僕らにはどのような人物か姿が見えないようにされている。セクハラやレイプの被害者が証言する際にはそのような配慮も必要だが、相手は防衛局の幹部職員。裁判長の訴訟指揮に問題がある。
 途中の休憩をはさみ、公判が終わったのは4時過ぎ。添田さんの裁判も一緒に行われていて、稲葉証人に添田さんの弁護士が尋問。
 尋問内容は細部にわたっているので、ここでは省略するが、検察側の主張がことごとく崩れた。
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 事前集会には、右翼の街宣車も。大音量で近所迷惑にもかかわらず、警察は取り締まらない。

2017年7月16日 (日)

沖縄辺野古・高江最新情報 その1

 8か月ぶりに沖縄に行ってきた。見たこと・感じたこと・体験したこと、そしてそれらを通じて考えたことを、何回かに分けてレポートしたい。
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 辺野古の浜とキャンプシュワーブ(米海兵隊基地)。緑の半島のように見えるところが、辺野古崎。この辺野古崎付近の海が埋め立てられ、新基地が作られようとしている。
 この写真は7月14日午後3時半ごろ撮影。カヌー隊が戻ってきた。
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 大浦湾側から見たキャンプシュワーブ。
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 上の2枚の写真は、7日午前、船で大浦湾に出て撮影。このきれいな海(美ら海)を、日本政府は米軍のために埋め立て、軍事基地を作ろうとしている。以下の写真は全て7日午前に撮影。
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 k9護岸工事。陸地から100メートルぐらい伸びている。当初は砂浜の部分に袋に詰めた砕石を置く工事だったが、今では海に伸び、文字通り埋立が始まっている。
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 この海の殺人行為に手助けする海上保安官たち。
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 マイクの人物は、防衛局が雇ったマリンセキュリティー。黄色のライフジャケットは全て海上保安官。
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 マリンセキュリティーの船は、軍艦のように灰色。
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 カヌー隊 のメンバーが工事を止めるため、護岸部に入ろうとしている。
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 襲いかかる海保のゴムボート。
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 工事を止めるため、カヌー隊のメンバーは毎日現場に近づく が、その毎に海保に拘束される。
 この日は5艇が入り、5人が拘束された。船ごとこの海域から離れたところに 持って行かれ、解放される。
 僕は美ら海号というカヌー隊をサポートする 船に乗せてもらい、マイクで作業員や海保の人たち、マリンセキュリティーの人たちに、約1時間半ぐらい以下のように訴えた。
『 工事を止めてください。海の破壊を止めてください。海が泣いています。この工事の意味を考えてください。沖縄の宝である美ら海を破壊して、米軍に差し出す。その金は私たちの税金です。』
『 このような作業・仕事を、あなたたちは誇りに思えますか? 家に帰り、お子さんたちに自分の仕事を誇らしげに語ることができますか?
 
 いくら生活のためとはいえ、恥ずかしい仕事です。しかもこの工事は違法です。岩礁破砕の許可を得ていません。
 
 翁長知事をはじめ、沖縄の大半の人々が反対しています。どうか工事を止めてください!』
 『 海上保安官の人たちは、本来業務である海を守る仕事に立ち帰えってください。あなた方は、米軍の手先となっています。このような仕事に海の男の誇りが持てますか?
 
 沖縄の民意を踏みにじる新基地建設は、日本の歴史に汚点を残しますが、その手助けをしているあなた方の人生の汚点にもなります。 』
 マリンセキュリティーの人たちや陸地から「立ち入り禁止区域に入らないでください」と叫んでいるアルソックの警備員にも、同様な呼びかけを行なった。

2017年7月 5日 (水)

僕の沖縄への思い その5 山城博治さんと共謀罪

 沖縄への思いその5で、いったんこのテーマのシリーズを終えます。7日から15日まで沖縄に行くので、次回はそのレポートになります。
 「山城博治さん」
 彼との出会いは、8年前、沖縄県北部東村高江、米軍北部訓練場オスプレイのためのへり基地建設反対運動に参加して。
 それまでは名前も知らなかった。沖縄平和センター事務局長として、山城さんは平日の月から金曜日まで高江に常駐し、ヘリパッド建設反対運動の座り込みに参加されていた。
 軽四輪の自家用車に寝泊まりし、食事も現地で自分で作り、身を挺して、ヤンバルの自然を破壊し・高江住民の生活を脅かし・オスプレイが離発着できる基地建設が沖縄を半永久的に基地の島にさせると、反対運動を続けておられた。
 僕は退職して1年目は、ピースボートで世界一周したり、トルコやニュージランドに行ったり、国内旅行を楽しんだり、旅行三昧の生活を送ったが、2年目から沖縄に通うようになり、山城博治さんと共に、現地反対運動に加わるようになった。
 その彼が、昨年10月末から今年3月にかけて、実に5か月も警察に身柄を拘束された。直接の容疑は、高江のヘリパッド建設反対運動で防衛局が張り巡らせた鉄線1本を切ったということだけ。
 しかも現行犯逮捕ではない。その日、山から出ようとして、「署に来てほしい。」と警察車両に乗せられ、そのまま逮捕された。
 全くの微罪である。その後、以前の山城さんの行動が威力業務妨害罪にあたると、再逮捕。それは警察の言いがかりにすぎず、明らかに山城さんを闘争の現場に立たせないための予防拘束である。
 山城さんは癌患者であり、手術をして闘争の現場に戻ったが、体は注意が必要。それにもかかわらず、家族とも会わせず、微罪で5か月も拘留された。
 国連の人権を担当する専門家からも、日本政府に人権侵害と勧告されたぐらい不当な長期拘留だった。
 本土ではありえないことが、沖縄では行われている。おりしもその頃から共謀罪反対運動が盛り上がっていたが、まさに山城さん長期身柄拘束は、共謀罪を先取りするものであった。
 『 彼を現場に戻したら、再度威力業務妨害罪にあたる行為をするだろう。 』と、警察が想像し、事前にその行為をさせないために逮捕する。 残念ながら共謀罪が自民公明の強行採決で可決したが、これからは沖縄だけでなく全国津々浦々で、このような事前拘束が出てくることを恐れる。
 山城さんは裁判所から闘争の現場に立つことを禁じられているが、時々集会があれば挨拶をされる。僕が沖縄滞在中、再会できる機会があることを祈る。
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 昨年3月4日、辺野古の工事中止を政府が決めたニュースを聞き、喜ぶ山城さん。
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 高江のテントで。

2017年7月 2日 (日)

僕の沖縄への思い その4

 沖縄の米軍基地前で座り込んでいると、色々なことが見えてくる。学習できる。
①超党派での活動=オール沖縄
 沖縄でも自民対他党派の争いがある。しかし対米軍・米軍による犯罪では、一致団結して取り組んできた歴史がある。
 本土政府や政党の分断策があり、特に今年から来年の名護市長選、再来年の知事選に向けて、オール沖縄が機能しなくなる恐れがあるが、それでも自民党に所属していても基地建設は反対と、座り込みに参加する人もいる。
 元村長や元議員で保守派に属していた人も、新基地建設反対では「これは許せない」と、座り込みに参加し、マイクを握って挨拶をする。
 目的が一緒なら一緒にやる沖縄の運動から、本土の政党や活動家・運動体は多くを学んでいる。総がかり行動や原発反対運動がそうだ。静岡県でも、安保法制反対運動や原発再稼働反対運動は、総がかりでやっている。
②民主主義
 本土では民主主義は議会制民主主義と認識している人は多い。選挙で自分の意思を表示すると。座り込みやデモ・集会という形で、自分の意思を表明する、さらには自分たちが望む政治の実現に向けて、直接民主主義の一形態である『 体を張っての非暴力直接行動 』 に参加する人間は、1千億人以上いる本土の人口からすれば、極めて少ない。
 沖縄でもゲート前で直接行動に参加する人は130万人の人口からすれば、多いとは言えないが、人口比では圧倒的に沖縄が多い。
 韓国のパククネ大統領を退陣に追い込んだのも、民衆の街頭での行動だった。沖縄にいると、日本の民主主義の再生は沖縄から、という実感がする。

2017年6月28日 (水)

僕の沖縄への思い その2  

 沖縄は新基地建設反対やオスプレイ配備反対について、民主主義の基づく選挙(名護市長選・県知事選・衆議院参議院選・県議会選挙)で、明確に民意を表してきた。
 ところが日本政府は、それらを全く無視して、オスプレイを強行配備し、新基地建設を強行している。本土においてはありえないことが、沖縄では強行されている。
 一生懸命民意を表そうと選挙で戦っても、大和の政府はその結果を無視し、機動隊や海上保安官を大量に沖縄に派遣し、沖縄の民衆を弾圧する。
 沖縄の人々からすれば、『 どうすればよいのだ。 これは沖縄差別ではないか。 米軍支配の時代と何ら変わらない。 沖縄は日本の植民地か。 』 と、怒りが湧く。 
 さらにその怒りは本土の民衆(ここでは政府や自民公明・維新の会など新基地建設容認の政治家以外の一般大衆を指している)にも向けられている。
 『 あなたたちは、どう思うのですか?  ジュゴンが住むきれいな海が埋め立てられています。そのお金はあなた方の税金です。 米軍のために1兆円もの巨額の税金が使われるのを認めるのですか? 沖縄の民意が無視されるのは、民主主義破壊=地方自治破壊ですが、あなた方はどう思うのですか? 』
 江戸時代から続く沖縄(琉球)差別・支配に、沖縄の人々はどれほど悔しい思いをしているだろうか。沖縄戦で本土防衛のため筆舌に尽くしがたい犠牲を被ったのに、またしても沖縄に犠牲を押し付ける日本政府とそれを黙認する大和の民衆に、やりきれない感情を抱いている沖縄の人々のことを想うと、本当に申し訳ない思いがする。
 

2017年6月25日 (日)

僕の沖縄への思い その1

 23日、沖縄は戦後72年、日本に復帰して45年目の慰霊の日を迎えた。僕は残念ながら6月23日に沖縄でこの日を迎えたことはないが、沖縄に通い続ける一人として、沖縄の人々の複雑な心情に思いをはせることはできる。
 特に今年は、「やりきれない悲しみと怒り。安倍政権への不信感。」で、この日を迎えた沖縄の人々が多かったと思う。
 それを象徴するのが、安倍首相を見つめる翁長知事や列席者の『 目 』だ。インターネットでなんども色々な人がその映像を紹介しているが、本当に厳しい視線だ。『 お前は何のために沖縄に来たのか? 民意を無視して辺野古の海を埋め立てるお前に、負担軽減なんてウソを言ってもらいたくない。』と、その目は語っている。
 米軍支配から解放されると本土復帰を望んだが、それが45年経過しても何ら変わらない現実。それどころか、今度は大和(日本)の政府が沖縄の民意を無視して、新基地建設を強行する。沖縄を軍事植民地にする。
 沖縄戦を体験し、過酷な米軍支配=戦争に出撃する基地の島を体験してきた人々の戦争拒絶=平和願望は、本土に比べて強烈である。
 今、沖縄で日本政府がやっていること、今後やろうとしていることは、戦前の軍国主義=天皇制国家=帝国主義国家であった大和(日本)と何ら変わりはない。日本の安全のために沖縄を犠牲にする、沖縄の人々の人権・人格を無視する。
 この現実に本土に住む大半のヤマトンチュウ(日本人)は目をつむっている。無関心。多少関心があっても、何もしない。傍観。
 辺野古のきれいな海が連日ダンプトラックが運び入れる砕石で埋め立てられている。僕は毎日沖縄から送られてくるその悲しい映像を見ている。しかし、僕の現実も、沖縄の人々からすれば、傍観者だろう。昨年10月現地で地元の人々と共に工事阻止の現場に立ってから半年以上経過している。
 この間僕は自分のことで精いっぱいだった。袋井市議選で絶対に勝利すること、当選後は責任を果たすため、地域課題に取り組むために。
 6月議会が29日に終わる。7月上旬も重要なやるべき課題がたくさんあるが、それらが区切りがつく7日に、久し振りに高江・辺野古に行く予定である。

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