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経済・政治・国際

2017年11月11日 (土)

トランプと安倍

 トランプ大統領と安倍首相との会談で、日本が高額な米国製武器を購入する商談がまとまり、トランプは満足げに日本を去った。
 現在のアメリカは自国の雇用が確保され、儲かりさえすれば、兵器をどんどん輸出する軍事国家である。そこには倫理がみじんもない。
 また軍事的威嚇で相手を屈服させるため、北朝鮮の近くに空母を3隻も派遣するやり方は、まるで子供じみている。
 そこには話し合いで、政治的交渉で問題を解決しようとする姿勢はみじんもない。人類の発展・進化から野蛮な時代への後退である。
 そのようなアメリカを無条件に支持し、協力しているのが、安倍政権である。憲法の平和主義=武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する、を完全に無視している。
 強大な軍事力で平和を守るというアメリカの愚かなやりかたを、日本もやろうとしていることが怖い。行きつく先は,核武装である。
 北朝鮮に核の放棄をせまるその国が強大な軍事力を増強させている。相手が飲むわけがない。

2017年10月23日 (月)

衆議院選挙結果に思う

 早朝5時の議席獲得状況は、下記のようになった。(  )内は選挙前)
自民 283 (284)
公明  29 (34)
立憲  54 (15)
希望  49 (57)
維新   9 (14)
共産  12 (21)
社民   1 (2)
無所属  1 (11) 与党系
無所属 22 (27) 野党系
自公与党  312 (318) 三分の二議席310を上回る  全議席 465
野党     125 (109)
未確定 5議席
 選挙前のむなしい気持ちが、寂しい気持ちとなった。予想はしていたが、自民がここまで伸ばすとは。
 色々な原因があるだろうが(天候も含めて)、有権者の安倍政治を終わらせるとの意思の強弱が最大の理由だと思う。
 これでよいのかと冷静に日本の国の在り方を考えたら、このような結果にならなかったのでは。
 ただ全体として保守化が進んでいるには、否定できない事実だ。注目の沖縄では、4つの選挙区で、新基地建設反対派が全勝とはならなかった。
 残念ながら石垣島など多くの離島を抱える選挙区で、仲里さんが自民に敗れた。宮古など尖閣諸島に近い地域では、安倍政権の中国や北朝鮮の脅威宣伝と「強い自民が日本を守る」宣伝が功を奏したものと思われる。
 静岡県では3区の小山さんが81568票と、宮沢さんの97923票に迫ったのが注目されるが、当選には至らなかった。1区の青山さんが比例で復活当選したのはうれしいが、全体として自民の壁は厚かった。
 市民派の僕としては、中央の政治にかかわりなくこれまで通り、反原発・憲法9条を守る運動・辺野古新基地建設反対の運動を中心に、地域でこつこつと活動を続けたい。
 また地方議員として、やるべきことを確実にやっていきたいと思っている。

2017年10月21日 (土)

明日衆議院選投票日 むなしい思い

 明日が投票日。選挙予測では、自民・公明の過半数は変わらない。希望の党や維新・日本のこころなども、自民の補強勢力だから、最終的に投票結果が出ないと断言できないが、今回の選挙で日本が良くなるとは到底思えない。その逆の恐れが大だ。
 自分の小選挙区は静岡3区。自民の宮沢、無所属の小山、希望の鈴木3氏の争い。心から信頼し、投票したい候補者はいない。
 しかし棄権はしない。よりましな人を、安倍政権に少しでも反撃してくれる人を、の基準で、投票するつもり。
 比例区はある政党にしようと決めている。有権者の意思を正確に反映できるよう、今の選挙制度を改めるべきだと思う。
 憲法・原発・消費税・安保法廃止・沖縄新基地建設問題等、重要や課題がいっぱいであるが、選挙では単に1票の行使に過ぎない。
 これまでもそうだったが、自分の1票で、政治が大きく変わることはあまりなかった。沖縄を除いて、ほとんどの有権者は同じ思いを抱いていると思う。
 どこの党にも所属していないので、国政では参議院全国区を除いて選挙運動をやったことがない。1票を投じるのみ。
 熱い思いで選挙運動をやっていれば、このような虚しい気持ちにはならないだろう。重要な選挙にも関わらず、いわば傍観者的な立場に立っているから、むなしいと自己分析している。

2017年10月15日 (日)

辺野古キャンプシュワーブゲート前での座り込み現況 文章編

 4日午前8時前にキャンプシュワーブゲート前に着いた。その前にカヌー隊が朝のミーティングをしているところに行き、挨拶をしたのでゲート前に着くのは遅れた。
 水曜行動の日は大勢集まっていたが、意外に少ないのに驚いた。40~50名ぐらい。この日は、伊波さんがリーダー。
 彼の話によると、ダンプを止める行動は国頭村と本部町でも行われている。採石場から出るダンプを地元の人を中心に止める活動が活発に行われている。
 少しでも工事を遅らせたい・止めたいと沖縄の人々が必死に頑張っている。実際、この日は国頭からの工事車両を半日遅らせた。
 しかし本部からの工事車両が9時前に来て、警察の排除が8時55分から始まった。本土からの応援警察は来ていない。我々は非暴力に徹している。体を持ち上げられ、排除・オリに入れられる。
 残念ながら9時15分には工事車両がゲートの中にどんどん入っていった。2回目の排除は12時前。3回目は午後3時過ぎ。150台ぐらいのダンプやコンクリートミキサー車、その他工事車両が機動隊に守られて米軍基地内に入っていった。
 こうしたことが日常的に行われている。しかし木曜日と土曜日はこの間阻止に成功していることを後で知った。
 ゲート前では参加団体の挨拶が行われる。午前は大宜味島ぐるみ会議・本部島ぐるみ会議・名護島ぐるみ会議、栃木県から来たグループの代表の挨拶があった。
 午後も同様な活動が4時ごろまで続けられた。「勝つまで諦めない」 どんなに排除されても座り組む人がいなくなれば、政府は地元が容認したと工事を更に進める。
 沖縄の10月上旬は、本土の真夏。ゲート前は30度を超す。海での抗議行動については次回レポートするが、陸でも海でも粘り強い工事阻止の活動が継続されている。
 

2017年10月13日 (金)

辺野古キャンプシュワーブゲート前での座り込み現況

 沖縄に着いて翌日4日、まる一日辺野古の座り込みに参加した。写真で現況をレポートします。
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高江に米海兵隊ヘリ炎上・大破に抗議する

 10月10日、高江の集落近くで、普天間基地所属の海兵隊CH53ヘリが
訓練中に火災が発生し不時着・炎上・大破する事故が起きた。恐れていたことが起き、抗議したい。
 僕は10月5日午後、高江を訪れた。N1テントで住民の伊佐郁子さんから、小さな子どもさんがいる若い世代の住民が、危険を感じここから出て行ったので、人口が160人から130人に減少している話を聞いたばかりだけに、衝撃を受けている。
 高江の集落を取り囲むようにヘリパッドが作られ、オスプレイやCH53などのヘリ訓練が激増している最中での事故である。
 住民の心配が的中した。「こんなところに住んでおれない」と、さらに移転される方が出るのではと心配だ。
 やんばるの森に囲まれた高江は、ヘリパッド工事が始まる前までは本当に環境豊かな素晴らしいところだった。
 その環境にあこがれ、他地域から移住してきた若い世代も多かっただけに、今回の事故は深刻な影響を高江にもたらす。
 住民の会が「北部訓練場の返還」を求める声明を出したが、全面的に賛成である。

2017年10月10日 (火)

衆議院解散・総選挙 沖縄で感じたこと その2

 今日10日が選挙告示日。すでにマスコミは選挙関連の報道でいっぱい。各政党の公約も明らかになってきた。
 安倍自民党は北朝鮮の脅威から日本を守る、そのために憲法9条に自衛隊をきちんと書き込む必要があると、憲法改正を主張している。日米同盟の強化や沖縄負担軽減のため、辺野古新基地建設を進めるとの従来の立場も変わっていない。
 沖縄に身を置いて、希望の党や日本維新の会などを含め保守政党の「日本を守る」との主張を聞くと、『 誰を守るのか? 』 との疑念がわく。
『 沖縄の住民を守る=平和な生活や憲法で保障された基本的権利を守る 』 という沖縄にとり大切な視点がすっぽり抜け落ちている。
 沖縄に24機も配備されているオスプレイ、嘉手納基地に配備されている各種戦闘機や偵察機は、我がものがおに沖縄の空を飛び、住民の生活を脅かしている。
 特にオスプレイはいつ墜落するかも分からない。低周波の騒音は耐え難い。5日午後、海兵隊の北部訓練場がある高江に行った。6つのヘリパッドが作られた結果、オスプレイを含む各種ヘリの訓練が激増している。
 住民の伊佐郁子さんによると、当初160人の人口が今は130人。特に小さな子どもを抱える若い世代の住民が、 『 子どもを守るために 』、 他地域に転出するようになった。高江小の児童はわづか8人に減少。中学部は無くなった。
 福島と同様に自主避難だから、なんの補償もない。自己責任。これが沖縄の現実である。

2017年10月 9日 (月)

衆議院解散総選挙と沖縄 現地で感じたこと その1

 10月3日から7日まで、沖縄辺野古に行ってきた。本当はもっと長く滞在し、座り込みやカヌーに乗って、新基地建設反対の運動に参加したいのだが、議員になってから日程のやりくりが難しくなり、短い参加となったのが残念である。
 大義なき衆議院解散・選挙で、沖縄でも短期間で準備を強いられ大変な状況であるが、現地で語られた声を、まず伝えたい。
 6日、7日に前衆議院議員の玉城デニーさん、赤嶺政賢さん、照屋かんとくさんのお話を直接聞く機会があった。また名護市長稲嶺進さんの挨拶は2回聞く機会があった。さらに辺野古の現場で頑張っている全ての人に共通する認識・考えは、以下の通り。
 
 『 本土では基地問題は全く争点になっていないが、沖縄は違う。この選挙で改めて新基地建設NOの民意を示そう。
 選挙を住民投票ととらえて、安倍政権に明確に形として、数字で、辺野古埋め立て阻止・オスプレイ撤去の民意を表そう。
 この選挙は4区全てで勝利しなければならない。一つでも落とすことがあれば、安倍政権側からオール沖縄が崩れたと攻撃される。
 来年1月の名護市長選、来年秋の知事選に勝利するためにも、皆で力を合わせ、全力で取り組もう。 』
 沖縄では希望の党からの立候補者はゼロ。3年前の衆議院選と全く同じ。新基地容認の自民・公明の与党対、野党共闘の激突。
 本土とは状況が異なる。分かりやすい。僕の知っている沖縄の人々は全て基地建設反対だから、選挙では何も応援ができないが、祈るような気持ちで野党共闘4人の当選を見守りたい。
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2017年10月 3日 (火)

沖縄独立論とカタルーニャ州の独立を求める投票について

 スペインのカタルーニャ州での独立を求める住民投票は、90%以上の賛成だと報道されている。僕はバルセロナに2回行ったことがあるので、非常に興味を持ってこの一連のニュースを見ていた。
 さらにイラクのクルド人自治区における同様の投票も。一つの民族が文化的・精神的にまとまりたいと願うのは、自然なことだと思う。さらに経済的にも自立できるなら、政治的独立を求めるのは当然である。
 現在沖縄では、沖縄の自己決定権の権利とのからみで、沖縄独立論が取りざたされている。辺野古の座り込みでも、時々そのための学習会のちらしを配布する人がいる。
 9月23日、デンマーク牧場まきばの家であった友寄隆静さんの「沖縄の心こそー沖縄の歴史と現実ー」と題する講演会でも、このことが話題となった。
 友寄さんの用意された講演レジメに、下記の内容が記されていた。
 このまま行くと沖縄と日本の関係はどうなるのか・・
  沖縄の自己決定権の行使に伴う沖縄独立論の方向
  パラオ共和国・・人口2万人、米国の信託統治から1994、10,1独立。68%が住民投票で
  賛成。非核、非武装憲法、産業は観光
  マルタ共和国・・人口409,000人、面積316㎢、1964、9,21独立。通貨はユーロ
  カトリック教会300
  僕は最初このレジメを見て、すごく興味を持った。友寄さんは時間の関係でこの部分に触れることがなかったが、質疑の時間にある女性がこの項目に関して質問。
 友寄さんは、心情的に賛成であるが、日本には友人が多い。学生時代同志社大学で学び、お世話になった人たち、また浜松の溝口正先生などの顔を思い浮かべると、日本と縁を切って独立することにためらいを感じると答えられた。
 僕は講演会終了後の交流会でこの問題を議論したかったが、遠くから参加された方を袋井駅まで送ってほしいと依頼されたので、友寄さんとこの問題を話し合うことができなかった。
 今、日本は、衆議院解散・総選挙の話題で持ち切りである。希望の党?、民進党分裂、枝野さんが立ち上げた「立憲民主党」のニュースや、自民党の公約(憲法改正など)を、マスコミは大きく繰り返し伝えている。
 しかし沖縄の辺野古新基地を認めるのか断念させるのかについては、各政党がどのような考えを持っているのか報道されることは皆無である。
 オスプレイの事故に関連して翁長知事のコメントが短く報道されたのみである。
 しかし、沖縄は違う。辺野古新基地建設反対・オスプレイの撤去が、最大の争点であり、3年前同様に、辺野古に反対する現職の4人と自民との対決となっている。
 3年前の選挙では、自民の候補全てを破り、基地建設反対を明確にした4人が勝利した。今回もそうなることを願っている。
 オスプレイの石垣島空港への事故による着陸、シリアでの墜落、昨年名護市での墜落大破事故などで、沖縄ではオスプレイ撤去を求める声が高まっている。日常的に危険にさらされているから、世論がそうなるのは当然だ。
 辺野古新基地が完成すれば、それが半永久的に固定化される。安倍首相にとり、今が解散のチャンスかもしれないが、沖縄では逆風が吹いている。民意は、基地建設を強行する安倍政権にNOと出るだろう。
 話を沖縄独立論に戻す。民主主義に基ずく民意を示しても、日本政府はその民意を全く無視して、オスプレイを強行配備し、辺野古の海を埋め立て新基地を作ろうとしている。
 今回の選挙で民意を示しても、また仮に希望の党が政権を取ったとしても、恐らく事態は変わらないだろう。
 裁判で基地建設を止めるのも限界がある。裁判官は国家権力のほうを向いている。
 沖縄の海・陸・空は、沖縄のものである。戦争のため・米軍のために使わせないと願う沖縄の心は、自然な感情であり、沖縄の平和な生活を守り、豊かな自然を未来の世代に残すために、沖縄のことは沖縄が決める=自己決定権を求めるのは当然だと考える。
 僕は沖縄独立論に賛成であるが、段階を踏む必要があると考えている。スコットランドのように、自治政府を認めさせる運動から始めたらどうだろうか。
 中央政府に対し、地方政府。アメリカの各州でもそうなっている。世界では地方政府が、教育や住民と密接な分野で独自の法律を制定し、制度も異なるところが少なからずある。
 独立の是非を問う住民投票の前に、自治政府を求める住民投票を提唱したい。沖縄県が本気でこの住民投票をやれば、本土の人間が真剣に沖縄のことを考える機会になると思う。
 * 友寄さんは、沖縄が独立することは日本の人たちと縁を切ることになり、それはためらわれると話された。僕は政治的に独立国となっても、人間と人間の関係は問題ないと考えている。
 韓国の人々に親しみを持っているが、国が違っても人間関係には全く影響しない。それはどこの国の人々との関係もそうである。観光や文化・経済分野など、人とモノ・文化の交流は、変わらなく永続的に続く。
 パスポートや関税などの問題は、小さな問題である。

2017年10月 1日 (日)

”希望の党?”への疑問と民進党・前原代表の歴史的過ち

 政治の世界は一寸先は闇と言われるが、本当にそうだ。民進党の代表選挙で選ばれたばかりの前原代表が、希望の党?への合流を打ち出し、選挙では民進党から候補者を一人も出さない決定をした。
 僕は民進党の支持者ではないが、自民・公明よりは相対的にリベラルだと思っていた。安保法廃案では、共闘できる政党だと評価していたが、小池百合子代表の希望の党?合流で、第2自民党が増えるだけだと失望している。
 まず小池百合子代表をどう見るか、僕なりの見解を述べたい。 9月1日、関東大震災で虐殺された朝鮮人慰霊祭に東京都知事として初めて追悼文を出さなかったことに見られるように、彼女の歴史観や政治家としての理念・考えは、極めて保守的である。安倍首相ほどではないにしても、自民党の右寄りの人と何ら変わらない。
 民進党から合流する人物を、「安全保障や憲法観で一致するのが必要最低限」と、リベラルな人を排除するつもりであることを匂わせている。
 現に排除される予定の人物の名前が、ネットでは流れている。原発に関する政策は、自民・公明に比べると評価できるが、辺野古新基地建設や安保法に基ずく自衛隊の米軍と一体となった戦争参加といった分野では、恐らく自民・公明と何ら変わらないだろう。
 憲法9条改正(改悪)問題でも、真正面からの取組は先送りされるだろうが、それは国民の反発を今受けるのは得策ではないとの判断に過ぎないとみている。選挙が終われば、自民の改憲に協力するのではと危惧している。
 維新の会や民進党の右寄りの人たちを取り組んだ”希望の党?”には、全く希望が感じられない。
 民進党を解党に追い込んだ前原氏に対しては、僕はもとから警戒感を持っていた。代表戦では枝野さんが選ばれることを期待していたが、そうはならなかった。しかし、今回の希望への合流決定判断にはあきれる。
 政党の党首として失格である。野党共闘を積み重ねてきた人々や政党に対しては、裏切りである。民進党から選挙に立候補しようとしていた人々を、小池さんに売り渡す・その軍門に下ることを強要する結果を招いた。
 組織のリーダーとしてその構成員を守れないのは、最低である。選挙の結果がどうなるか現段階では誰にも分からないが、日本の針路が危険な方向に向かう手助け・その引き金を引いた点で、歴史的過ちを犯したと僕は思っている。
 

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